猫は仕草で気持ちを伝えようとしている?
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猫が様々な仕草を見せるようになると、そこには声にならない気持ちや言葉が隠されていることに気が付きます。愛猫との生活が長くなると、その猫が見せるいくつかの「仕草」が特徴的になってきます。多頭飼いをしている場合には、猫同士でボディーランゲージを交わすこともあります。その様子を遠目で眺めていると、猫が懸命にお互いに何かを伝え合おうとしている様子が伝わってくるものです。
人間に対しても、常に何かを伝えようとしている猫は、仕草でわかるものです。猫はあまり表情を変えませんので、何を考えているのかわからないと言われがちです。その分、仕草を飼い主さんが察知することで、ずいぶんと何を話しているのか?がわかるようになります。
仕草の中でチェックするべき場所は?
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猫がどんな仕草で何を伝えようとしているのかを知るために、まずは目、耳、尻尾、被毛の様子などを観察しながら、仕草に注目してください。そうすることで猫の気持ちが手に取るようにわかる言います。表情をあまり変えないというイメージがある猫でも、目を細めているような様子を見せるときには、まるで微笑をたたえているようにも見えます。目を見開いているときには、怒りの感情がこちらにも伝わるものです。
このように、注意深く猫を観察していると、猫にもかなり、いろいろな表情があって仕草から気持ちをつぶさに読み取ることもできることがわかります。飼い主として、常に猫の様子には、気を配って接してあげてください。
突然尻尾を高く上げた時のきもちは?
何か気に入らないことや、不安に感じた瞬間い相手に対して攻撃的になる瞬間の仕草です。自分は撒けない!という精一杯の威嚇と、自分を強く大きく見せようとして、尻尾を高く上げているのです。本気で相手に喧嘩を仕掛けるとようなときには、被毛も逆立っています。
猫の場合、怒りや攻撃性が高まると被毛が逆立つという習性があります。これも猫の気持ちを察するにあたり、大切なチェックポイントです。忘れずチェックしておいてください。
同じように尻尾を高く上げてもすり寄る場合
猫は飼い主さんに親愛の深い感情を示す場合があります。この時にも尻尾を高く上げますが、違うのは決して怒りの感情ではないことです。むしろ、甘えたいという気持ちが高まっている時の仕草です。子猫時代の名残のように、相手にすり寄ってくる仕草に違いがあります。
猫は尻尾に感情が表れやすいのですが、実際には、甘えたい時にも尻尾を高く上げる場合もあるのです。その時に優しく小さな声で鳴いていることもあります。甘え上手な猫の場合には、このような仕草を見せます。
仰向けで手招きをするような仕草は?
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猫がお腹を見せて手招きするような仕草を見せるときには、どんな気持ちなのでしょうか?見てわかるように、相手に対して何の敵意もないことを示しています。そして手招きをしているということは「一緒に遊ぼう」という気持ちを同時に示しているのです。
猫の仕草の中でも最もフレンドリーな仕草であり、愛らしく猫らしい印象を受ける様子です。飼い主さんに対してこのような仕草を見せるときには、ねこじゃらしなどで遊んであげると喜びますよ。
本や新聞の上に陣取る仕草は?
構われ過ぎると逃げるのに、無視されると今度は自分の方からモーションをかけるような仕草は、猫らしい感じです。飼い主さんに対して、自分に注目をしてほしいという気持ちになった時に見せる抗議行動のような仕草です。これは、典型的にツンデレの猫がとる仕草であり、わがままで愛らしい一面を感じる仕草でもあります。
猫が飼い主さんとの触れ合いを求めていることがわかります。なんとなく自分を無視されているような気持ちになって、ついつい飼い主さんの邪魔をしているのです。猫はこのように純粋な気持ちを実直に表すものなのです。
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UCHINOCO編集部
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