犬が飼い主の元におもちゃを持ってくるときの心理について解説！おすすめの犬用おもちゃ5選

犬の健康のためには、適度な運動とストレス発散が非常に重要です。おもちゃで遊ぶことによって、犬本来の仮の欲求を満たしたり、散歩だけでは賄いきれない運動量を補ったり、退屈や暇によって生じるストレスを軽減することができます。
また、飼い主とおもちゃで遊ぶことで人との関わり方やルールを学ぶ機会にもなります。犬用おもちゃで遊ぶことは、犬にとっても飼い主にとってもメリットがたくさんあるのです。

おもちゃを飼い主の元へ持ってくる理由は、「一緒に遊んで！」ということが多いです。ボールを投げてあげたり、引っ張り合ったりして遊んであげましょう。

飼い主に褒めてもらいたいときやおもちゃをプレゼントしたいときに、おもちゃを持ってくることがあります。お気に入りのおもちゃを渡してくれるのは、飼い主のことが大好きで信頼している証拠です。撫でたりおやつを上げたりして、たくさん褒めてあげましょう。

おもちゃを持ってくる理由の一つに、コミュニケーション不足から自分の存在をアピールしたがっているということがあります。性格的に寂しがり屋だったり構ってほしがりな犬もいますが、普段十分なコミュニケーションが取れているか見直してみましょう。
仕事や家事でどうしても一緒に遊べないときは、「今は遊べない」という意思をしっかり伝えるのが大切です。そうすると犬も「今は遊んでもらえないんだな」と理解することができます。

犬が遊んでもらいたいときや褒めてもらいたいときは、楽しくコミュニケーションを取ってあげたいですよね。しかし、おもちゃを持って来たにもかかわらず、すぐに渡してくれないときは、注意が必要なパターンがあります。

おもちゃを持ってきたのにそのまま持って行ってしまうときは、飼い主をからかっていたり、遊びに誘っていたりすることがあります。犬同士で遊ぶときによく見かける光景ですが、飼い主に対して行う場合には注意が必要です。犬にとって飼い主との主従関係が同等、もしくは逆転してしまっていることがあります。

おもちゃを口に咥えたままウロウロ歩き回っていたら、自分の存在をアピールしているということの他に、ストレスが原因になっていることがあります。落ち着きなく右往左往する場合は、コミュニケーションがしっかりとれているか、犬にとってリラックスできる環境であるかなどを見直す必要があるかもしれません。

おもちゃを咥えて離さないときは、引っ張り合って遊びたいのかもしれません。。これは問題ありませんが、対応を間違えると大変なことになってしまいます。おもちゃを離さないときは、犬から無理やり奪わないようにしましょう。反抗心や攻撃性の原因になってしまいます。おやつと交換するなどして、犬が離すように仕向けてください。

愛犬がおもちゃを持って近づいてきたら、ほとんどが遊んでほしいというサインと考えてよいでしょう。犬のためにも、一緒に思い切り遊んであげることが望ましいです。
ここからは、おすすめの犬用おもちゃをご紹介します。

かわいいにんじん型のぬいぐるみのノーズワークおもちゃです。にんじんを引き抜いたあとの穴におやつを隠すことで、犬が鼻を使って食べ物のにおいを頼りに探し当てます。10分程度遊ぶことで1時間の散歩に相当するカロリーを消費できるそうです。

カラフルで表情豊かなたまご型のおもちゃです。天然ゴムでできており、犬にとって丁度よい噛み心地となっています。押したり噛んだりすると底面に付いた笛が鳴り、さらに楽しむことができます。甘いミルクの香りに夢中になることでしょう。

北海道のエゾシカの角をそのまま犬用のおもちゃにした商品です。絶妙な硬さと柔らかさで犬は夢中になって噛み続けるでしょう。歯と歯茎を刺激し、口臭予防などデンタルケアにも役立ちます。

おやつを中に入れ、転がして取り出す遊びができるおもちゃです。運動不足防止やストレス解消に繋がります。レバーで穴の個数や大小を調節できるため、出てくるおやつの量を変えることも可能となっています。

おやつを隠すポケットのバリエーションが豊富なノーズワークマットです。底も浅いので、マズルの短い犬でも問題なく遊ぶことができます。紐付きなので、遊ばないときはコンパクトに収納可です。柔らかい素材なのでベッドとしても利用でき、洗濯機で洗えばいつでも清潔に保てます。

おもちゃで遊ぶことは、犬にとって運動不足の解消やストレス発散の他にも、飼い主との大切なコミュニケーション方法でもあります。また、一緒に遊ぶことで皮膚や被毛の状態を確認したりするなど、犬の体調のチェックも行うことができます。おもちゃを持ってきたときは一緒に楽しく遊んだり、褒めたりしてあげましょう。