猫が嫉妬深いって本当?
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猫は気まぐれでたまにしかデレてくれないイメージがあります。
しかし人間と同様に感情が豊かであり、もちろん嫉妬することもあります。
実は自分に1番注目してほしいという気持ちがあり、飼い主さんの視線に常にフレームインしたいという欲求を持っています。
猫が嫉妬深いというのは意外かもしれませんがそれだけ感情が豊かということは頭が賢い証拠でもあります。
愛猫が頭を擦り付けてきたり、飼い主さんの進路を遮ってこちらをじっと見つめてきているときは嫉妬してそれを訴えているのかもしれません。
愛猫が嫉妬しているときは早めに対処したいものですが、どのような行動をするのでしょうか?
猫が嫉妬しているときに見せる行動を紹介します。
猫が嫉妬しているときに見せる行動5選
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①飼い主さんにすり寄ってくる
飼い主さんがなにか作業をしていたり、違うことをしていると頭を擦り付けてきたりしてすり寄ってくることがあります。
これは自分に注目してほしいとアピールしており、見てほしいと直接行動に出ているのです。
わかりやすいしぐさの一つであり、飼い主さんはなかなか忙しいかもしれませんが愛猫がすり寄ってきたらすこしかまってあげることが大切です。
愛猫が満足すればヒョイっと退いてくれますよ。
②鳴き声をあげる
猫は人に対しては鳴くことでコミュ二ケーションを取ることが多い生き物です。
特に飼い猫は人のように言葉は喋れませんが、人間同士が言葉でコミュニケーションを取っていることを理解しており、鳴き声をあげることで人に伝わりやすいことを知っているのです。
飼い主さんの方をじっと見つめて鳴き声をあげているときは、嫉妬から鳴き声をあげている可能性もあります。
特に多頭飼いのご家庭で他の子を構っていると、にゃーと鳴いて近づいてくるときは嫉妬から私も撫でてとアピールしています。
③甘噛みする
飼い主さんに対して甘噛みをしてきた時は、実力行使に出ようとしている可能性があります。
猫は元々動くものに噛みつき動きを止めます。
甘噛みをして「ちょっとまって」と抗議しているのかもしれません。
嫉妬の度合いが高いと噛み付いてくることがあります。
猫が噛み付いてきたときは強く噛まれると怪我する可能性もあるため、あまりにも力が強い場合には制してやめさせるようにします。
④邪魔をしてくる
よくパソコンなどをしていると、キーボードの上に乗ってきて飼い主さんの作業を邪魔することがあります。
こんなときはまさに「そんなことしてないで私を見て」とアピールしている証拠です。
飼い主さんに1番注目されたいと考えている愛猫は人や猫だけでなく、物などにも嫉妬することが度々あります。
お子さんの宿題を邪魔している様子をSNSなどで見かけますが、まさに宿題に嫉妬しておこす行動の一つになります。
猫的には「それよりも私と遊んでよ」と身体全体を使って訴えているのですね。
なんとも微笑ましい光景ですが、作業が進まないのは困り物です。
⑤視線で訴える
目線は全てを語ります。
猫は信頼度が高くなるほど動作がなくなる生き物であり、ちょっとした表情の変化から感情を飼い主さんに伝えてきます。
飼い主さんが他の人と喋っていたり、他の猫を構っている時などに遠くから視線を感じたら、嫉妬心剥き出しの猫が見つめているかもしれません。
「現場は抑えたぞ!見ているぞ!」とアピールしていることがあります。
猫にじっと見つめられたら、わかっているよと一声かけてあげると良いですね。
嫉妬心からストレスになり、体調不良になる猫ちゃんもいるため愛猫のしぐさには注目してあげましょう。
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UCHINOCO編集部
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