愛情溢れた目線を送ってくるとき
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犬は基本的に苦手な相手や敵の目をみることはしません。目を合わせるだけで、喧嘩が勃発してもおかしくないからです。それは自分の身を守るために行うことで、習性の一つでもありす。それなのに、犬の方から飼い主さんを優しい目で見つめて来る瞬間があります。これは犬の気持ちをひも解くと、とにかく飼い主さんへの無償の愛を感じているという証拠です。
犬の方から見つめて来るときには、飼い主さんへのラブコールと受け止めてください。つまりその目は明るくそしてとても澄んでいるのです。犬の気持ちはまずは、目に現れるものです。その時の表情は柔和で目には強い光を感じます。これが犬の表情を読み取る第一歩です。例えば長く暮らしていても、少しも自分の方から視線を配らない犬もいます。犬の気持ちとしては、正直なことろ飼い主さんに、懐いていないということにも解釈できるのです。本来は、愛すれば必ず愛することで返すのが犬の忠誠心です。
相手に攻撃性を感じる場合の目は?
いつも飼い主さんに向けるような優しい目ではない瞬間があります。それは、何かの異変を感じ、敵が側に来ているかのような感情を持っているときです。その時の目をみてください。いつもより小さめでいつになく、冷たさを感じるはずです。犬は愛情のない相手に対してはとてもクールに振舞うものです。または伏し目がちになって、どこか自身なさげに、撤退モードになります。
耳が後ろ側に倒れているときは?
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犬は余計な力が入ったときには、耳を後ろ側に倒してしまいます。極度の緊張や興奮のために、耳が立たなくなるのです。この時の気持ちは?恐怖心が一番多く、犬の気持ちの中に存在していると考えておいてください。チワワなどの場合には、耳を倒しているときには、嬉しすぎて興奮しているときが一番多いと考えておいてください。
つまり耳の位置にも、犬の場合には気持ちが表れるということです。多くの場合、耳が倒れているときには緊張や驚き、余りに嬉しさのためにという理由が存在することを飼い主さんが認識しておいてください。
耳を良く動かすときの気持ちは?
目は犬の感情を表すということは前出部分で述べましたが、耳をぴくぴくと動かすということについても、そこには感情が浮き出ているのです。嬉しいときや不思議な気持ちになった時などは、特に耳を動かします。自分の知らない音を一生懸命に聴こうとするときにも、耳はよく動きます。嬉しい時や不思議な気持ちを抱いたときに、耳が一生懸命に動いていると覚えておいてください。
口を少し開けて笑うような表情
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これは文字通り笑っていると捉えて良いのです。犬が緊張している相手に対して、そのよおうな無防備な表情をみせることはあり得ません。例えば家族に対してお腹を見せて、笑顔を見せているときには間違いなく至福の時なのです。そして犬の気持ちとしては幸福感で包まれているときと考えて良いでしょう。
何かに怯えているときや、怒っているときには、笑うような表情を見せないものです。犬は自分に正直に生きる生き物です。飼い主さんとしいても、その表情を素直に受け入れて、気持ちを感じてあげることが重要です。
犬の表情には気持ちが表れる
悲しいときには、犬はこの世の終わりのような暗い表情を見せます。そして、嬉しい時には天真爛漫な笑顔を見せます。甘えたいときには、目を潤ませて飼い主を見つめます。すべての表情に気持ちがこもっていると考えてください。そして表情に偽りはありません。その時の気持ちが表情に現れるのは犬の実直な生きざまを表しているようにも思います。
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UCHINOCO編集部
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