犬用ひんやりマットを使うメリットとは?

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ワンちゃんの暑さ対策グッズとして人気の「ひんやりマット」ですが、飼い主さんのなかには「本当に必要なの?」と疑問に思っている人もいるかもしれませんね。
実は犬用ひんやりマットを使うことで愛犬の身体を適度に冷やせるので、暑さによる寝苦しさを解消したり、熱中症のリスクを軽減したりといったメリットがあるんですよ。
そもそも犬は全身が毛で覆われており、体温がこもりやすい傾向にあります。
加えて、犬の皮膚には人間のような汗腺がほとんどなく、汗をかいて体温を調節することができないこともあって、体温調節があまり得意ではないんです。
犬の体温調節の方法としては「ハアハア」と荒い口呼吸をする「パンティング」が主であり、他には水分補給をしたり、冷たい場所に身体を伏せたりするといった方法でしか体温を逃がすことができません。
犬用ひんやりマットは一般的に、表面がひんやり冷たくなる素材が使われているため、犬が寝転がるだけで効率よく体温を外へ逃がせます。
電気は必要なく省スペースで使えることから、夏場の暑さ対策にはもちろん、冬場で暖房を強めに稼働させているときの体温調節にも最適です。
もう失敗しない!犬用ひんやりマットの選び方

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ペットショップや通販などでは、多彩な種類の犬用ひんやりマットが販売されているため「どれを選べばいいか分からない!」という飼い主さんも多いでしょう。
適当に選んでいると寝心地が合わなくて愛犬が使わなくなったり、すぐに破れてしまったりすることがあるため、飼い主さんにとっては悩みどころですよね。
ここからは、そんな犬用ひんやりマットの失敗しない選び方を解説します。
初めてマットを使うなら「接触冷感素材」がおすすめ
接触冷感素材の犬用ひんやりマットとは、主にレーヨンやキュプラといった、触った時にひんやり感がある生地を使ったものを指します。
優しい肌触りと高いクッション性があり、アルミ素材などに比べるとひんやり感がマイルドな傾向にあるため、初めて犬用冷感グッズを使うワンちゃんにも使いやすいでしょう。
サイズやデザインのバリエーションが豊富なので、愛犬の体格に合ったものを探しやすいのもメリット。
なかには背もたれや、愛犬が顎を置いてくつろげるクッションが付いているものもあるため、ケージ内などに置いておけばよりリラックスしやすい環境を整えられます。
布製なので軽く、必要ないときには折りたためるので、自宅だけでなくお出かけ先でも暑さ対策として使えますよ。
暑さに弱い犬種には「アルミ素材」でしっかり冷却
アルミ素材の犬用ひんやりマットは、愛犬の体温を素早く吸収し、効率的に身体を冷却できますよ。
特にフレンチブルドッグなどの短頭種や、柴犬などの被毛が厚めの犬種については暑さに弱いため、いかに効率よく体温を外へ逃がせるかがポイント。
アルミ素材は鉄の約3.5倍もの熱伝導率を持ち、熱しやすく冷めやすいという特性を持っているため、熱中症のリスクを軽減させられるでしょう。
エアコンと併用すれば、マットの表面がより冷たくなるため、さらに冷却効果を高められますよ。
金属なので耐久性が高く、傷にも強いので引っ掻き癖がある子が使っても、布製やジェルタイプのように破れる心配がありません。
足腰が不安な愛犬には「ジェルタイプ」がぴったり
ジェルタイプの犬用ひんやりマットとは、言葉の通り中材として冷却ジェルを採用しているものを指します。
布製やアルミ素材に比べて弾力があり、愛犬の関節や筋肉への負担を軽減できることから、シニア犬のような足腰に不安があるワンちゃんも安心して使えますよ。
なお、噛み癖や引っ掻き癖のある子の場合、外側の生地が破れてジェルが出てくることがあるので避けた方がよいでしょう。
万が一のジェルの誤飲・誤食を防ぐためにも、ペットの身体に無害なジェルが使われているかどうかも確認しておくと安心です。
マットのサイズは愛犬の体格に合わせよう
犬用ひんやりマットの効果を最大限発揮するためにも、愛犬の体格に合わせたサイズを選んでください。
愛犬の体格よりもマットが小さいと身体全体を上手く冷やせませんし、大きすぎても愛犬が落ち着かなくなることがあります。
そのため基本的には、愛犬が足を伸ばして寝転がったときに、身体がはみ出さないサイズかどうかをチェックして選びましょう。
しかし警戒心が強い子の場合、いきなり大きなひんやりマットを設置すると、怖がって使ってくれなくなることも少なくありません。
そのため、最初のうちは身体の一部分だけを乗せられるような、小さいサイズのマットで冷たさに慣れてもらうのがおすすめです。
ひんやりマットの冷たさに慣れてきたら、少しずつサイズを大きくしていくことで愛犬が警戒心を解いてくれるでしょう。
なお、大型犬用のマットはサイズが大きくなりやすいため、必要なときにだけサッと出して使えるように折り畳み式や薄型の物を選んでおくと保管場所に困りません。
お手入れしやすい仕様かどうかもチェック
犬用ひんやりマットは、長く使っていくうちに汚れていくもの。
そのまま放置していると雑菌が繁殖し、カビが発生することもあります。
だからこそ、ひんやりマットを購入する際には自宅で簡単にお手入れできる仕様かどうかをチェックして選ぶことも大切です。
撥水・防水仕様であれば、万が一愛犬が粗相をしたときにもマットの内部までおしっこが浸透してしまうのを防げるので、サッと拭き取るだけでお手入れが完了します。
また、ウォッシャブル生地のマットであれば、仕事などで忙しくてなかなかお手入れする時間が取れなくても、自宅の洗濯機で丸洗いできるのでマットを常に清潔に保ちやすいでしょう。
安全性を考えるなら「滑り止め付き」がマスト
愛犬の安全性を考えるなら、滑り止め付きのひんやりマットを選ぶのがマストです。
わんぱくなワンちゃんのなかには、マットの上を走ったり掘ったりする子もいます。
滑り止めがないと、愛犬が動き回った際にマットが動いてしまい、転倒・ケガの原因になる場合があります。
犬用ひんやりマットを使うときの注意点

