猫がうっとりするマッサージの方法は？話題のねこじゃすりも！

猫はリラックスするときや気持ちを落ち着かせたいときに、自分を舐めて毛づくろいをします。また、母猫が子猫を舐めて愛情を示すこともしばしば。人がマッサージしてあげることでも、同じような効果が期待できます。

ただし、どこでもマッサージしてもいいわけではありません。猫の機嫌がいいときに、嫌がらない場所を探ってマッサージしてあげましょう。頭や頭の後ろ、耳や耳の後ろ、額、頬、顎、首筋、肩といった場所を指の腹で撫でたり、軽く押したりするのがおすすめです。

お腹や足(肉球) は嫌がらない猫だけさわってOK。また、猫は気分が変わりやすい動物なので長時間撫で続けないよう注意しましょう。猫がちょっと物足りないと感じるくらい短めにしておけば、嫌われる心配がありません。

大好きな飼い主さんの手でマッサージされるのは、猫にとってとても気持ちが良いものですが、マッサージグッズやグルーミンググッズを使ってマッサージするのもおすすめ。

なかでも今、愛猫家の間で注目を集めているのは「ねこじゃすり」！猫の舌を再現したヤスリ状のグルーミンググッズで、愛猫のうっとり顔が見られることで話題です。ほかにもブラシやローラーなどさまざまなグッズが発売されているため要チェック。

特に飽きっぽくて気分が変わりやすい猫は、グッズを活用して短時間でしっかりマッサージ効果を得られるようにしてあげましょう。

ここからは、猫のマッサージに使えるおすすめのマッサージ＆グルーミンググッズを紹介します。人気のねこじゃすりからベーシックなアイテムまで幅広く紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。複数のグッズを使い分けるのもおすすめです。

天然の豚毛をブナ材に植毛した、ドイツの老舗ブラシメーカーRedecker(レディッカー) のグルーミングブラシ。切れ毛が起きづらく、お手入れも簡単なので日常使いにもぴったり。柄についた猫ちゃんのイラストのワンポイントもかわいいですね。

やわらかすぎない天然の豚毛をハンドメイドで仕上げたブラシがほどよい刺激を与えてくれます。短毛種・長毛種両方で使えますが、長毛種に使う場合はスリッカーブラシで毛を梳いた後に使うのがおすすめです。

ブラッシングが苦手な猫のケアにも使えるグルーミンググローブ。シリコンラバーが、一度撫でただけでしっかりと抜け毛をキャッチしてくれます。

肌に心地よい刺激を与える凹凸がマッサージ効果をアップさせつつ、キャッチした毛は簡単に取れるのが魅力。夏場でも手が蒸れないメッシュ素材でできているうえ、手首の部分がマジックテープになっていて着脱も簡単と、飼い主さんにとってもうれしいアイテムです。

ピンクのデザインが可愛い、猫用の全身マッサージグッズです。先端はやわらかいブラシのローラーがついていて、片方で撫でるようにマッサージしたり、二つのローラーで挟んだりといろいろな使い方ができます。

顔や頭、背中、おしりの周りなど、全身をコロコロしてあげましょう。グリップ部分も握りやすい形になっているので、角度を問わず、楽に持ってマッサージをしてあげられるのも魅力です。

ヨーロッパのLFGB基準を満たしている、安心の猫用シリコン製マッサージブラシ。シリコンの突起は猫のアンダーコート(皮膚の近くに密集して生えているやわらかな毛) に届くので、抜け毛の多いダブルコートの猫のケアにも使えます。皮膚を傷付ける心配がないシリコン製なのでどの子にも安心して使えるでしょう。

また、突起の幅が広いので取れた毛を取り除くのも楽々。さらに水洗いもできるので、いつでも衛生的に使えるのもポイントです。

猫の舌のざらざら感が再現された形状の猫専用のヤスリです。抱っこやブラッシングが苦手な猫でも、仲の良い猫にグルーミングされているような感覚で、大人しくお手入れさせてくれるかもしれません。

長毛種にはおすすめできませんが、短毛種ならマッサージ効果と抜け毛の除去、美しい毛並みの保持が期待できます。使った後は水洗いでき、気になるときはアルコール消毒も可能。衛生的で手軽に使えるマッサージグッズです。

天然素材のサイザル麻とシュロを採用した、安心の日本産ブラシ。ブラッシングとマッサージの両方が一度にでき、頭や頬、首、腹、足、尾など全身に使えます。嫌がらない場所を、優しくゆっくりと毛に沿ってブラッシングしてあげてください。お腹や足、尾は敏感なので猫の反応を見ながらそっと撫でるようにしましょう。

猫のしっぽ型をした可愛いデザインに加え、中性洗剤を使って洗える使いやすさも魅力です。

猫にとって、飼い主さんからのマッサージは自分で毛づくろいをしたり仲のいい猫同士でグルーミングをし合ったりするような感覚。存分にリラックスしてもらえるよう、ふれてもいい場所に気をつけつつ、毛の流れに合わせて優しくマッサージしてあげてください。

いろいろな便利グッズがあるので、使いやすく猫が気に入るものを使って距離を縮めていきましょう。