家に帰ると、ふわっと匂う猫の独特な香り…。
ずーっと家にいるとわからないものの、一度家を出て帰ってくると「家の中こんなニオイしてたんだ!!」と気づく方もいらっしゃると思います。
また、友達が家に遊びに来て「なんか猫のニオイがする!」などとの指摘を受け、気づく方もいらっしゃるかと思います。猫は室内飼いをしていても、その独特なニオイは発生してしまいます。その理由や対処法を見て行きましょう!
猫のニオイの原因
出典元:https://pixabay.com/ja/
実は、猫は動物の中でも体臭が少ない動物です。ニオイに敏感な方は少し気になるかもしれませんが…。狩猟動物の猫は、狩りをする相手にニオイでばれてしまわないように
自分で体を舐めて綺麗にしています。もし、猫の体が異常ににおう場合は病気の可能性もあります。
では、何故猫自体がにおわないのに、あの独特なニオイが部屋にしみついているのでしょうか?
エサ
エサを与えて、残したまま放置をしていると、エサのニオイが部屋にしみついてしまいます。腐敗が進むのが早い夏は特にニオイが残ってしまいます。
トイレ
猫のおしっこは凝縮されていて、強いアンモニア臭がします。猫の排泄物をある程度溜まるまで放置していませんか?猫はトイレが汚れているとトイレでおしっこやうんちをしなくなってしまう子が多いですが、中には気にせず汚れていてもおしっこやうんちが出来る子がいます。うちの子は、気にしないからと言って、排泄物を放置しているとニオイはすぐに充満してしまいます。
オス猫のスプレー行為
オスの猫で「スプレー行為」をする猫が居ます。スプレー行為とは、オス猫がするマーキング行為です。このスプレー行為、ものすごく臭いんです…。いくら綺麗に拭いてもニオイがなかなか取れません。
猫のニオイ対策法
エサはすぐに処分!
エサを出して、食べ残したぶんはお皿に残したままにせず
すぐに処分をしましょう。エサをいつでも食べられる環境は、衛生面でもよくありません。
排泄物はすぐに掃除!
排泄物を見つけたらすぐに掃除をしてください。消臭用の猫砂だから、と残したままにしていると、どんどんニオイは充満して、カーテンや服、壁などにすぐにニオイがついてしまいます。
トイレはシステムトイレがおすすめ!
普通の猫用トイレだと、おしっこが固まって残っていますがシステムトイレは、おしっこが下に設置する吸水マットに吸収される仕組みになっています。うんちは下に落ちないので、その都度処分しないといけませんがおしっこは吸収され、消臭効果もあるので長くても1週間はおしっこの掃除が必要ありません。
スプレー行為の対処法
オスのスプレー行為はしつけで治す事は難しいでしょう。ですが、去勢手術をすると、スプレー行為が無くなります。
その他の対処法としては、スプレー行為をする場合同じ場所ですることが固定されているのでその場合は、トイレシートをその場所に張り付けておいてこまめに交換する防水シートを貼ってこまめに拭くようにしてください。拭くときは強い消臭効果があるスプレーを使用しましょう。
部屋にしみついたニオイ
部屋にしみついたニオイは、クエン酸の拭き取りが効果的です。クエン酸が無い場合はお酢が効果的です。拭き取りが終わったら、酵素系漂白剤をお湯や水で溶かして再度拭き取りましょう。
布団やカーテンなどの洗えるものは洗濯をして、外に干しておきましょう!
日頃のこまめな掃除で対策を!
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ニオイの原因は猫の体臭ではなく、トイレやエサなどのニオイな場合がほとんどです。
トイレなどの掃除をこまめに毎日する事で独特なニオイの発生を抑える事ができ人間も猫も住みやすい環境になるでしょう!又、頻繁な換気をするのも効果的です。
気になるニオイの原因を排除して、愛猫との楽しい生活を送りましょう!
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UCHINOCO編集部
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