迷子の子犬を見つけてしまった!放っておけなくて飼うことは決めたけど、犬に関する知識が少なくて困っている。そんな人が特に混乱しやすいのが、ケージ・サークル・クレートの違い。
「え?どれも同じじゃないの?」と思う方が意外にいらっしゃるんですが、それぞれちゃんと違います。今回はそんな、犬には欠かせないケージ・サークル・クレートの違いについて解説いたします!
ケージ・サークル・クレートの違いって何?
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それではさっそく違いを説明いたしますと・・・
ケージ→側面、床面、天井まであるタイプ
サークル→側面だけが柵でぐるっとあるタイプ
クレート→犬小屋を持ち歩くようなタイプ
こう見てみると、結構な違いがあるかと思います。クレートはあまり聞きなれないと言う方もいらっしゃるかもしれませんね。
ケージ・サークル・クレートの性能など
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それではそれぞれどんな時に使うか、どんな点で良いかなどを解説していこうと思います。
ケージ
まず愛犬を入れておくのに、家に設置するのがケージかサークルだと思いますが、ケージの場合は脱出がおそらく出来ない(中には賢く脱走する犬も)為、いたずら盛りの子には良いですね。
そしてケージには床面が付いている為、ベッドを置いてその中でも寝られますし、大きくてスペースが区切られているタイプだとトイレなども置くことが出来ます。そうすると、犬も自分だけの空間が出来て安心してくれるんです。
ケージに入れておくのは可哀想と考える方もいらっしゃいますが、実は犬にとってはそのようなメリットもあるんです。ただしずっと入れておくのはストレスになる為、"必要な時にだけ使う"を徹底して下さい。
サークル
サークルはお手入れもしやすくて手軽で良いのですが、その代わり強度はあまりありません。愛犬がぐっと寄り掛かった時や、ジャンプしたりした時にはその衝撃でずれたりすることがあります。
それと子犬だとかじることもある為、素材はステンレス製のものが良いでしょう。そしてサークルはある程度カスタマイズが出来ます。天井をたすことも出来ますので、購入するときはその他のパーツも売られているか確認しておくと良いでしょう!
クレート
クレートは公共交通機関でお出掛けする際に便利です。何故かというと、外の様子があまり見えないからです。やはり自分の知らないところに連れて行かれると刺激も多く、とても疲れてしまうもの。
交通機関で騒いでしまっては周りに迷惑も掛かる為、クレートの中に愛用の毛布を入れるなど安心するように工夫すると良いでしょう。そしてJR等では乗る際に手回品と称され、サイズのルールもある為、よく確認してから準備しましょう!
犬の習性を理解して快適な生活を!
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犬は狭くて暗いところが落ち着く、何かを見つけると狩猟本能が出てきてしまうなど、その子によっても差がありますが、基本的に犬には習性というものがあります。
その習性をよく理解して、安心して暮らせるように環境を用意してあげて下さい。また普段からクレートなどに慣れさせておくと、災害時などの緊急時にパニックにならないで済みます。
それにはケージ・サークル・クレートを自分の安心できる場所、と愛犬に理解させる必要があります。間違ってもお仕置き部屋のようにはならないように、気を付けましょう!
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UCHINOCO編集部
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