今やペットもそれなりに長生きするようになりました。家族の一員として長く一緒に過ごす為、愛情もそれだけ深い子達との別れは辛いものになるかと思います。そこで考えてあげたいのが亡くなった後の事。
中には「ちゃんとお葬式をして弔いたい」と思う方も少なくないかと思います。でもどこで?どんな形で?と疑問はたくさん出てくるかと思いますので、今回はお葬式について一つ一つ解説しこうと思います。
ペットが亡くなったら
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ペットが亡くなった時にまずやらなければならないのは、遺体の安置かと思います。まずはお湯で湿らせたガーゼなどで身体をキレイにしてあげましょう。そしてペット用の棺があればそれに、なければ段ボールなどに入れましょう。
その時に体液が染み出すことがある為、中にペットシートなどを敷いてあげましょう。あとは保冷剤などで頭やお腹のあたりを冷やしてあげましょう。夏場はエアコンを低めの温度に設定してあげて下さいね。
その後は自宅の庭に埋めるか、ペット霊園に行って火葬してもらうか、それか移動火葬車というものもある為、どれかから選ぶ必要が出てきます。
お迎えは来てくれるの?
ペット霊園でお葬式をする場合、自分で連れて行く場合とお迎えに来てくれる場合とどちらもあります。ペット霊園に確認してみましょう。
お葬式はどこですればいいの?
お葬式をしたいと思った場合、問題になるのが場所ですが、これはペット霊園か自宅か、お寺になります。ただしお寺や自宅に関しては対応できるところが少ないのが現状です。
お寺に関してはご住職さんとのお話になる為、ここではペット霊園と自宅について解説致します。
ペット霊園
ペット霊園は葬式を行い、その後火葬から納骨、供養まで一気にするところがほとんどです。全国に展開している為、一番主流な方法ではないでしょうか。こちらは火葬などもひっくるめて、どのようにしたいのかよく考えて決めましょう。
やはり悪徳業者というのも存在するのが現状です。費用もそれなりにかかりますから、事前にしっかり見極めるために、ある程度の知識を持っておくと良いでしょう。
自宅
自宅では時間を気にすることなく、住み慣れた家で行えるという利点があります。ですが、やはりお経をあげてもらう際に対応してくれるご住職さんが見つからない場合があります。
それと近隣住民への配慮も忘れてはいけません。何より民間業者では自宅葬に対応出来ないというケースがまだまだ多いのが現状ですから、自由にできる代わりに色々自分達で手配をしなければならないという大変さはあるかと思います。
服装や持ち物はどうすればいいの?
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服装は喪服でという慣習はありませんので、私服で大丈夫です。ただしご住職さんにお経をあげてもらうことになりますので、黒っぽい服の方が良いでしょう。
持ち物については、ハンカチと数珠、それからペットの写真を持っていきましょう。数珠は人のお葬式に持っていくものと同じで構いません。ペットの写真は遺影として使います。
火葬の際棺に入れてもいいものって?
火葬の際はお花は骨に色が写ってしまう恐れがある為、色の薄いものを、おもちゃなどは燃え残ってしまう可能性がある為、棺には入れられない可能性が高いかと思います。遺影の周りに置いて華やかにしてあげましょう。
ある程度今からどうするか考えておこう
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ペットとの別れはいつか必ずやってくるものです。いざという時に慌てないように、準備は早いうちからしておきましょう。
そして何もかもやってあげたくても、費用の問題で出来ないことも出てくるのが現実かと思います。最後は気持ちになってくるかと思いますので、無理をしすぎない範囲で弔ってあげると良いかと思います。
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UCHINOCO編集部
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