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手軽に愛犬の体温調節ができるひんやりマットですが、間違った使い方をしていると効果が上手く発揮されなくなることもあります。
ここからは、犬用ひんやりマットを使うときの注意点を解説します。
直射日光が当たる場所には置かない
犬用ひんやりマットを使う際には、直射日光が当たらない場所に設置しましょう。
犬用ひんやりマットの役割はあくまで熱を吸収することであるため、直射日光が当たる場所に置いていると、マットが日光の熱を吸収してしまい、冷却効果がダウンしてしまいます。
特にアルミ素材は熱伝導率が高いことから、直射日光が当たっていると表面が熱くなってしまうため注意が必要です。
冷却効果を最大限発揮させるためにも、犬用ひんやりマットは窓際などの日光が当たる場所は避け、風通しのよい日陰に設置しましょう。
気温が高い日は必ずエアコンと併用する
真夏日のように気温が高い日は、必ずマットと一緒にエアコンも稼働させてください。
手軽に愛犬の身体を冷やせるとはいえ、犬用ひんやりマットはエアコンや扇風機のように冷気などを発している訳ではありません。
そのため、室温が高くなる猛暑の日にひんやりマットだけを使っていると、マット自体の冷却効果もダウンするため、愛犬が上手く体温調節できません。
一般的にワンちゃんが快適に過ごせる温度は20~23度とされているので、室温が高くなる日はひんやりマットと一緒にエアコンも使い、適温をキープできるようにしましょう。
また、水分補給もワンちゃんにとって体温を調節する方法の一つでもあるため、十分な量の飲み水も用意して、しっかり暑さ対策してあげてくださいね。
暑い日にぴったり!おすすめの犬用ひんやりマットを紹介

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市販の犬用ひんやりマットは、メーカーによってデザインや仕様が少しずつ異なります。
それぞれのアイテムの特徴を比較しながら選ぶことも大切ですが「結局どれがいいのか分からない!」という飼い主さんのために、ここからはおすすめの犬用ひんやりマットを紹介します。
おすすめの犬用ひんやりマット(1)ペティオ ひんやりマット
肌触りがサラサラの接触冷感生地で、愛犬の身体にこもった熱を外へ逃がせるひんやりマットです。
防ダニ加工を施しているので、熱中症と虫刺されの両方を対策できますよ。
マットには中綿がよれにくいキルティングラインを採用しているので、寝返りが多いワンちゃんも快適に寝られるでしょう。
裏側には滑り止めも付いていることから、わんぱくなワンちゃんも安心して使えます。

