猫の発情期の期間や発情期に入るタイミング

これから避妊手術や去勢手術をしていない猫をお迎えする場合には、猫の発情期の期間や発情期に入るタイミングについて詳しく理解しておく事が重要です。 2018年04月11日作成

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猫をお迎えする場合には、発情期の期間やタイミングについて理解しておかないと大変な思いをするかも知れません。こちらでは猫の発情期についてのアドバイスをご紹介しております。

1.猫の発情期の期間

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猫の発情期の期間はオス猫もメス猫も変わりません。猫によって個体差はあるものの一般的な猫の発情期の期間は、1週間から3週間くらいと言われています。発情期の期間は、明らかに発情期とわかるのは、全体の中でも3日程度です。また、猫によっては発情期だとわかるようなサインをほとんど出さない個体もいますので注意が必要です。

また、猫の発情期は年に2回から多くても3回と言われております。基本的には出産の時などにリスクが少ないという事にあり、春や夏などのエサの多く気候が暖かい時期に集中して発情期を迎える傾向があります。特に二月から四月、六月から九月は非常に発情しやすい時期になっております。

猫の発情期は、明るい時間帯が長いことで起こると言われています。基本的には、12時間以上の照明があたる時期には発情する傾向がありますので、屋外で生活している野良猫は一月から九月がピークです。しかし、繁華街や商店街など夜中まで照明が明るいエリアに住んでいる猫の場合には、12時間以上は明るい所で生活しているので、一年を通じて発情するケースも増えています。

2.猫が見せる発情期の行動

猫派発情期になると普段と違った行動をとるようになります。メス猫は、普段生活しているよりも落ち着きがなくてソワソワとしている姿が見られたり、信じられないくらい大きな声で鳴くようなしぐさが目立ちます。中には声が嗄れても鳴き続ける猫もいますので集合住宅で飼育している方は近隣トラブルの原因にもなりかねません。

オス猫はメス猫よりも鳴き声が少ないのでいくらかはマシだと思いますが、メス猫の発情期の時の鳴き声に応えるように大きな声で鳴き続けるオス猫もいますので要注意です。

鳴き声だけでなく、普段はしっかりとトイレができるのに、トイレ以外の場所にもオシッコをしてマーキングするような事も発情期の猫の特徴になっております。これはメスねこよりもオス猫に多い発情期の行動です。

3.メス猫の発情期の対処法

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メス猫は、避妊をしていないと発情期が必ず訪れます。発情時期は生後5ヶ月から12ヶ月までに始まるのが一般的です。

マタタビをあげたり綿棒で性器をツンツンと刺激するような対処法を進めているブログやSNSなどもありますが、猫の健康を考えるとあまりおすすめできない方法です。メス猫の発情期の対処法としましては、満足するまでブラッシングしたり撫でてあげたりしてスキンシップをとりつつ、メス猫にリラックスしてもらうのが正しい対処法になります。また、猫じゃらしやヒモを使って猫を沢山運動させると疲れて良く眠ってくれますので発情期の大きな鳴き声を減らす事ができます。

4.オス猫の発情期の対処法

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オス猫は、去勢手術を受けていないと生後3ヶ月を経過すると生殖器の発育が始まります。生後6ヶ月を経過すると精巣が発達し交尾ができるようになります。その後、生後9ヶ月から12ヶ月1年目で発情するオス猫が多いようです。

正しい対応としては、発情したオス猫は甘えてくるかもしれませんが、この時に猫を構いすぎると逆効果になってしまいさらに発情させてしまいます。もしオス猫が発情してしまったら、なるべく干渉せずに見守るようにするのがポイントです。

これから迎え入れる猫に子猫を産ませないと決めているのであれば、去勢手術や避妊手術は必ず行うのはもちろんの事、なるべく早めに済ませることが重要になります。猫の発情期は、高齢になっても続きます。何度も発情しているとストレスを感じてしまい寿命が短くなりやすくなっております。

また、避妊手術をすると乳腺腫瘍の予防にもなります。長生きしてもらいたいのであれば避妊手術はとても重要なポイントです。

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UCHINOCO編集部

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