子犬の夜泣きはいつまで?
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子犬の夜泣きは犬の性格や年齢にもよりますが、だいたい6ヶ月から1歳になる頃には落ち着きます。
朝になればゲージから出してもらえる、ご飯がもらえる、と分かってくれば夜泣きはだんだんと減ってくるでしょう。
ですが、夜泣きの期間は飼い主も我慢の時です。
かわいそうだから、と同じベッドに連れて行ってしまったり、同じ部屋で寝てあげたりするとそれが当たり前になります。
もともと、一緒に寝るつもりであればそれでも構いません。
そろそろいいだろう、と途中で寝方を変えてしまうのは犬にもストレスですし、夜泣きの再発になりかねません。最初が肝心です。どうやって寝るのかよく考えてあげてください。
落ち着ける空間を作る
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子犬が夜泣きする原因として、ゲージの中が落ちつかないという理由があります。
寒い、暑い、明るすぎる、または、急に今まで遊んでいた人が目の前からいなくなり不安。そんな時は犬の習性を利用して落ち着く環境作りをしてあげましょう。
元々、犬は群れで行動し、ほら穴などの狭い穴で体を寄せ合って眠っていました。
市販のゲージでは子犬には広すぎるのです。
ゲージに毛布やバスタオルなどをかけて周りが見えないようにします。
そしてゲージの中に子犬の体よりも一回りぐらい大きいハウスを用意してあげます。
ハウスの中には気持ちよく眠れるためのベッドなども用意してあげてください。
このハウスは病院に行く時や、外出にも使えるので、キャリーが一番おすすめです。ダンボールだと子犬がじゃれて食べてしまいますので、避けるようにしましょう。
そのハウスの中に、飼い主の匂いのついたタオルや洋服を入れてあげると、常に飼い主の匂いがするので、子犬がより安心感を得る事ができます。
たくさん遊ぶ
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子犬は1日の半分以上寝て過ごすといわれています。なのに一晩中鳴いている。どうして?と思う方もいるかもしれません。もしかしたら、遊び足りていないのかもしれません。
トイレを覚えていないから、いたずらをするから、疲れさせてはいけないから、といった理由でゲージに入れっぱなしにしてはいませんか?
犬にも色々な性格があるように体力がある子、ない子がいます。
小さな物音ですぐに起きてしまい、ずっとこっちを見つめ「クーンクーン」と鳴いてはいませんか?
それは疲れていない証拠です。
いたずらも夜泣きも体力が余って暇を持て余している事が原因かもしれません。
ゲージの外に出してあげて思いっきり遊んであげてください。
子供なので力加減がわからないため、月齢が低い場合は長時間はおすすめしません。頃合いを見て、ゲージに戻してあげる事も重要です。
おやつが入れられるようになっているおもちゃや、引っ張り合いができるロープなどがたくさん売っています。いらないタオルなどでも構いません。
トイレが心配であれば、犬用のオムツも売っています。時間を決めて、ゲージに戻すようにすれば、トイレトレーニングも兼ねる事ができます。犬は興奮した後に、おしっこやウンチをしやすいため、トレーニング方法としても紹介されています。
子犬だから、と心配しすぎず、たくさん遊んであげるようにしましょう。
それでも夜泣きが解決しない場合
飼い主の考え方によりますが、何を試してもダメだった場合・・・「無視をする」という方法もあります。
泣けば誰かが構ってくれると思い込んでいるのかもしれません。
かわいい子犬を無視するなんて、と思うかもしれませんが要求を聞いてばかりいると要求吠えを覚えてしまい、常に鳴いている状態になる子もいます。
これが何年も続くと思うとお互いに辛いですよね。
無視をするといっても「相手ができない時だけ」です。
夜泣きは犬のしつけのうちにも入りますが、しつけは飼い犬との我慢比べです。
ゆずれる所、ゆずれない所をはっきりさせてお互いにストレスのない生活を楽しみましょう。
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UCHINOCO編集部
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