おすすめの犬用ひんやりマット(2)ドギーマン 純アルミひんやりジェルマット
アルミとジェルのダブルの冷却効果で、効率よく体温を外へ逃がせる犬用ひんやりジェルマットです。
高純度アルミを使用したシートで冷却ジェルを包んだことで、吸熱効果を高めつつ柔らかい寝心地を実現しています。
マットはリバーシブル仕様で、しっかり身体を冷やせるアルミ面と、ひんやり感がマイルドな不織布面の2タイプがあるので、その日の気温や愛犬の体調に合わせて柔軟に使い分けられますよ。
万が一マットからジェルが漏れ出したときのために、ジェルには苦み成分を配合しているので、愛犬がジェルを誤飲・誤食してしまうのを防げます。

おすすめの犬用ひんやりマット(3)マルカン ひんやりクールアルミプレート
放熱効果の高い高純度アルミ素材を使用した犬用ひんやりマットです。
裏面には滑り止めパッドが付いており、わんぱくなワンちゃんも安心して使えるだけでなく、マットと床の間に空気が通る隙間を作ることで放熱効果をアップさせています。
マットの表面は汚れが付着しにくいアルマイト加工を施しているので、愛犬の粗相などで汚れた際にもサッと拭き取るだけでお手入れが完了します。

おすすめの犬用ひんやりマット(4)iDog fleur チェリーのラウンドベッド
チェリー刺繍の柄が可愛い犬用のラウンド型ベッドです。
内側に接触冷感素材を採用しており、優しい触り心地とマイルドなひんやり感によって愛犬の快適な睡眠をサポートします。
クッションの表と裏はリバーシブル仕様になっているから、暑い日には接触冷感素材の面を表にしておけば、よりひんやり感をアップさせられます。
サラサラとした質感で、愛犬の抜け毛が付着しにくいのも嬉しいポイント。
メンテナンスも簡単だから、換毛期でも問題なく使えますよ。
抗菌・防臭加工を施しており、クッションは取り外して洗えるため、常に清潔に保てます。

おすすめの犬用ひんやりマット(5)ペットパラダイス コンパクトクーラー
布とアルミバッグの2種類のカバーで、適度な冷たさをキープできる犬用のひんやりマットです。
アルミバッグには専用の保冷剤を入れられるため、しっかり凍らせてから入れておけば愛犬の体温を効率よく外へ逃がせますよ。
布カバーには面ファスナーが付いているので、ペットキャリーやカートに取り付けることで、お散歩中にも愛犬の暑さ対策ができます。
布カバーはメッシュ生地で速乾性が高く、結露を抑えられることから、設置した場所が濡れないのも嬉しいポイントです。

犬用ひんやりマットで愛犬の暑さ対策をしてあげよう!

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暑さは飼い主さんだけでなく、愛犬にとっても天敵!
手軽に使える犬用ひんやりマットは、そんな愛犬の身体にこもった熱をスムーズに外へ逃がす際に活躍してくれますよ。
素材や仕様にもこだわって選ぶことで、より愛犬の好みに合った使いやすいマットを用意できるでしょう。
本記事で紹介した選び方やおすすめアイテムも参考にしながら、愛犬の暑さ対策の方法を見直してみてくださいね。
・ペティオ オンラインショップ 楽天市場店(参照日:2026/2/19)
https://item.rakuten.co.jp/petio-online-shop/4903588276170/
・CheeringCharm 楽天市場店(参照日:2026/2/24)
https://item.rakuten.co.jp/cheeringcharm/20260219061119_186/
・わんぱく 犬猫用品専門店 楽天市場(参照日:2026/2/19)
https://item.rakuten.co.jp/wanpaku-izukougen/dp-805/
・IDOG&ICAT 楽天市場(参照日:2026/2/19)
https://item.rakuten.co.jp/idog/18433-/
・PET PARADISE 楽天市場(参照日:2026/2/19)
https://item.rakuten.co.jp/pet-para/239-20396/
著者情報
西野由樹
生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。







