ケージ?サークル?中型犬のハウス選びのポイントと注意点

中型犬は小型犬よりも大きく力も強いため、ケージやサークル選びは慎重にならなくてはいけません。中型犬のケージの選び方について覚えておきましょう。 2018年02月28日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬と暮らす犬のカテゴリ - 犬と暮らす
  • VIEW:845

ケージやサークルは犬のサイズによって買うものを考えなければいけません。特に、中型犬はどちらを与えるかについて迷いがちですので、ここで解決しましょう。

サークルよりもケージがおすすめ

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

出典元:https://www.shutterstock.com/

サークルかケージ、どちらかを中型犬に与えるのであればケージがオススメします。その理由は、中型犬は活発な犬種も多いのですが、習性としては狭いところを好む犬が多いからです。

家の中でも自由に動かせてあげたいと考える飼い主も多いのですから、サークルを選びたいと考えてしまいがちです。しかし、じつは犬はもともと小さな穴の中で生活していたので狭い場所のほうが落ち着けます。

サークルの場合は屋根がないため、ジャンプで抜け出してしまうということと、全ての面が覆われていないため、安心して過ごせない可能性があります。ただし、犬種によっては広いところを好むケースがありますし、個体差も当然あるため、愛犬と相談していくの大切でしょう。

外飼い?室内飼い?

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

出典元:https://www.shutterstock.com/

ケージの選び方にもコツがあります。そのひとつが「室内飼いなら金属製、外飼いならばステンレス製」ということです。

室内飼いの犬は、ストレスが溜まってしまうとケージを噛んでしまう場合があります。木製やプラスチック製だと、噛んだ時に怪我をしてしまうかもしれませんので、万が一の場合を考えて、噛んでも壊れない金属製のほうが安心です。

一方の外飼いの犬の場合、ステンレス製のケージだと風雨にさらされても壊れないですし、なにより錆びません。金属製を選ぶと錆びてしまうので、その部分を犬が噛んだり舐めたりすると身体に良くありません。怪我の危険もあるので十分に注意してください。

ケージ選びのポイント

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

出典元:https://www.shutterstock.com/

ケージを選ぶ時には、素材以外にもいくつかポイントがあります。例えば、愛犬だけでなく、飼い主が分解、組み立てをする際の利便性も大切です。さらに、日常使いしますから、耐久性や掃除のしやすさも考慮しなければいけません。

他にもキャスター付きのものであれば、ケージの移動も簡単にできるので、まったく動かさないと決めている以外は、キャスター付きの方がいいかもしれません。

この中でも、特にチェックしておきたいのが「掃除のしやすさ」です。犬が出入りするためどうしても、ケージは汚れます。この時に、底面の形が拭き取りづらかったり、サイドや屋根が外せずに苦労してしまうケージもあるためです。

最近は、壁や天井の開閉ができたり、逆に底面だけを取り外せたりと掃除のしやすいケージも増えてきています。心配であれば、販売店の店員に聞いてみると安心です。

ケージとトイレは離すこと!

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

出典元:https://www.shutterstock.com/

犬は綺麗好きな生き物です。ですから、ケージ内にトイレトレーを一緒に置くのはオススメできません。特に寝床にする場合は、周辺でトイレをする習性のない犬種も多いためトイレの設置は厳禁です。すぐトイレに行けるように配慮したつもりでも、愛犬にとってはストレスの原因になってしまうかもしれません。基本的には、ケージとトイレは離して設置してください。

ただ、どうしてもケージ内にトイレトレーを入れる場合は、寝床から離れた場所に置きましょう。小さなケージだと、トイレトレーと寝床をはっきり分けられないので、設置は控えたほうが無難です。また、設置をしている場合には、できる限り清潔さを保てるように、掃除は欠かさないようにしましょう。

まとめ

中型犬にサークルかケージのどちらを与えるか悩む場合は、ケージがオススメです。犬にはプライベートを保つために狭い空間を好むという習性がありますから、開放的な状態だけでなく、閉じた場所も用意してあげましょう。ただし、ケージ内にトイレトレーを配置するのは避けてください。ストレスの原因になってしまいます。

また、ケージを購入する際には素材を考えたり、サイズにもゆとりを持ったりと、愛犬が使いやすいことを考慮すると安心です。しかし、それだけでなく、飼い主も組み立てや解体、持ち運びのしやすさといった部分にも注目をしてみましょう。後悔のないケージ選びで、お互いにストレスを溜めないことが理想です。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事