猫が首輪を嫌がる理由
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そもそも、猫はなぜ首輪を嫌がるのでしょうか?
理由を知ることで、対処方法も見えてくるはずです。
邪魔だから
猫が首輪を嫌がる理由として一番はじめに考えられるのが、邪魔だからです。
そもそも、猫にとっては不自然なものであり、不要なものでもあります。
首輪は私たち飼い主が必要だから着けているのであって、猫には必要ありません。
特に子猫の頃から慣れさせていたわけではなく、成猫になってから首輪を着けた場合にはあからさまに嫌がるでしょう。
重いから
首輪には、さまざまな装飾がされているものがあります。
それらの装飾によって重みのある首輪は、猫にとって嫌なものです。
常に首に重みを感じるのがストレスとなることは、容易に想像できるでしょう。
鈴がうるさいから
もしかしたら、猫は首輪に付いている鈴が嫌なのかもしれません。
そもそも、鈴は猫がどこにいるのかを把握しやすくするために付けられています。
しかし猫にとっては、耳障りに感じているはずです。
寝ているときでも、少し頭を動かすだけで耳元に鈴の音が響くのは、大きなストレスとなるでしょう。
首輪の素材が合っていない
もしかしたら、首輪の素材が合っていなかったり固かったりして、皮膚に刺激が加えられていることが考えられます。
首輪を着けることで周辺に痛みを感じるため、嫌がっているのかもしれません。
猫が首輪を嫌がる際の対処方法
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次に、猫が首輪を嫌がる際の対処方法を見ていきましょう。
もしかしたら、対処をすることで猫が首輪を嫌がらないようになるかもしれません。
子猫のうちから首輪に慣れさせておく
根本的な解決にはなりませんが、もしも飼っているのが子猫の場合は、早いうちから首輪に慣れさせておくことが大切です。
成猫になってから突然首輪を着けるのと、子猫のうちから着けているのではストレスの感じ方は変わってきます。
そのため、もしも子猫を飼っていて後々首輪を着けたいと考えているのであれば、はじめから着けたほうが良いでしょう。
軽い首輪を着ける
邪魔に感じたり重いと感じたりすることが嫌がる理由となっているのであれば、軽い首輪を着けると良いでしょう。
軽い首輪を着けることで首への負担が少なくなるため、違和感なく着けることができるはずです。
柔らかい素材の首輪を着ける
素材によって皮膚に刺激を与えている場合は、柔らかい素材の首輪を着けることで猫が嫌がらなくなる可能性があります。
特に皮膚疾患に悩んでいるのであれば、素材を変えることで解決することもあるでしょう。
徐々に慣れさせる
成猫になってから首輪を着けようとしているのであれば、いきなり長時間付けるのはおすすめできません。
まずは数分から数十分首輪を着けて、猫用おやつなどのご褒美を与えましょう。
ご褒美を与えることで首輪への意識が薄れて、徐々に慣れてくるはずです。
また、嫌がる素振りを見せたときには、すぐに外しましょう。
しかし、毎回猫が嫌がる素振りをしてから首輪を外すと、「こうしたら首輪を外してもらえる」と考えるようになるため、なるべく嫌がる素振りを見せる前に外すことが大切です。
何事もすぐにできるようにはならないので、まずは数分から首輪に慣れさせるようにチャレンジしてみてください。
おすすめの猫が嫌がりにくい首輪4選
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最後に、猫が嫌がりにくい首輪を何点かご紹介します。
猫のことが心配でどうしても首輪を着けたいという人は、購入時の参考にしてみてください。
おすすめの猫が嫌がりにくい首輪(1)迷子札付き猫用首輪
ストレスとならないように、軽さと素材にこだわった首輪です。
3Sサイズであれば5~6gとかなり軽量で、着けていることを忘れてしまうかもしれません。
固い芯材やテープは使用せずに、重い金具類も最小限にしています。
中には柔らかいクッション材を入れているため、違和感のない着け心地です。
おすすめの猫が嫌がりにくい首輪(2)ねこともカラー
なんと重さは4gと、超軽量タイプの首輪です。
フェルト素材でできているため、皮膚への影響も少ないでしょう。
無駄な装飾が付いていないため、鈴の音などに敏感な猫も安心して着けることができます。
おすすめの猫が嫌がりにくい首輪(3)ハッピーボーン首輪
8gと軽く、迷子札と一体型になった首輪です。
迷子札は猫を外飼いしている飼い主には必須ともいえるアイテムであるため、一体型となっているのは嬉しいポイントでしょう。
迷子札がゆらゆらと動かないため、ストレスにもなりにくいはずです。
おすすめの猫が嫌がりにくい首輪(4)ネコソダテ セーフティ首輪
セーフティバックル付きの首輪です。
セーフティバックルは2つのタイプから選ぶことができるため、皮膚の弱い猫も安心して着けることができるでしょう。
3~5gとかなり軽量であるため、首に負担がかかることも少ないはずです。
見た目にも可愛い、フラワーバックルを使用しています。
猫のストレスになりにくい首輪を着けよう
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猫の首輪は、かならず着けなければならないものではありません。
しかし、万が一迷子になったときのことを考えて、着けたほうが良いものといえます。
猫にとっては不自然なものであるため、嫌がることもあるでしょう。
また、重かったり痛かったりして、着けるのを嫌がる猫もいます。
そういったことを避けるためにも、私たち飼い主は軽いものや柔らかい素材の首輪を選んであげましょう。
すず首輪製作工房(参照日:2020-11-04)
https://item.rakuten.co.jp/suzukoubou/10001937/
nekozuki(参照日:2020-11-04)
https://item.rakuten.co.jp/cxc/felt/
トップワン(参照日:2020-11-04)
https://item.rakuten.co.jp/topwan/10000305/
ネコソダテ(参照日:2020-11-04)
https://item.rakuten.co.jp/nekosodate/601/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。