ネットで話題!手作りのキャットタワー
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最近、SNSなどを通じて、ダンボールを使った手作りのキャットタワーを紹介している飼い主さんを多く見かけます。たくさんの商品を通販で注文した時のダンボールや、引っ越しで使用した大量のダンボールを有効活用されている場合が多いです。
爪とぎをダンボールで自作する方法はよく知られていますが、中にはキャットタワーまで作れるの?と驚く方もいるでしょう。
ダンボールを組み立てて一部猫の通る穴を開けたものをいくつか用意し、積み重ねて固定するだけという、シンプルな作り方が主流です。耐久性にこだわって、頑丈なものを作ろうと努力されている飼い主さんもたくさんいます。
しかし、その一方で、荷造り用のダンボールで手作りしたものでは、やはり強度が低いのではないかと心配される方もいます。市販品のダンボール製のキャットタワーは、荷造り用ダンボールとは比べ物にならないくらい強度の高いものもあります。
キャットタワーの素材
一般的にキャットタワーに使われている素材は、綿縄やパイル地、木材、プラスチック、金属、ダンボールなどがあり、パーツごとに適した素材を組み合わせて作られている場合がほとんどです。やはり猫が飛んだり駆け上がったりして遊ぶものですから、安全性や安定性は欠かせません。
市販のダンボール製キャットタワーの特徴
メーカーにより異なりますが、ダンボール製のキャットタワーとして販売されているものの多くは、ちょっとやそっとでは壊れないよう工夫されています。
例えば、荷造り用のダンボールとは違い、高圧縮のダンボールを使うことで頑丈さを実現しているものや、特別な加工により多少の水なら染み込まないようになっているものもあります。
一般的なキャットタワーに比べると小ぶりなものが多く、ハウスのようなデザインのものから芸術性の高いもの、ジャングルジムのようなものまで様々です。価格も、リーズナブルなものが多いです。
ダンボール製キャットタワーのメリット・デメリット
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ダンボール製のキャットタワーのメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
・ボルトやテープ、接着剤などを使わず接続することができものが多い。
・好きな形に組み立てられるものもある。
・自分仕様にデザインすることも可能。
・資源ゴミとして処分できる。
・コンパクトで安価なものが多数。
ダンボール製のキャットタワーは、六角レンチやボルトを使って組み立てるのではなく、コネクターに差し込むだけで接続できるものもあります。比較的コンパクトなものが多いため、完成品がそのまま届く場合もあり、組み立て作業が苦手な方には便利です。
いくつかのパーツをブロックのように組み立てるものであれば、家の大きさや好みに合わせて自由自在に設計できます。また、ダンボールなのでマジックで絵を書いたりすることも可能。イラストを書いたりシールを貼ったりするのも楽しいですね。
ダンボール製キャットタワーの大きな魅力は、処分がしやすいことではないでしょうか。素材はもちろんダンボールですので、不要になった時や買い替えの時には資源ゴミとして出すことができます。これは、一般的なキャットタワーにはないメリットです。
ダンボールキャットタワーは、コンパクトでリーズナブルなものも多いです。ワンルームマンションなど、生活スペースに限りのある環境でも置きやすいサイズを見つけることができます。
デメリット
・消耗が早い可能性がある
・インテリアとマッチするかは商品次第
・パーツだけの交換が難しい場合が多い
・大型のものの種類が少ない
一方、ダンボール製キャットタワーにもデメリットはあります。メーカーにもよりますが、耐久性に優れたダンボールが使用されているとはいえ、やはり元は紙です。毎日同じ場所を噛んでしまったり、同じ場所でつめとぎを続けていると、一般的なキャットタワーよりも消耗が早いかもしれません。
滅多にないかもしれませんが、ダンボールの空洞部分に粗相をしてしまった場合は、掃除が困難です。パーツだけ交換というわけにもいかず、丸々買い替える必要が出てきます。一般的なキャットタワーに比べると、取り外して洗濯したり、水拭きすることが難しいです。
また、ダンボール製キャットタワーは小型~中型が主流です。高さ200cmにのぼるような大型のものは見つけるのが難しいかもしれません。
おすすめのダンボール製キャットタワー4選
それでは、ダンボール製キャットタワーの中からおすすめを厳選してご紹介します。
キャットキューブタワー
自由な組み合わせで、ハウスにもお城にもなるキャットタワーです。キューブ型ボックス2つセットで販売されており、必要セット数を注文して組み立てていきます。猫のために考えられて設計された穴のサイズと位置により、猫が中で安心してくつろげる空間に。タワーを登る際も、足場がしっかりと確保されています。
爪研ぎ&猫ハウス
爪研ぎとハウスが兼用になっているダンボールハウスです。
猫の本能がくすぐられる設計になっており、可愛いデザインと遊び心がありストレス発散にも役立ちます。落下防止の柵付きの休める空間も設置されており、一階には除き穴や猫が好む狭い空間があります。
タチバナ産業 キャットタワー
ブロックのように組み立てて、変幻自在にキャットタワーがカスタマイズできる面白いセットです。猫の好みに合わせて組み立ててみてはいかがでしょうか。
ミュー ハウス
自分で組み立てるボックス型のダンボールキャットタワーです。
シックなデザインでインテリアにもなりおしゃれです。ハウスの中でくつろいだり遊んだりできます。好きな場所に接続でき組み立てが自由なので配色もお部屋の雰囲気に合わせて行えます。
ダンボールキャットタワーはお試しにもちょうど良い!
今回は、ダンボール製のキャットタワーの特徴やメリット・デメリットについてご紹介しました。ダンボール製とはいえ、市販品には頑丈なものも多く、何年も変わらず使い続けている家庭もあります。
もし、キャットタワーが合わなくても、資源ゴミとして処分できるから楽チン。キャットタワー購入のハードルが高いと感じていた方にとっては、まずは段ボール製のキャットタワーを使用してみてはいかがでしょうか。
株式会社コンセプト(参照日2020-8-25)
http://www.concept-inc.co.jp/product_information/dd_cat.html
AsobiDan(参照日2020-8-25)
https://www.asobidan.shop/items/9239029
段ボール職人(参照日2020-8-25)
https://danball-shokunin.jp/SHOP/P-C-10-90-PR.html
ホワイトカルレ(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/whitecalle/cat-tower-cube/
のぞみラボ(参照日2024-7-30)
https://item.rakuten.co.jp/kansai-healthlab/ck0272/
TEA MOTIVATION(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/tea-motivation/cattower/
uminecco(参照日2024-7-30)
https://item.rakuten.co.jp/girlyapartment/mga-2200/
著者情報
こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。