犬の首輪はつけっぱなしにしたほうが良い?メリットとデメリット

あなたは、愛犬の首輪をつけっぱなしにしていますか?
つけっぱなしにしている人もいれば、散歩のときだけつける人もいるでしょう。
この記事では、首輪をつけっぱなしにするメリットやデメリットをご紹介します。 2020年12月05日作成

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犬の首輪をつけっぱなしにするメリット・デメリット

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まずは、首輪をつけっぱなしにするメリットとデメリットをご説明します。
ここを読んだ上で、愛犬に首輪をつけっぱなしにするかどうかを考えてみてはいかがでしょうか?

メリット1:迷子になった際に見つかりやすい

首輪をつけっぱなしにしていると、急に犬が外に出てしまって迷子になったときにも見つかりやすいというメリットが挙げられます。
室内にいると、犬が脱走するタイミングというのはあまりないでしょう。
しかし、玄関ドアやどこかの窓が開いており、そこから脱走してしまうということは稀にあります。
そんなときに首輪をつけていることで、外見の特徴から見つかりやすくなるでしょう。
また、迷子札をつけていれば発見され次第すぐに飼い主のもとへ連絡がいくはずです。

メリット2:来客時にコントロールしやすい

来客に対して執拗に吠え始めた場合、犬をコントロールすることは難しいです。
しかし、首輪をつけておくことで別の部屋に連れて行ったりケージに入れたりするなどのコントロールをすることができるでしょう。

デメリット1:首まわりに負担がかかる

首輪をつけっぱなしにすることによる一番のデメリットは、皮膚が擦れたり蒸れたりすることです。
それが原因で皮膚疾患や抜け毛、毛玉に繋がることがあります。
また、首輪が重いことによる首への負担もあるでしょう。

デメリット2:事故の可能性

首輪をつけっぱなしにすることで、部屋のどこかに引っかかってしまい身動きを取れなくなることがあります。
身動きを取れないだけであれば、まだ良いでしょう。
場合によっては、どこかに引っかかることで首が締まり、命に係わる可能性も考えられます。
室内での事故を避けるために首輪をつけっぱなしにしない、という飼い主も多いはずです。

デメリット3:においの原因になる

首輪をつけっぱなしにすることで、体臭が染み付いてしまうことが考えられます。
菌が繁殖してしまい強いにおいがついてしまったら、犬をシャンプーしたとしてもにおいを落とすことは難しいです。
さらに首輪についている菌が、犬に移ってしまうこともあるでしょう。
そうなると皮膚疾患などの原因にもなるため、注意しなければなりません。

犬に首輪をつける際のポイント

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首輪は、ただつければ良いというわけではありません。
ポイントを抑えておくことで、首に負担がかかりにくくなるでしょう。

負担のかかりにくいものをつける

もしも首輪をつけっぱなしにしたいのであれば、首に負担のかかりにくいものを選びましょう。
革製などの固い素材が使用されているものは、重さや皮膚との擦れなどで負担がかかります。
そのため、なるべく軽くて柔らかいものを選ぶと良いでしょう。
ただし、柔らかいものは大きな力を加えることで壊れてしまう可能性があります。
大型犬の場合は、軽くて柔らかいものは避けたほうが良いかもしれません。
その代わりに、皮膚に優しい素材のものを選ぶと良いでしょう。

定期的にきれいにする

首輪をつけっぱなしによるにおいを予防するためには、ドッグランや散歩から帰ってきたときにその都度きれいにすることが大切です。
洗える素材であれば犬用の洗剤を使用して洗えば良いですし、革製などで洗えない場合は天日干しなどをしてしっかりと殺菌をしましょう。
こまめに殺菌をすることで、強いにおいの原因にはなりづらくなります。

犬の首に負担がかかりにくい首輪4選

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最後に、首に負担がかかりにくい首輪をご紹介します。
首輪をつけることで皮膚に異常が現れる際は、首に優しいものを選んでみてはいかがでしょうか?

犬の首に負担がかかりにくい首輪(1)Easy walk

ナイロン製の、軽くてつけやすい首輪です。
メッシュライニングにより、通気性と強度に優れています。
リードをつけるリング部分は強度の高いステンレススチールを使用しているため、壊れにくいのに、軽くてつけやすい優れモノです。
光を反射する3Mリフレクターによって、夜間の散歩も安心して楽しめるでしょう。


イージーウォークカラー 犬

犬の首に負担がかかりにくい首輪(2)コンフォートフレックス リミテッドスリップカラー

犬の首への負担を考慮して作られた首輪です。
首にあたる部分がパット入りナイロンクッションになっているため、首への負担を和らげてくれるでしょう。
また、ハーフチョークタイプになっているため、しつけをするときにも最適です。
しかし、つけっぱなしにするものではないため、散歩時につけるようにすると良いでしょう。


コンフォートフレックス リミテッドスリップカラー

犬の首に負担がかかりにくい首輪(3)本革製迷子札付きチョーカー

本革製でありながら、まるでつけていないような軽さです。
内側には被毛に引っかかりにくいPPテープを使用しているため、擦れによる抜け毛や毛玉の心配も少ないでしょう。
迷子札付きなので、万が一のことがあっても安心です。
ただし、あくまでチョーカーですのでさらに首輪をつける必要があります。


本革製迷子札付きチョーカー

犬の首に負担がかかりにくい首輪(4)タータンチェック 軽量 犬 首輪 革 レザー

タータンチェック柄がとても可愛らしいです。
ナイロン製であるため、首への負担も少ないでしょう。
また、日本の工場で職人がひとつずつ手作業で作っているため、丁寧な仕上がりが特徴です。


タータンチェック 軽量 犬 首輪 革 レザー

なるべく首輪のつけっぱなしはせず、首に負担がかからないように!

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犬の首輪をつけっぱなしにしておくことはメリットがありますが、それ以上にデメリットもあります。
皮膚が擦れることで皮膚疾患や毛玉になることもありますし、犬の体臭が首輪に移ってしまうこともあるでしょう。
もしも首輪をつけっぱなしにしたいのであれば、なるべく首に負担のかからないものを選ぶようにすると良いでしょう。

参考サイト

Wanwan Square Garden(参照日:2020-11-05)
https://item.rakuten.co.jp/wansuku/tl-c/

ゴルパラ(参照日:2020-11-05)
https://item.rakuten.co.jp/auc-golpara/10000427/

SUZUKOUBOU(参照日:2020-11-05)
https://item.rakuten.co.jp/suzukoubou/10001954/

MOBILE PLUS(参照日:2020-11-05)
https://item.rakuten.co.jp/mobileplus/dc013/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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