味覚は同じ?違う?犬と人間との違いを知りたい!

人と犬とは味覚が違うことをご存じでしょうか?犬の食べ方を見ていると思います。ほとんどが丸呑みしている?というい感じがします。それでも、きちんと犬いは味覚があるのです。そして人間の味覚とも大きな違いがあると言われています。今回は犬の味覚についても再認識してみたいと思います。 2019年09月23日作成

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犬が感じる味覚って?

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犬がわかる味覚は甘み、酸味、苦みと旨味を感じられるのです。これだけの味がわかるということは苦い薬も甘いおやつも、きちんとわかっているということです。この味を感じる部分を味蕾と言います。なんと、水の味は特別に感じることができるようにです。人間と比べると、5分の1程度の味覚です。これだけでも、十分に食べるものを味わっていることになりますよね。

なぜが塩分の味には疎くあまりしょっぱさを感じることが少ないようです。人間でも敏感な人の場合には酸味に弱いという人もいます。その点、犬の場合には酸味はスルーという部分が特徴的でもあります。味覚自体はわかっている甘み、鈍感な酸味、嫌な苦み、という3つにわかれています。それ以外の細かな味覚は持ち合わせないということを、知っておいてください。


どうして?しょっぱさには鈍感なの?

主食が肉食ということは、塩分を外側から摂取する必要がないということです。つまり、人間のように意図的に塩分を追加することは必要はありません。体の機能としては、自分で飲む水の量で塩分を調整できるようになっています。つまり水の味には非常に敏感なのです。なんと!水の中に塩分濃度まで感じることができるのです。

ほとんど、塩っぽい味を感知することがありません。あえて塩分のないおやつなどを与えることは健康には良いことです。例え塩分のものを少量食べたとしても、何も感じないというのが本当のところです。野生頃から、肉食のために特に塩分を感じる必要がなかったという習性が根付いて塩分については特に感じないという本能を持つようになったと考えられます。

人間の味覚と犬の味覚

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舌にある味蕾と言う部分で多くの味を感じるのです。その味を感知する味蕾の数を比較すると歴然とします。人間の場合には10000個程度まで味蕾が発達しています。それに反して犬は1500前後と言う数になります。これを比べるだけでも、味の感じ方が犬と人とでは違うことがわかりますよね。実際には甘味を強く感じることが出来る味蕾が多い傾向があるので、甘いものを喜んで食べてくれる傾向もあるのです。

犬は甘いものが好き、という背景にも甘みを感じる味蕾が発達しているということにつながるのです。そして、薬などを飲まないといけないというときに、苦みのある薬は完全に拒否をするわけです。これは苦味を敏感に感じているということになります。

味覚よりも嗅覚が発達している

ご飯を食べているときに、本当に美味しそうに食べている様子を見ると飼い主さんとしても幸せな気分になります。これは、味覚から楽しんでいるというよりも。実のところ、嗅覚の方で楽しんでいると言えるのです。人間の場合には、匂いだけで食欲が満足するということは、ありませんよね?やはり料理をしっかり味わうということを、一番に考えられるような味覚が発達しているからです。

水の味はわかっているの?

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人間の味覚と、圧倒的に違うのは水の中にある塩分量を敏感に察知できる機能あGあることです。塩分量が少ない?多い?ということが感じられる機能自体、人間との違いがあるのです。舌にある味蕾には人間のような細かな分布がありません。。舌の全体で味をなんとなく感じて嫌な苦みを察知しているという感じです。

それでも、犬用のイオン飲料などを喜んで飲むのはそこに、旨味を強く感じているからです。塩分の感じ方は人間とは圧倒的に違います。人間との味覚の違いを飼い主さんがきちんと理解をしておく必要もあります。

著者情報

UCHINOCO編集部

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