犬の食糞はなぜ起きる?
https://www.shutterstock.com/
自分のウンチを食べるという行為。これを食糞と呼びます。初めてのワンちゃんを迎えたときに起きる食糞行動は本当に驚かされるものです。なぜ食糞は起きるのか?ということを飼い主が冷静に知っておくことで対処の仕方も変わってきます。自分のウンチだけではなく、同居犬のウンチまでも食べてしまうということも起きるのです。
食糞の原因を知る
食糞の大きな原因は食事の内容です。まず、今食べている内容の食事に満足をしていないパターンが考えられます。栄養面でも工夫をして飼い主は与えているはずです。それでも犬にとっては、「不十分」という意識があるわけです。そこで、自分のウンチ間でも食べ物に見えるという説が一番多いのです。食事量はどうでしょうか?常に空腹の場合にもどうしても食糞が増えます。
食事の量と質を見直す
今まで与えているドッグフードで体重の伸びはどうかをチェックしてみてください。急激に増えないまでも、徐々にしか増えていない場合。子犬ならば、まずは食事が足りていないということになります。それが直接敵に、食糞行動につながるのです。
食糞対策はどうすれば良い?
食糞をする=ウンチがおいしいという理由です。単純な犬の場合には、それすら食べ物と同化しているわけです。子犬の場合を考えてみます。消化が不十分なものがウンチの中に入っているとまだおいしい匂いがするのです。ついつい、それに誘われて食糞行為をしてしまいます。そこで食糞対策を考えなければいけなくなります。まずは飼い主が、食糞をする理由を想定します。栄養不足?食事が足りない?運動不足?まずはこの中から原因を探してみてください。
食糞対策の具体例
犬がウンチをした場合、できるだけ即座に片づける。上手にウンチができたことを誉めて、おやつを与えるという、単純な方法はどうでしょうか?そこで強く叱りつけてしまうと「ウンチはいけないこと」という覚え方をして、隠れた場所で排せつをするようになります。これは困った問題ですのでまずは避けておきましょう。
お留守番時に食糞をする場合
出来ればペットカメラなどで、犬の様子を見守れるのが良いのですが、なかなかすべての飼い主にそれが叶うわけではありません。留守番のときだけ食糞をするというタイプの犬もいるのです。何よりもまずはフードを変えてみることをおすすめします。空腹をできるだけ少なくすることから始めてみましょう。
留守番時の食糞癖は難問です
留守番のときにだけ食糞をするのは、心の問題が関係していることもあります。つまり空腹の上に飼い主が留守というダブルの寂しさからついつい食糞をしてしまう。分離不安症になっている可能性があります。普段のスキンシップをもう一度見直して犬と飼い主の関係性を正しく築きなおしてみてください。必ず解決の糸口は見つかるはずです。
サプリメント類を使って食糞対策
食糞をする場合には、たいてい腸内環境のバランスが崩れています。そこを重視しておきましょう。今話題の、腸内フローラを整えることで食糞に効果的な場合が多いのです。腸内環境を整えることで、食糞が改善されたという飼い主は多いようです。
食糞対策のシロップは効く?
食糞を抑えるタイプのシロップを使ってみる。そうするとウンチがまずくなるのです。つまり口にしても少しも美味しくないことを学習できるわけです。これはなかなか効果的だと思います。いかがでしょうか?
食糞対策は根気よく叱らず治す
https://www.shutterstock.com/
食糞をすることが病的でないことをきちんと確認をする。そこから食糞対策としてフードをいつもよりグレードアップするなど、対策を考えてみましょう。サプリやシロップもできる範囲で考え合わせてみれば良いのです。食糞は叱ると余計に酷くなる傾向があります。そこを心得て根気よく向き合ってあげましょう。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。