改めて考えよう!猫との接し方
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飼い主さんにとって猫は癒しの存在であることは間違いありませんよね。この気持ちが猫に伝わっているのかいないのか…時々考えしまうこともあるかと思われます。どうしてそんな風に思ってしまうのかというと、猫は犬と違ってこちらの愛情に応えてくれているのがとても分かりづらいからなんですね。
猫にとってはちょっと迷惑…飼い主さんのNG行動とは?
良かれと思って飼い主さんがしていることでも、猫にとっては少々迷惑…こんなこともあるのです。
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可愛いがゆえのオーバーアクション
よくしてしまいがちなのは、犬にするように猫にもオーバーに接することです。大きな声で名前を呼んで、激しく抱きかかえたりワシャワシャ触ったり…犬であればやればやっただけ嬉しいという表現で返ってくるでしょう。ですが、猫は違います。性格的に自分が希望していない時は来ないで欲しいと考えているのです。
また警戒心が強い猫は大きな声や大きな音も嫌います。帰宅したり朝目覚めた時に大きな声で名前を呼んだりすると、こちらの気持とは裏腹に「怒られているのか?」と勘違いしてしまう猫もいるでしょう。
人間の食べ物を与える
人間の食べているもの、特にお魚類などは興味を示し猫から寄って来ることもあるでしょう。そんな時、可愛さのあまりつい与えてしまう飼い主さんも少なくないのではないでしょうか?猫がよく欲しがるものにおつまみのスルメイカなどがありますよね。
あれは与えてしまっては絶対にNG!欲しがっているから可哀そう…という気持ちも分かりますが、ここは心を鬼にして与えるのを踏みとどまってください。このように人間が食べている物を欲しがるからといってあげるのは、猫の健康面からしてはいけないことといえます。
エサの時間はきっちり管理!
猫の健康面を考えているようで、あまり良くないのがエサの時間を決めることです。この時間にしか与えない、オヤツも最小限に…などときっちりし過ぎると猫はだんだんストレスをためてしまうでしょう。
猫は犬と違い一回のエサの量はほんの少しです。その代わり、小分けで何回も食べることを好みます。何回も食べさせたら太ってしまうのではと心配であれば、一日に食べる量をきっちり計り、それをちょっとずつ与えるようにしてあげましょう。
外に出たい!は人間の勘違い?
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室内飼いを徹底したいけれど、うらめしそうに外を眺めているからつい出してあげちゃう…そんな飼い主さんもいるのではないでしょうか?これは人間の勘違いに過ぎません。猫は室内でも十分な運動量が確保できているのです。
元々保護猫だったという猫なら表に出してくれとアピールすることもありますが、できれば過剰に表に出すことは避けた方が良いでしょう。感染症のリスクも高まりますし、縄張りを持つ猫と大きなケガにもつながります。
これは大歓迎!猫が喜ぶことって?
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猫にとってこれは大歓迎だということもあります。飼い主さんが普段からしているのなら、ぜひ続けてあげましょう。
抱っこは嫌いみたい…だから声だけかけている
猫は抱っこが好きな性格ではありません。できれば触られることも極力少ない方がいいと思っています。それをちゃんと分かっている飼い主さんは、触れないけど声だけかけているという風にしてあげているのではないでしょうか。これは猫にとってとてもありがたいことなのです。
悪いと思っているけど、呼ばれるまで構わない
仕事などでクタクタ…悪いなぁと思いつつ呼ばれるまで素っ気ない態度で接しているという飼い主さん、それ実は大正解なんです。猫はそのくらい素っ気ない飼い主さんの方が好きだと思っていますよ。付かず離れずの関係が猫にとっては一番心地よいのです。
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UCHINOCO編集部
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