犬が退屈だと感じている時のサインとは?
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まずは、犬が退屈だと感じている時のサインを解説します。
愛犬にこれらの行動がみられた時は、何らかの対処をすると良いでしょう。
寝ながらため息をつく
犬が退屈だと感じている時は、いつもと異なる姿勢で寝たり、ため息をついたりすることがあります。
顎を床にペタリとつけながら、「フンッ」のようにため息をつく姿はとても可愛らしいですが、退屈だと感じているサインなのです。
問題行動
犬が退屈な時は、問題行動を起こしてしまうことがあります。
退屈なため、家具や家電などを噛んでイタズラしたり、部屋中を走り回ったりするでしょう。
これは、体力が有り余っているというサインでもあり、室内でどうにか発散できないのかと考えているのです。
犬によっては、畳などを思い切り掘るような行動をすることもあり、大型犬であればすぐに部屋中が荒らされてしまうでしょう。
当然ながら、問題行動を放置しておくと嚙み癖や吠え癖の原因にもなるため、早めに対処しなければなりません。
飼い主の気を惹こうとする
犬は退屈になると、飼い主に構ってもらおうと気を惹くような行動をとります。
飼い主のことをじーっと見つめる犬もいますし、吠えたり噛んだりしてわざと叱ってもらおうとする犬もいるでしょう。
寝る
犬は、退屈だと感じたら素直に寝ることもあります。
人間もやることがないとソファやベッドに寝転がって時間を潰すことがありますが、犬も退屈なあまり無気力になっているのでしょう。
これは、いわばふて寝に近い行動だといえます。
前足を舐め続ける
犬が退屈な時は、前足を舐め続けることもあります。
実は、このサインがもっとも危険です。
これは、簡単に言えば退屈なことにストレスを感じたことによる、自傷行為です。
また、犬は退屈なあまり無意識に前足を舐め続けているため、炎症を起こしたり脱毛したりしてしまいます。
犬が前足を舐め続けることを包囲しておくと、さらに症状が悪化する可能性があるため、注意が必要です。
犬が退屈だと感じている時の対処方法
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次に、犬が退屈だと感じている時の対処方法をご説明します。
誤った対処をすると、犬が家で落ち着かなくなることも考えられるため、きちんとチェックしておきましょう。
いっしょに遊んであげる
犬が退屈だと感じている時は、いっしょに遊んであげましょう。
犬用おもちゃやボールで遊ぶことはもちろん、ブラッシングもコミュニケーションになるためおすすめです。
当然ながら、犬を外で思い切り走らせたほうが体力も発散されるため、運動不足やストレス解消に繋がります。
ひとり遊び用のおもちゃを与える
犬が退屈だと感じている時に飼い主が構えない場合は、犬だけでも遊べるひとり遊び用のおもちゃを与えるのもおすすめです。
犬のひとり遊び用のおもちゃはさまざまなものがありますが、中に犬用おやつを隠すことができる知育玩具が良いでしょう。
犬用の知育玩具は、犬が一生懸命に隠されているおやつを取ろうとするため、時間を潰すことができます。
基礎的なトレーニング
犬が退屈に感じないように、基礎的なトレーニングを行うのも良いでしょう。
犬は新しいことに刺激を感じるため、基礎的なトレーニングであっても退屈しのぎになって、積極的にトレーニングに励んでくれるはずです。
ほかの犬と遊ばせる
時間があるのであれば、ドッグランなどでほかの犬と遊ばせてあげましょう。
当然ながらほかの犬と遊ぶと退屈ではないですし、社会化の勉強にもなります。
犬だけでも楽める!犬がひとり遊びできるおもちゃ 4選
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退屈だと感じている犬に構ってあげられない時は、ひとり遊びができるおもちゃを与えるのもおすすめです。
最後に、犬だけでも遊んで楽しむことができる、ひとり遊びおもちゃをご紹介します。
ベストエバー タフトイ
噛み応えが抜群の、犬用おもちゃです。
丈夫で壊れにくく、中におやつを入れて遊ぶこともできます。
また、しっかりと噛んで遊ぶことで、デンタルケアも期待できます。
おやつボール
中にドッグフードやおやつを入れることができる、ボールタイプの犬用おもちゃです。
コロコロ転がるためうまくドッグフードを取ることができず、犬は夢中で遊んでくれるでしょう。
また、このおもちゃを使用することでドッグフードの早食い防止にもなります。
ペット用おもちゃボール リモコンセット
自動で動く、犬用おもちゃです。
犬が触らないでも自動で動くため、留守番中の遊び相手になってくれるでしょう。
また、リモコンも付属されており、遠くから操作することもできます。
丸洗いできて、いつでも清潔を保てるのも嬉しいポイントです。
吸盤付き犬用ボールおもちゃ
吸盤ロープが付いており、床に固定できる犬用おもちゃです。
吸盤を使用しなければ飼い主と犬で引っ張り合いの遊びができますし、床に吸盤を固定することで、ひとり遊び用のおもちゃにもなります。
また、ボールは凹凸になっているため、デンタルケアも期待できるでしょう。
犬が退屈だと感じないような工夫をしよう
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犬が退屈だと感じている時は、ため息をついたり飼い主の気を惹こうとしたりと、さまざまなサインをみせてくれます。
もちろん犬を四六時中構うことができるわけではないため、ある程度は犬が退屈だと感じるのも仕方ないかもしれません。
しかし、犬が退屈だと感じている時に前足を舐め続けることがありますが、これを放置しておくと炎症や脱毛の原因になります。
そのため、犬といっしょに思い切り遊んであげたりひとり遊び用のおもちゃを与えたりして、犬の退屈な気持ちを紛らわせてあげる必要があるでしょう。
キングベア楽天市場店(参照日:2024-01-19)
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Crafters Market(参照日:2024-01-19)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。