猫と一緒に暮らす上で、欠かせないのがスキンシップです。なかでも、猫が喜ぶスキンシップは、大好きな飼い主さんとの「遊び」です。
「遊び」といっても、猫と同じように走れなければ、高所に登ることも人間にはできませんが、そんなとき、便利なのが市販されている猫のおもちゃです。
世の中にはたくさんの猫のおもちゃが発売されていますが、今回はその中から厳選した、おすすめ商品をご紹介します。最後には遊ぶ際のお願いと注意事項も記載していますので、ぜひご参考ください。
ねこじゃらし系
「カシャカシャぶんぶんシリーズ」は、キラキラ輝く羽と、動物の形状をした本体の部分が猫の刺激をそそります。本体の動物には、ハチ、サカナ、ネズミ、トンボの4種類があります。猫も飼い主も必死で遊ぶので、お互いが楽しい商品です。
「カシャカシャじゃれる!シリーズ」は、カシャカシャぶんぶんシリーズよりも短めで、紐がついていないタイプです。たまに変化をつけたいときにこれで遊ぶとまた楽しいですし、猫の食いつきもいいです。こちらは金魚、お花、かぶと虫、小鳥の4種類です。
猫が好きなオーロラフィルムが繰り出す「カシャカシャ」という音と、カラフルな天然羽毛が猫の狩猟本能を刺激してくれます。
この手の猫じゃらしは多くのメーカーから発売されていますが、どれを買ってもハズレはありません。100円ショップでも購入できます。すぐにメチャクチャにされてしまうので、消耗品としてのコスパも良いです。
ボール系
この商品は、我が家のニャンズがまだ子猫のときに、相当お世話になりました。どんなボールよりも一番食い付きがよく、成猫になった今でもいまだに遊んでくれてます。私がボールを手で打つように放つと、猫たちがこぞって追いかけていきます。見た目も可愛いですし、場所も取らないのでおすすめです。
キャットニップやまたたびがついたボールは基本的に好きなのですが、このコロコロボールのいいところは、これまた猫が大好きな羊毛フェルトを使用しています。ウール100%の羊毛使用なので、猫の本能を刺激するのか、とっても食い付きが良いです。全力で追いかけたり、口にくわえてどこかへ運んでいく姿を見るのも楽しいですよ。羊毛フェルトなので、自分でも真似して作ってみたのですが、結構面倒でした。見た目も色も可愛いので、やはりこれが一番です。
ケリケリ系
猫のケリケリは面白いですよね。最近ではあまり見ませんが、我が家の猫たちも子猫時代はたくさんのケリケリ姿を見せてくれました。
どの商品でもまんべんなくケリケリしてくれたので、甲乙つけがたいのですが、その中でも一番食い付きがよく、成猫になった今でもケリ続けてくれている商品をご紹介します。
見た目の可愛さに魅かれ、思わず買ったけりぐるみです。猫とエビ、猫とペンギンの組み合わせが面白くて、何度もスマホで写真を撮りました。あまりのケリの速度にブレブレでしたが、今でも気に入ってくれています。
出典:https//store.ponparemall.com
これは我が家の猫たちにとって初めてのケリケリでしたが、今でも大人気のケリケリです。抱え込んでキックしたり、ふわふわのシッポ部分にじゃれついたりと、いろいろな遊び方で楽しめます。キャットニップ入りですが、当然今では効果はありません。なので、たまにまたたびを振りかけてあげると、大喜びでケリケリします。
おもちゃじゃないけど、爪とぎ
おもちゃではないですが、爪とぎも必須です。我が家もいくつあるかわかりませんが、爪とぎはいくつあっても足らないぐらいです。猫たちが満足気に爪を研ぐ姿を見ていると、まるで職人の何かのようです。最近は爪とぎとおもちゃが一緒になったものも売られています。
猫にとっての爪とぎは、爪のケアやストレス解消のほか、マーキング、自己アピールなどといった大事な役割がありますので、爪とぎ設置の配慮をお願いします。
出典元:https://www.shutterstock.com
最後に
今回は、猫のおもちゃについてのご紹介でした。いかがでしたか?
ここで、最後にお願いと注意事項があります。
まず、猫と遊ぶときは、くれぐれもケガのないようにお願いします。猫が遊びだすと、本能によってはものすごいスピードで走ってきたり、思いもがけない行動をしてきます。当たったら痛い物や目に入ったら危なそうな物で遊ぶときは、くれぐれもお気をつけください。
次に、猫のおもちゃの誤飲についてです。猫は案外いろいろな物を口にしてしまいます。我が家も経験ありますが、遊んでいたおもちゃの紐を食いちぎり、1メートル近く食べてしまったことがあります。すぐに病院に行きましたが、ずっとケロッとしていて元気で、次の日のウンチと一緒に出てきたので、事なきを得ました。
場合によっては、開腹手術になったり、さらには命を落とす危険もありますので、猫の誤飲には細心の注意をお願いします。
そして最後は、またたびとキャットニップについてです。もともとおもちゃについていたり、爪とぎと一緒に入ってたりするので、猫のたまのストレス解消にと我が家も月1回の割合で使用していますが、一度の使用量が多いと危険な場合がありますので、またたびとキャットニップを使う際は、よく調べたうえで、慎重にお使いください。
以上、3点のお願いと注意事項でした。
猫との遊びは、楽しさや刺激ばかりでなく、猫と飼い主との絶好のスキンシップの時間です。若い猫の相手はなかなか大変なものがありますが、かけがえのない大切な時間ですので、一緒に遊んで絆を深めていきましょう!
仮に、自宅に猫用のおもちゃがなくても、ティッシュを丸めて投げたり、紙飛行を飛ばすだけでも効果はあります。ペットボトルのキャップもありです。身近にある物を工夫して使うなどして遊べば、より楽しいスキンシップができますよ!
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。