犬に芸を教えると得られるメリットがある!?
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犬は飼い主さんに様々な指示を出されることが大好きです。つまり芸を教えてもらうということも、それに等しいわけです。脳が刺激されることに加えて、運動不足を解消することにもつながります。ほぼ一石二鳥という効果が期待されるわけです。一般的なしつけよりも、芸を教える方がリズミカルで犬にとってもより楽しいことだと感じてもらえやすいのです。
犬と飼い主との新しいコミュニケーションの形が、芸を教えるということなのです。命令を出すということには違いないのですが、手足を使って芸をする=楽しいことと犬が捉えることで、飼い主さんとの時間も華やいだものになります。
芸を覚えるのは犬を向上させる一つのテクニック
犬は器用な動物です。何でもすぐに教えると覚えるという性質を持っているからです。だからこそ、ご褒美をもらいながら芸を覚えるということは、楽しくて仕方のないことなのです。何か出来たら飼い主さんからたくさん褒められておやつが貰えるという「報酬システム」はたまらなく魅力的なものなのです。
厳しくしつけるだけが、犬との生活に必要なものでもないのです。それよりも楽しく芸を教えてご褒美を与えて、犬がその芸を出来るようになると、飼い主さんも達成感を感じられるようになるのです。これは犬の向上心を高める一つのテクニックともいえるのです。
犬にゴロンを教える方法とは?
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まずは「ゴロン」という指示で犬がお腹を見せるように芸を教えてみませんか?何よりも犬が「お腹を飼い主さんに見せること」は心を許しているということを意味します。おなかを見せてくれること自体に、飼い主さんは愛着を感じ、たくさん愛犬を褒めてあげたくなるものです。そこから「ゴロン」という芸に移行していけば良いのです。
①最初にフセを教えておきます。それが基本姿勢になります。
②犬を軽く押さえておやつを持った手を背中側にまわしていきます。
③犬は起き上がってそのおやつを欲しいと考えますが、こおでは首だけで手を応用に仕向けます。
これを繰り返してる間に、犬の体が転がるようになります。犬の背中側の部分が床に近くなってくると「ゴロン」と教えておやつを与えます。これを何回も繰り返すと「ゴロン」の芸は意外と早く身に付くようになるでしょう。飼い主さんが補助しなくても、「ゴロン」と言われたら横倒しになるようになれば、一つの芸を習得したことになります。
犬にハイタッチを教える方法とは?
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ハイタッチが出来る犬は手足が極端に短くない犬種を選んでください。まずはオテがしっかりできるようになってからの芸なので、そのあたりを見極めてから教え始めるようにしてください。
①お手をさせてしばらくそのまま静止します
②お手をする位置を少しずつ高くします
③ご褒美欲しさに犬は後ろ足で立ち上がります。状態を高く起こすようになるタイミングを待ちましょう。
④「ハイタッチ」と声がけをして高い位置で飼い主さんの手に触れられるようにしつけるのが完成形です。
ハイタッチは実際には難しい芸の一種です。こちらも何回も繰り返すことで、そのうち覚えるものです。まずはお手を完成形にすることが先決なのです。
犬に芸を教えるという時間は幸せな瞬間
飼い主さんが犬に集中をして、何か芸を教えるということは犬にすれば飼い主さんが自分の方を意識してくれていることにつながります。だったら俄然、頑張ってみよう!と思うのが犬の忠誠心です。その部分を上手に刺激して、芸ができるようになればしつけ面と連動して、飼い主さんの指示を守れる犬に変わります。
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UCHINOCO編集部
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