マンションでは飼える犬種が限られている?
https://www.shutterstock.com/ja/home
最近は一戸建てよりも、マンションで生活をしている家庭も増えてきました。そして、ペットも一緒に生活をすることを前提に考えると、どうしてもマンションで飼える犬は限られてきます。体が大きく吠える声も甲高い(声も大きい)となると、マンションではなかなか暮らしづらくなります。そうならないためにも、ある程度の大きさの犬種を選んで、飼い主さんが責任を持って飼育しなければいけません。
正直なところ一戸建てよりも、多頭飼いは困難になります。近所でトラブルを起こさないように、マンションでの約束ごとをきちんと守り、吠え癖などについても飼い主さんがきちんと対応できないと、後からこまったことになります。子犬の頃から迎え入れて完璧なしつけを試みるだけの余裕を持つようにしてください。
マンションで飼いやすい犬種を知っておく
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圧倒的に小型犬の方が、扱いやすく吠えた時の声などにも対応しやすい傾向があります。例えばチワワ、ヨークシャテリア、ポメラニアンなどはマンションでも、多く飼育されている犬種です。それぞれの犬種に特質もありますので吠え癖などに対しては、人一倍気を配り、対応することが最低限の約束事です。
たとえば小型犬であってもマンションのベランダで排泄をさせるというのは、絶対に禁止してください。風の流れによって異臭がお隣の部屋に流れてしまう可能性があるからです。近隣からの苦情が来てから対応するのでは遅すぎます。何事も、万全に準備を整えてからの飼育とするようにしてください。
防音対策はとにかく重要視する
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そもそもマンション自体に防音設備がされている場合には問題ないのですが、床部分にはさらに、吸音のじゅうたんを敷いて万全を期してください。夜中に足音が階下に響くなどといった状況が一度でも発生してしまうと、必ずクレームの対象になります。とにかく「集合住宅」で犬を飼うことを強く意識してください。
分譲マンションの場合には持ち家という意識が強いために、飼い主さんの方もどうしても強気になってしまいがちです。実際にはそれでは、まかり通りません。やはり戸建てとは違いつぎのようなシステムがあります。
・共有スペース
・修繕積立日
・管理費
これらが人間が住まうということが前提でそれぞれの家庭が負担しているものや
共有できるものです。そこに「犬の存在」があることで、快く思わない人もいるのです。そこを十分に理解したうえで犬の飼育計画を進めてください。
報告義務を絶対に怠らないこと
犬を飼うときには定められた頭数以内にして管理人に報告をしてください。そして狂犬病などの法定接種はきちんと受けて、シールなどをドアに貼り付けるなど、飼い主のモラルの向上に、自ら取り組んでください。何事も犬の肩身が狭くならないように、最低限の届け出関係は万全にしておいてください。
エレベーター問題には常識を重んじる
エレベーターも共有スぺ―スです。犬も乗ります、ということを同じマンションの人は認識していながらも、同じスペースに犬が乗ってくることを拒否する住人も中にはいるはずです。大勢になっているときには、順番を待つなど犬と一緒に乗るときには住人を最優先するようにしてください。必ず犬が後、という認識を徹底していると他の住人にも、迷惑には映らなくなります。
階段を毎回使うような階数のマンションではないというときには、特にマナーを徹底してください。大型マンションで犬が住めるという場合には、専用の入り口を設けているときもあります。予め分譲を購入予定の方は、このあたりのシステムにも精通しておくとよいでしょう。
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UCHINOCO編集部
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