犬が後ずさりする理由
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まずは、犬が後ずさりする理由をご説明します。
理由がわかれば、正しい対処ができるようになるはずです。
恐怖心・警戒している
犬が後ずさりするのは、警戒しているサインでもあります。
人間も、何者かわからないものを見た時に、怖くて後ずさりをしてしまうこともあるでしょう。
それと同様に、犬も不安な気持ちから、後ずさりをして安全なものなのかを判断しているのです。
また、後ずさりをして相手と距離をとることで、すぐに逃げることができる姿勢でもあります。
怪我・病気
犬が後ずさりするのは、怪我や病気である可能性もあるでしょう。
犬は本来、苦痛を相手にみせる動物ではありません。
なぜなら、足を引きずったり苦しそうにしていたりすると、外敵に狙われてしまうからです。
しかし、苦痛を隠すことができないほどに状態が悪くなった場合には、自身を守るために後ずさりに似た動作をすることがあります。
これは、犬なりの防御の姿勢ともいえるでしょう。
もしも愛犬が後ずさりをして元気や食欲がないのであれば、一度動物病院に連れて行くことをおすすめします。
遊んでほしい
犬が後ずさりするのは、悪い理由ばかりではありません。
実は、遊んでほしい時にも後ずさりをするのです。
特に、嬉しそうな表情で目を輝かせながら後ずさりをする時は、飼い主と遊びたいサインといえるでしょう。
また、上半身を低くしながらお尻を上げるポーズをして、飼い主へ遊びを誘うこともあります。
犬が後ずさりする時の対処方法
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次に、犬が後ずさりする時の対処方法を解説します。
これらの対処をすることで、愛犬との信頼関係を築けるようになるでしょう。
むやみに犬を触らない
犬が怯えたような表情で後ずさりをする時は、むやみに触らないことをおすすめします。
もしかしたら、犬は恐怖心や痛みを感じているため、後ずさりしているのかもしれません。
そんな時に犬のことを触ってしまうと、犬をさらに怖がらせてしまいます。
また、身体のどこかに痛みがある場合は、犬が触られることを執拗に嫌がるでしょう。
むやみに犬を触ることで、犬との信頼関係にヒビが入ってしまう可能性もあります。
優しく声をかける
犬が不安そうに後ずさりするのであれば、優しく声をかけて落ち着かせてあげましょう。
犬の緊張を和らげてあげることで、徐々に落ち着きを取り戻すはずです。
動物病院へ連れて行く
先述したように、犬が後ずさりに似たしぐさをする時は、何らかの病気や怪我が原因である可能性もあります。
犬が普段よりも元気や食欲がない時は、一度獣医師に診せることで原因を特定することができるでしょう。
遊んであげる
犬が嬉しそうに後ずさりをする場合は、一緒に遊んであげると良いでしょう。
引っ張り合いができるおもちゃを使用することで、コミュニケーションをとることができます。
もちろんドッグランなど思い切り走れる場所で、愛犬と一緒に追いかけっこをするのもおすすめです。
また、散歩時間をいつもより長くするなどの工夫もすることで、犬の「飼い主と遊びたい」という欲求を満たすことができるでしょう。
犬と一緒に遊べるグッズ4選
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犬が後ずさりする時は、「遊んでほしい!」というサインでもあります。
最後に、犬と一緒に遊べるグッズをご紹介します。
犬と一緒に遊べるグッズ(1)犬用おもちゃ10個セット
犬と一緒に遊べるおもちゃが、10個セットになった商品です。
フリスビーやボール、ロープなどたくさんの種類があるため、犬が飽きる心配もないでしょう。
特にロープタイプのおもちゃは、犬と引っ張り合いができるためおすすめです。
犬と一緒に遊べるグッズ(2)フライングディスク
天然ゴム素材でできた、フリスビーです。
一般的なプラスチック製のフリスビーとは異なり、初心者でも投げやすいでしょう。
また、犬がフリスビーを噛んだ時に怪我をしにくいのも特徴です。
犬と一緒に遊べるグッズ(3)ロープトイ5個入り
ロープタイプのおもちゃが、5個セットになった商品です。
しっかりと編み込んでいるため、壊れる心配も少ないでしょう。
また、引っ張り合いの遊びをしながらデンタルケアができるのも嬉しいポイントです。
犬と一緒に遊べるグッズ(4)牛革ロープトイ ボーン
ヤシ縄を、牛革で包み込んで作られたロープタイプの犬用おもちゃです。
牛革の香りで、犬は喜んで遊んでくれるでしょう。
しっかりと噛めるハードタイプのおもちゃで、丈夫なのも特徴のひとつです。
犬が後ずさりするのには理由がある
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犬が後ずさりするのは、さまざまな理由があります。
恐怖心や苦痛など、飼い主からすれば心配になるような理由であることも考えられるでしょう。
もしも犬が辛そうな表情をしながら後ずさりしているのであれば、何らかの病気や怪我の可能性も踏まえて、一度動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
しかし、犬が嬉しそうな表情をしながら後ずさりしているのであれば、それは飼い主と遊びたいというサインです。
犬の後ずさりする理由を考えて正しい対処をすることで、愛犬と信頼関係を築くことにも繋がるでしょう。
Pet Ground(参照日:2024-07-31)
https://item.rakuten.co.jp/petground/t-007/
PET FUN(参照日:2024-07-31)
https://item.rakuten.co.jp/petfun/t0061frisb/
風見鶏(参照日:2024-07-31)
https://item.rakuten.co.jp/kazamidori/4582480062489/
Rakuten24(参照日:2024-07-31)
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/4976555857344/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。