犬が体を舐めるのはストレスサイン?
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犬がしきりに自分の体を舐めているときはありませんか?ふと目をやると一心不乱に自分の体の一部を舐め続けている。あまりにも長い時間舐めているので、思わず止めに入ったという飼い主さんもいるのではないでしょうか?確かに皮膚炎の心配もあります。それ以上に、もしかすると心理的に何かダメージを受けているのでは?という考え方もできるわけです。
まずは犬が自分の体を舐めている時の気持ちに迫ってみました。もしかすると、何らかの病気のサインかもしれないと考えたときに、飼い主さんとしては、いたたまれない気持ちになるものです。一刻も早く体を舐める理由を知りたい!そう考えるのが飼い主さんの愛情深さです。
細かな理由が存在すると
犬が自分の体を舐めているときは気持ちが内面に向いている時です。単に暇つぶしを兼ねて毛づくろいをしていることも、十分に考えられます。皮膚病を患っている場合には痒みからどうしていいのかわからなくなり、自分の体を舐めるということもあるようです。
まずは犬の様子を見守って、手足の怪我が皮膚の病気などがないかどうか?をチェックしておいてください。なんでもない場合には、今度考えられるのはアレルギーによる痒みやストレスです。
心理的な思いが舐める行為につながる
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犬が自分の体を舐めているときは、退屈しのぎだけではありません。飼い主さん訴えられない心の機微があるのです。最近の家庭環境が急激にかわったことはありませんか?ほとんど犬をかまってあげられず寂しい思いをさせてはいませんか?思い当たる節があれば、まずはその原因を取り除いであげるのが優しさでです。
体を舐める理由としては皮膚炎や体の不具合から舐めている場合や、暇だからという理由で退屈しのぎの場合も多いのです。
舐めていると安心する
犬は自分の体を舐めることで、気分を落ち着かせているという考え方もあります。実際に、何の意味もなく体を舐めているタイプの犬は、自分の中で、舐めることで鎮めているという場合もあるのです。自分に言い聞かせているというタイプの犬は、暇があれば自分の体を舐める傾向が強いのです。
病的な原因を考えるとき
犬は自分の体の一部に痛みを感じた場合には、その場所を自分で舐めるという習性もあります。もしかすると、骨や関節部分が傷んでいるのかもしれません。もしも、そうであれば早めに確定診断を仰いで治療に専念するべきでしょう。人間のように痛みがある場所に直接的なアプロ―チを考えられないのは犬なのです。
真っ先に皮膚の異常をよく観察をしておいてください。病的なことが原因で体を舐めているときには、一旦舐めることを止めせえてみればよいでしょう。
病的なことが理由の場合の対処法は?
痒みや痛みについては注射や内服薬で必ず軽減できます。むしろ、体を舐めている期間が長い方が、いろいろと不具合が乗じるわけです。ストレスが原因でも中には、病的な皮膚炎を併発させてしまい思いのほか、長期戦の治療が必要になったという例もあるほです。
理由を探して一緒に克服する
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女の子の場合に、体を丸めて陰部を舐めていることがあります。ここには特徴的なものがあります。実は陰部を舐めているときには子宮の病気や泌尿器の病気が強く疑われるのです。いち早く原因を突き止めて、長時間、自分の体を舐めることをやめさせるべきでしょう。
大きな原因もなく、舐めている場合には寂しい、退屈と言った単純な事情が裏側に隠されているのです。飼い主さんは体を舐める犬に対しては慎重に見守ってあげる必要もあるのです。
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UCHINOCO編集部
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