飼い主さんがいない時の犬とは?
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犬が留守番中にどんなことをしているのか?を知るために、カメラを設置して様子を伺っている飼い主さんは、わが子の留守番時の様子に目を細めているようです。ほとんどの場合には、何かを壊していたり、激しく遊んでいる場合がほとんどです。それほど、良い子にお留守番をしている子ばかりとは限りません。
そこにも個性があります。中には、ひたすら寝てばかりというタイプの子もいるほどです。ずっと同じおもちゃで遊び続けるようなタイプの子もいて、留守番中の犬の様子は一様ではありません。何をして遊ぼうか?なにをして過ごそうか?というのは、犬の気持ちの中でもいろいろと考えているところなのです。
部屋中で遊ぶ犬もいる
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飼い主さんによっては、広い部屋いっぱいを自由に使わせてお留守番をさせる場合もあります。その場合には危険なものをすべて外して、犬の安全を確保する必要があります。犬種によりますが、やはりゲージの中に閉じ込めるのはかわいそう、という飼い主さんの意向によって、ある程度の自由度で留守番をさせる場合もあります。
そうすると、悪戯し放題という場合になることも、覚悟しなければいけません。おもちゃを全部、ひっくり返して部屋の中を走り回り、最後は何食わぬ顔でスヤスヤと寝ているというのがパターンでしょうか。犬としても後のほうになって、だんだん寂しくなることもあります。それをかき消そうとして、寝ようと思っているのかもしれません。犬なりに寂しさを工夫しながら過ごしているのですね。
寂しさのあまり遠吠えも
おもちゃで遊び疲れると、次に出るのは寂しい気持ちです。思わず天を仰いで遠吠えを始めてしまうという犬は案外と多いようです。誰もいないとわかっているのに、大きな声で騒ぎ立てるような感じです。つまり留守番時には、いろんな感情が入り乱れるようです。
これは犬の性格にもよります。勝ち気で自分一人でも留守番は平気と思える犬もいます。その場合には、「寂しい」などという気持ちよりも、寝て待って居ようかな、という、のんきな考えに至ってマイペースで過ごしているのです。犬は本当に可愛い動物だと思います。その子によってお留守番への気持ちの持ちようが様々です。どの犬も大なり小なりの遠吠えはしてしまうものです。寂しいという気持ちはどの犬にも共通する思いなのです。
お留守番の犬が起こす行動のパターン
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お留守番の時間にもよりますが、もしも窓がある場合には、そこから遠くを眺めていることも多くなります。結局、強がってお留守番なんて平気と思っていたものの、時間が過ぎても、飼い主さんが戻ってこないという事実は、犬の心を不安にさせます。
そうしているうちに、何かをしなければ治まらないという思いになってしまいます。例えばそこにティッシュがあれば、それを引き出して散らかしてみたり、クッションに穴をあけて綿を全部出してしまったりと、やや破壊行動に近いようなことも、やってしまうのが犬の行動パターンです。
飼い主さんが行うべきは環境整備
いろんなものを片付けない状態で家を空けてしまうと誤飲や誤食の可能性がありますので要注意です。まずは掃除をして留守番をしてもらう部屋は常に片付けておいてください。それが絶対に必要なことです。おもちゃも普段から気に入っているものを数個だけ置いていくなど、シンプルな感じの整備にしておいてください。
お留守番が上手にできた犬には、ご褒美をあげて犬なりに、お留守番への達成感を持てるように努力をしてみてください。そうすると、また次にお留守番の機会があった時にも、犬は頑張ろうと思えるものです。
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UCHINOCO編集部
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