先住犬ファーストの暮らしを
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先住犬と後住犬の年齢が2歳程度しか開きがない場合には、十分に先住犬も後住犬と対等に幼い遊びを繰り広げすはずです。それはとても良い兆候です。但し、先住犬が後から来た犬に、追いかけられるのを嫌う場合には別問題です。これは必ず、先住犬を優先した考え方をするべきです。
つまり、少なくとも飼い主さんと一緒に先住犬はその場所で群れを作って暮らしているわけです。飼い主さんが自分のリーダーであることを強く意識をしながら日々を穏やかに過ごしていたはずです。そこに後住犬が来るというのは程よい刺激でもあり、強いストレスにもなりかねないのです。
後住犬にとっては遊びたくて仕方がない
ポツンと犬が暮らしていない家庭に迎え入れられた犬では想像もできないほどに、先住犬のいている家庭は、後から来る犬にはパラダイスのように感じているようです。その理由は単純にそこに、犬が暮らしていたからです。先住犬にとってはその場所で落ち着いて暮らすことは当たり前の幸福です。
後住犬が、先住犬に体当たりをするな度が過ぎてしまうと喧嘩になる場合もあります。また、先住犬が、その後住犬に圧倒されてしまう時もあるわけです。これは本末転倒出ることに違いありません。その場合には、後から来た犬の遊びたいという欲求よりも、先住犬の気持ちを優先するようにしてください。
追いかけ合うことは絶好お遊び
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後住犬は悪気泣く、先住犬を追いかけてしまいます。一緒に遊びたいという気持ちが先走るからでしょう。もしも、先住犬も最初は緊張しながらでも、一緒にご飯を食べたり、散歩に行くことで少しずつお互いの距離は縮まるはずです。ただ、先住犬が追いかけられる役回りばかりをしているときには、少し距離を置いた方が無難です。
その理由は先住犬が少しも後住犬を追いかけないという問題点があるからです。まだそこまでの心を許していない間柄であることが言えます。とにかく先住犬が機嫌よく本領を発揮して元気に追いかけ合えるようになるまでは時間が必要です。
お互いのベクトルが向き合うまでは末
ぐいぐいと幼い子犬は先住犬のテリトリーを侵害してきます。これを制止出来るのは飼い主さんだけです。基本的に先住犬の嫌がることはすべて排除してください。わけのわからない、子犬である後住犬が何をしたとしても、最初は無反応を示すはずです。そこからが相性の問題ですが、いずれの場合でも時間が必要になります。
お互いが向き合い、走り回り一緒にあそべるようになれば十分に良い家族同士としてこれから絆を深めていけることでしょう。それ以外の場合には、ひたすら先住犬の心が開くまで待つほかありません。それほどに、先住犬の気持ちを優先しなければ群れは成り立たないのです。
後住犬が先住犬を理解できることがベスト
何度か衝突をしながらも、一緒に暮らし始めると先住犬が後住犬に伝授していくことも必ずあります。自己主張をしっかりと行い、教育的指導を入れる先住犬もいるほどです。そこまで威圧されてしまうと。後から来た犬はたいていの場合、降参するわけです。
まずは飼い主さんが後から来た犬に対して、先住犬の存在をきちんと知らせて、してはいけないことを徹底的に教え込めれば、また結果は大きくかわるはずです。
わけもなく追いかけるのは先住犬のためにならない
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結論として、幼い後住犬がどんなに元気で追いかけまわしたいと考えていても、先住犬が心を完全に開くまでは、飼い主さんが間に入ってください。先住犬は後住犬のパワーに押されて体調を崩すということも、珍しくないからです。ここは、先住犬のペースを飼い主さんもしっておくべきです。そして後から来た子犬のエネルギー発散の付き合いをしてあげるのは、先住犬ではなく飼い主さんであることを意識しておいてください。
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UCHINOCO編集部
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