表情からわかる犬の気持ち
1つ目は犬の「表情」からわかる気持ちについてご説明します。
表情は『目・耳・口』を見て判断する!
見てほしい部分は、『目・耳・口』です。
どうして?
目は「瞳の大きさ・目線の方向」で判断します。
耳は「耳の向き・耳の傾き」で判断します。
口は「口の開け具合閉め具合・歯茎の見え具合・舌の使い方」で判断します。
下の項で表情からわかる気持ちを箇条書きで紹介しています!
是非参考にしてください。
8つの表情からわかる気持ち早見一覧
①リラックスしている状態
目は穏やか(通常)
耳は立っている(通常)
※もともと垂れている子は通常の位置(反っていないなどで判断)
口は少し空いており口角が若干上がっている。歯茎は見えない
②喜んでいる状態
目は開いている(通常)または薄く目を細めている
耳は後ろに倒れている
※垂れている子は少し後ろに反っている
口は少し空いており、口角がさらに上がっている
③楽しい状態
目は通常時より開いている
耳はピンッと張ったように立っている
※垂れている子は反っている
口は口が大きく開き、口角が上がっている
④不安な状態
目は周りをうかがうようにキョロキョロしている、一点に定まらない
耳は少し前かがみになっている
※垂れている子も同様に少し前向きになっている
口は閉じている
⑤怯えている状態
目は一点を見つめる
耳は後ろに倒れている
※垂れている子は後ろに反っている
口は閉じている
⑥緊張している状態
目は視線が定まらない
耳は不規則な方向に向いている
※垂れている子は反っていたり前かがみになっていたりする
口は舌で鼻を舐めたりする
⑦怒っている(威嚇している)状態
目は上目づかいをしている
耳は倒れている
※垂れている子は反っている
口は歯茎が見え、口角が上がっている
⑧恐怖(消極的な威嚇)の状態
目は細くなっている
耳は倒れている
※垂れている子は反っている
口は歯茎が見え、口角が上がったり下がったりを繰り返す
しぐさからわかる犬の気持ち
2つ目は犬の「しぐさ」からわかる気持ちについてご説明します。
ボディーランゲージを参考に
実はしぐさについては上の『ボディーランゲージ』の図がすべてを語ってくれています。
しかし、「うちの犬には当てはまらない」という方もいらっしゃいますよね?
最後に説明するのは、一般的に解釈されている犬の気持ちとは実は違う意味だった、といものをまとめました。
実は意味が違う?犬のしぐさについて
①しっぽを振っている=嬉しいじゃない
しっぽを振っていても犬の表情があからさまにうれしそうではない。
そういうときがありますよね?
そういう時は威嚇しているときや少し緊張しているときなどに現れることもあります。
そういう場合は表情としぐさを=(イコール)にしてあげることで犬の気持ちを把握することができます。
②人に飛びつく=自分のほうが優位だと主張しているのではない
昔の考えは人に飛びつく=自分のほうが優位だということを主張することでした。
ですが現在では愛情表現の一部だということとされていることもありますのでこちらも表情と合わせて考えることが重要です。
他にも何点かしぐさからはつかめない犬の気持ちがあります。
ですが、表情と組み合わせることで解決することも多くあります。
ぜひ試したり実践してみたりしてください!
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UCHINOCO編集部
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