子猫の成長に欠かせない餌=ご飯。いくら欠かせないと言っても、無限にあげてしまうと大変!太っちゃう!と思っている方もいらっしゃると思いますが、実はそんなこともありません。子猫はまさに成長期なので、成猫よりもたくさんご飯を食べていいことになっています。
今回は、その回数と量、そしてその理由についてご説明します。
子猫のご飯① 回数
子猫のご飯は、1日3~5回に分けて与えましょう。
子猫は成長期なので、1日にたくさんのご飯を食べます。しかし、まだまだ体が小さく、体内の器官も整っていないため、1回の給餌は少なくして、給餌の回数を多くします。
ただし、仕事などで日中留守にする場合は、朝・夕・夜の3回にするか、朝・夕・夜・就寝前というように、4回に分けることも可能です。実際我が家はそうしていました。
3回の時もありましたが、2匹の内の女の子の方が吐きやすい体質で(3歳になった今でも)、一度にたくさんの量を与えると、吐き出すことが多く、成長過程においては心配事でした。
ネットで検索するたびに、「3回が適切」と書いてあるので、常識じゃないことをしているのではないかと、常に不安もありましたが、猫によっても違いますし、ネットに書いてあることがすべてではないので、猫に合わせた方法にするのが一番かと思いまして、我が家では1日4回にしていました。
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子猫のご飯② 量
子猫のご飯の量は猫によって違いますので、基本的にはご飯のパッケージに記載してある量を与えましょう。子猫用のご飯でも、子猫・成猫共通のご飯でも、月齢に添った給餌量が書かれています。
とはいえ、子猫は成長期なので、基本的には欲しがるだけ与えても大丈夫です。この期間は、成長するための栄養を必要としているので心配しているような肥満体型にはなりにくいと言われています。
もし、異常なまでの体重増加があれば別の話ですが、基本的には大丈夫です。
というのも、前項に書いた「1日4回の給餌」のこともあり、我が家も気になって、動物病院の先生に相談したことがあります。その際先生からは「この時期の子はいっぱい食べて大丈夫!1日4回でも大丈夫!どんどん食べさせてあげてください」と言われ、とても安心したことを今でも覚えています。
そして、一回にものすごく食べるのではなく、やはり数時間おきに食べに来るので、量よりも回数かな?と判断して、我が家では4回体勢を取っていました。
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子猫のご飯③ カロリー
子猫には、必ず子猫用のご飯を与えます。
子猫用と成猫用のご飯では、カロリーが全然違います。ペットコーナーに並ぶご飯のパッケージ裏面を見てもらえば一目ですが、子猫のご飯のカロリーはとても高く、その理由としてはやはり「成長促進」です。
実は、このカロリーはとても大事でして、1回の給餌量が多く書かれているものは、案外カロリーが低かったりして、給餌量が少なめに書かれているものは、カロリーが高かったりします。
どちらも同じことですが、量もあってカロリーも高い、もしくは量が少なくてカロリーが少ない、なんていうご飯はあまりないとは思いますが、子猫には高カロリーが基本なので、ご飯を選ぶときは要チェックです。
子猫時代が終わり、1歳を過ぎ、避妊手術や去勢手術をした後は、カロリーや量を調整して、太らせないように気を付けなければなりません。お腹をすぐに空かせてしまうような猫の場合は、カロリーの少ないものを選ぶなどの配慮をしてあげましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、子猫の餌の回数や量について、その理由とともいご紹介しました。
何度も言いますが、子猫時代は成長期です。健康に丈夫に育つためにも、短くともとても大切な時期です。
子猫専用のご飯には、栄養価の高いものがたくさん含まれていますから、太ってしまうことは気にせずに、たくさん食べさせてあげましょう!
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UCHINOCO編集部
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