でっかい猫の特徴
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まずは、でっかい猫の特徴をご説明します。
全てのでっかい猫に当てはまるわけではありませんが、ほとんどのでっかい猫はこれらの特徴が挙げられます。
身体が大きい
当然のことですが、でっかい猫と言われるからには身体が大きくなければなりません。
一般的な猫の体重は、約3~4kgです。
もちろん性別や個体差もありますが、でっかい猫と言われる猫種の体重は約5kg以上で、場合によっては8kg程度になる猫もいます。
8kgというと中型犬と同じくらいの大きさになるため、抱き心地もかなりのものになるでしょう。
長毛種が多い
でっかい猫種の多くは、豊かな被毛を持っています。
特に冬になると被毛が厚くなり、防寒対策が万全です。
これは、でっかい猫種の原産地が寒い場所であることが多く、それに適応するために長毛になったのだと考えられます。
長毛の猫は、被毛の清潔を保つためにも定期的なブラッシングが必要になります。
もしもブラッシングを怠ると、毛玉の原因になってしまうでしょう。
また、毛色に関してもさまざまなバリエーションがあり、シルバーやブラウン、レッドなど、豊富なカラーパターンが見られます。
温厚な性格が多い
でっかい猫種は、威圧感のある大きさには似合わず、温厚な性格が多いです。
そのため、飼い主と思い切り猫じゃらしで遊ぶよりも、飼い主の膝の上やキャットタワーの上でゆっくりとすることを好みます。
でっかい猫の種類
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次に、でっかい猫の種類をご紹介します。
これらの猫種であれば、「でっかい猫を飼いたい!」という人の要求にも応えられるでしょう。
メインクーン
メインクーンは、その大きな体格とふさふさの被毛が特徴的で、「ジェントルジャイアント」と呼ばれるほど温厚な性格を持っています。
人懐っこく、ほかのペットや子どもとも良好な関係を築きやすい猫種です。
また、賢く遊び好きで、飼い主との絆を大切にします。
ちなみに、メインクーンはイエネコの中ではもっとも大きな猫種だといわれており、体重10kgを超える個体も珍しくありません。
サイベリアン
サイベリアンは、メインクーンほど大きくはありませんが、大きな個体になると体重9kg程度にもなるでっかい猫です。
ロシア原産で、厚い被毛が寒冷地での生活に適しています。
性格は温和で人懐っこく、家族に対して忠実です。
また、賢く独立心が強い一方で遊び好きな面も持ち合わせているため、ほかの猫や子どもとも仲良くすることができるでしょう。
ラグドール
ラグドールは、大きな身体と柔らかい長毛が特徴の猫種です。
また、抱っこが好きな大人しい性格から名前の通りぬいぐるみのようで、穏やかで人懐っこい性格が魅力だといえるでしょう。
また、飼い主に対して愛情深く、家庭内での適応力も高いです。
その大人しさから、小さな子どもがいる家庭でも、問題なく飼える猫種だといえそうです。
ラガマフィン
ラガマフィンは、筋肉質でしっかりとした体格となめらかで美しい被毛が特徴です。
ラガマフィンは温厚で愛情深く、飼い主に寄り添うことを好みます。
そのため、常に猫と触れ合っていたい人におすすめの猫種だといえるでしょう。
大型猫のグッズ選びはどうする?
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でっかい猫は、一般的な大きさの猫よりもグッズ選びに気を配らなければなりません。
最後に、大型猫のグッズの選び方について解説します。
トイレ
でっかい猫を飼う際に、トイレ選びはとても重要になります。
まずは、猫の身体が快適に収まる十分な広さが必要です。
一般的なサイズのトイレでは窮屈になるため、大型の猫用トイレやオープントイレがおすすめです。
また、出入りしやすい高さや、しっかりとした安定性もポイントとして挙げられます。
清掃がしやすく臭いを抑える機能も考慮すると、猫も飼い主も快適に過ごせるでしょう。
ケージ
でっかい猫のケージの選び方としては、はじめに猫が自由に動ける広さを確保しましょう。
複数段の高さがあるケージや、ゆったりとしたスペースを提供できる大型ケージが理想的です。
でっかい猫が快適に過ごせるように、猫用ベッドやハンモックを設置するのも良いでしょう。
キャリーバッグ
でっかい猫のキャリーバッグは、猫がゆったりと入れる十分なスペースを確保できるサイズを選びましょう。
また、頑丈な素材でできており通気性も良く、猫が快適に過ごせることも大切です。
移動中の安定性を考慮して、しっかりした底面や固定できるストラップが付いているものを選ぶと、より安心でしょう。
穏やかな性格の持ち主が多いでっかい猫のためにも、リラックスできる大きめのキャリーバッグを選んであげる必要があります。
キャットタワー
でっかい猫に適したキャットタワーを選ぶ際は、耐久性と広さが重要になります。
まずは、安定性のあるしっかりとした土台のものを選びましょう。
でっかい猫が遊んでも揺れないように設計されていることで、猫は安心して上り下りすることができます。
次に、広めのスペースや多くのステップを備えたキャットタワーが理想です。
これにより猫が自由に動き回り、くつろぐ場所を確保することが可能になります。
もちろん素材も大切で、猫がリラックスできるようなハンモックや猫用ハウスなどが備え付けられていると、より良いでしょう。
でっかい猫は可愛い!
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猫はとても可愛い動物ですが、でっかい猫も同様に可愛いです。
でっかい猫は温厚な性格の持ち主が多いため、一緒に寝ることもでき、猫とダラダラしたい人に向いています。
もちろん、でっかい猫ならではの大変なこともあるでしょう。
食事量が多いため毎月の出費もかさみますし、トイレやキャットタワーなども大きめの作りのものを選ばなければなりません。
しかし、それらの大変なことが霞んでしまうほど、でっかい猫には魅力がたくさんあります。
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Liv House(参照日:2024-09-04)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。