愛猫のブラッシングのあれこれ~気持ちいいブラッシングのために~

室内猫は換毛期に関わらず、年中毛が抜け落ちます。人間との快適な暮らしのために、愛猫のブラッシングは欠かせないお世話の一つです。 2018年05月01日作成

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年中抜け落ちる愛猫の毛に悩まされる方も多いかとおもいますが、ブラッシングはしっかりできていますか?中には素直にブラッシングに応じてくれない猫ちゃんもいるのではないでしょうか。本記事ではブラッシングのコツやグッズなどご紹介します。

猫のブラッシングのコツは?

出典元:https://www.shutterstock.com/

猫にブラッシングを慣れさせるのは、子猫のうちからきちんとブラッシングを習慣付ける事です。成猫になってから飼い始めたという方もいるかとおもわれますが、それでも同じく、家族の一員になったその日から習慣付けるようにしましょう。

猫のブラッシングの頻度は短毛種なら一週間に三回位、長毛種は毎日です。長毛種の猫ちゃんは特にブラッシングを怠らないようにしましょう。すぐに被毛が絡まり、毛玉の原因になってしまいます。

ブラッシングのコツですが、いきなりブラシをかけやすい背中から始めるのはNGです。背骨が当たると痛く感じてしまう程敏感です。その他猫が嫌がる箇所は腰骨・お腹・後ろ足周辺です。まずはこの場所を避け、猫が撫でられるのが大好きな顔周りから優しく撫でるようにブラッシングをはじめましょう。

どんなブラシを使うの?

ブラッシングの際に使うブラシも短毛・長毛で違います。よく分からないうちはやみくもに「猫用ブラシ」と書いてあれば、全部買ってしまう方もいますが、その必要はありません。次でご紹介します。

<獣毛ブラシは短毛・長毛>

キャティーマン ナチュラルスタイル 木製小判型ツヤ出しブラシ S

獣毛のブラシは短毛・長毛の両方で使います。ブラッシングの基本になるブラシです。短毛の猫には柔らかい豚毛のブラシを、長毛の猫には硬めの猪毛のブラシを選びましょう。この獣毛のブラシの役割は、被毛の汚れを落とし血行を良くしてくれます。獣毛のもつ油によって被毛に艶も与えてくれるでしょう。

<コームは短毛・長毛>

ロゼンスター ペット用コーム 犬・猫用

コームも短毛・長毛の両方で使います。コームとは目の細かいクシです。役割は毛玉取り・ノミ取り・仕上げです。

<ラバーブラシ・ミトンブラシは短毛>

ペティオ プレシャンテ ラバーブラシ

短毛の猫にはラバーブラシ・ミトンブラシを使用します。被毛の短い猫でも痛くないゴム製です。役割はマッサージ・抜け毛取りです。

<ピンブラシ・スリッカーは長毛>

ペティオ プレシャンテ ソフトスリッカーブラシ Mサイズ

ピンブラシ・スリッカーは長毛の猫に使用します。役割は長い毛のもつれ・毛玉取りです。毎日ブラッシングができていればもつれ・毛玉などできていない猫ちゃんもいるかとおもわれますが、その場合はスリッカーだと毛が切れやすいので、ピンブラシを使う事をおすすめします。

ブラッシングは無理強いせず愛情持ってしましょう

出典元:https://www.shutterstock.com/

毎日ブラッシングをしてあげたいのに、なかなか猫にとっては嫌なお世話の一つでもあります。日によっては大人しく、そうでない時もあるでしょう。もし猫が嫌がる様だったら無理強いせず、少し時間を置くか次の日にしましょう。

逆にブラッシングが大好きという猫ちゃんは、大人しくしてくれるからといって、ブラシのかけ過ぎには注意しましょう。ブラッシングをするたびに猫の毛はどんどん抜けますが、まだまだという感じでブラシをかけ続けると結果ハゲてしまいます。放っておけばまた毛は生えますが、地肌に傷などを作ってしまう原因にもなるので気を付けましょう。

猫がブラッシングを嫌がってしまうのにもきちんと猫なりの理由があります。ブラシが合っていない、痛いなどが主な理由でしょう。飼い主のブラッシングがきちんとできているかは、愛猫の反応を見れば一目瞭然です。何回チャレンジしても嫌がられてしまうのは、ブラッシングの方法が何か間違っているからでしょう。毎日のブラッシングで愛猫の状態も同時にチェックし、いつまでも健康で長生きしてもらいたいものです。

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UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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