飼い主が愛する分、犬も飼い主を愛するもの
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飼い主さんに対しての「大好き」という気持ちは、どんな犬の行動から読み取ることが出来るでしょうか?やはり、なによりも飼い主さんを目視している熱視線ではないでしょうか?常に飼い主さんの行動を目で追っていることがまず第一に言えることです。稀に、それが過剰になってしまうことで分離不安の状態に陥ることもあります。そこは飼い主さんの采配で、犬に余計な不安を与えずに穏やかに暮らせるように工夫をする必要があります。
飼い主さんの後をずっと追う、「後追い行動」は、飼い主さんのことが「大好き」という気持ちの表れです。いつもそばにいたい、どこにでも付いて行きたい、という犬の愛情表現です。やや、依存症に偏りがちになっている場合でも、そこは寛大に受け止めてあげましょう。それが飼い主から示すことが出来る愛情だからです。
「大好き」の気持ちを飼い主さんに伝えたい
飼い主さんの側に走り寄り、お腹をゴロンと見せる仕草は、余りにも無防備で可愛らしいものです。これこそ飼い主さんに対して「大好き」という気持ちを表す行動です。犬は心を許す相手にしか急所を見せないものです。それを自らお腹を見せるという行動こそ、飼い主さんに何とか大好きを伝えようとしている健気な犬の行動の一つだと理解してあげましょう。
そして瞳を見つめて、アイコンタクトの中に愛情表現を示そうとします。大好き!と常に叫びたいほどに、飼い主さんを追いかけて、飼い主さんに愛情を注いでいる犬こそ、愛情深い犬と言えるのです。
じっと飼い主を見つめる仕草
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犬は飼い主さんに対しての愛情表現は、目を使って示すことが多いのです。じっと潤んだ瞳で、見上げられると飼い主さんとしては母性をくすぐられるものです。そして思わずハグしたくなるような気持ちにもなります。こうして飼い主さんを目力で釘付けにして、「大好き」という気持ちを素直に表現しているのす。
そして飼い主さんが見つめ返すと、犬は耳をやや後ろに倒し気味にしてさらに見つめてくれます。ここまで気持ちが昂ると、犬の愛情のボルテージも最高潮を迎えているわけです。そんな犬の気持ちにいち早く気づいてあげてください。
キスの嵐?
飼い主さんのことが好きすぎて、ついつい口元を舐めたくなるのも犬からの愛情表現です。ペロペロと飼い主さんの口元を舐めて、自分の気持ちをダイレクトに伝えようとしているのです。犬にとってこのキスは、飼い主さんへの「大好き」のサインです。誰にでもキスをするわけではないのです。大好きな、飼い主さんに対して行う最大級の愛の告白と受け取ってあげましょう。
そして、キスが終わると飼い主さんの体の一部と自分の体の一部をくっつけて体温を共有してくれます。これも、飼い主さんのことが大好きだからこそ、行うボディーランゲージの一つなのです。好きだからずっとそばにいてほしい!という気持ちをその行動で表しているのです。
飼い主さんのことが好きすぎて・・・
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常に飼い主さんを目で追いかけて、常に飼い主さんと一緒にいることに至福を感じるのは幸せな犬です。ただ、飼い主さんにも都合があります。時間を共にできない日もあるわけです。留守番時に問題行動を起こしてしまうような育て方にならないように、注意をする必要もあります。
依存させないようにするために
一緒にいない時間も、自分で一人遊びができるように犬の小さな自立を促せるような飼い主でいましょう。そして、愛情を伝え合う時間にはめいっぱい、犬からの愛情表現を受け止めて犬にも、愛情を示してあげましょう。つまりメリハリのある時間の流れを作ることで、飼い主に依存し過ぎない犬に成長できるのです。
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UCHINOCO編集部
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