階段のある家は要注意!犬が階段を使うときに気をつける事

犬は階段を自由自在に使いこなせるものですが、中には運動神経が鈍いタイプの犬もいます。犬の大きさにもよって、危険を伴うことが多いのが階段付近です。今回は犬の階段にまつわる知識を集めてみました。 2019年06月30日作成

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犬に階段を使わせることは大丈夫?

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飼い主さんの考え方次第ですが、予め階段付近には立ち寄らないようにする方法もあります。例えば小型犬の場合には、落下するという危険性も非常に高いので階段は危険な場所と言う認識が飼い主さんの中で根付いています。中には飼い主さんの目を盗んで階段を上ってみたものの、下るときに恐怖を感じて誤ってジャンプをして骨折・・という残念な状況になる子もいます。

まずは家の内外にある階段を自由に行き来させるか否か?という点を家族全体で話し合うべきです。一度でも、階段の上り下りが出来た場合には本能的に、犬は次も行けると勘違いしてしまうのです。その場所も自分が往来できる自由スペースとなることで、危険性も高まってしまうのです。

階段を使う場合には滑り止めマット

例えば階段を使わないと階上の住居にまでたどり着けないという場合もあります。大型犬の場合には、リードを使って一緒に上り下りするほかありません。この場合には、必ず階段に犬用の滑り止めを使用するように、してください。階段を踏み外して足を痛めるようなことがないようにするためです。

逆に、犬を抱えて階段を利用する飼い主さんにとっても滑り止めは必要です。うっかりと足を滑らせてしまうと二次災害に及んでしまいます。今一度、犬の階段利用については、家族全員で同じ認識を持つことが重要となります。

外出先の階段にも要注意

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犬の種類によっては、階段を使うことで体に負担がかかる場合があります。例えば、胴が長いダックスフントやコーギーなどの場合がそうです。階段を上り下りするたびに腹部が階段付近に接触しているのです。知らないうちに摩擦を常時受けてしまうことで、衝撃も半端なくなります。散歩のときには、故意に階段を使うようなことせずに、平坦な道を散歩する方が安全です。

アジリティー気分で階段を上り下りしている様子を見かける場合もあります。犬種によっては良い気分転換になる場合もあります。ただ、基本的に、階段は危険な場所という認識を持つ方が無難でしょう。

シニア期になってからの階段は負担

シニアになると筋肉量が衰えていきます。極力、階段を使わない方法で生活をすることも必要です。散歩のときには階段の場所を通らないようにして、犬の負担を軽減することが必要です。家の中でどうしても階段を使わざるを得ない場合には、滑り止めなどのサポートグッズをフル活用して、とにかく安全に努めてください。

子犬の勢いに任せておかない・階段事故

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子犬は好奇心から階段などに対しても恐怖心を持たずに、スタスタと登ってしまいがちです。登ってから、次に降りようとするときに迷いを感じるのです。下を見ると怖いと感じながらも、ついつい、重い頭の重心が下がりそのまま落下事故が相次いで起きています。幸いにも怪我で済む場合と最悪の結果になることもあるのです。

子犬に階段は禁物です。その場所に立ち寄らせないように、規制線を貼っておくことが子犬のためになることでしょう。階段事故は起きてからでは遅いのです。

階段には危険がいっぱい!気を付けておくこと

犬が階段を使うということは腰部に強い緊張と衝撃を与えることにあります。ヘルニアなどがある犬の場合には、悪化させてしまう可能性も大なのです。子犬の場合には、落下事故、成犬には階段を踏み外すことでの外傷事故などが多発しています。注意深く、階段に対しては危険意識を飼い主さんが持つことが必要です。そうすることで、階段を利用しても、危険や健康リスクを高めることにはならないのです。出来ることであれば、階段は利用しない方がベターという考えの方が今は優勢のようです。

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UCHINOCO編集部

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