犬にピーマンを与えても大丈夫?
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そもそも、犬にピーマンを与えても問題ないのでしょうか?
私たち人間が食べられても、犬が食べると中毒症状が起きてしまう食材もあります。
まずは、犬がピーマンを食べても大丈夫かどうかを確認しておきましょう。
犬はピーマンを食べてもOK!
結論からいうと、犬はピーマンを食べても問題ありません。
もちろん、カラーピーマンやパプリカも大丈夫です。
ただし、ピーマンと同じトウガラシ属である唐辛子などの刺激が多いものは、与えないようにしましょう。
ピーマンの食べすぎはNG?
犬がピーマンを食べすぎると、消化不良が見られたり、下痢をすることがあります。
また、後述する栄養素のひとつであるβ-カロテンは、メリットもありますが、過剰摂取をすると「ビタミンA中毒」になる可能性も考えられます。
「ビタミンA中毒」を発症すると、肝臓に負担がかかり肝臓病を発症するリスクが高くなったり、皮膚トラブルなどの症状が見られるため、注意が必要です。
そのため、あくまでピーマンは食事のトッピングや、おやつ程度に与えるようにすると良いでしょう。
犬に与えるピーマンの目安量
もしも犬にピーマンを与えるのであれば、目安量を守るようにしましょう。
ひとつの目安としては、犬の体重1kg当たりピーマン1gです。
しかし、ピーマン同様にβ-カロテンが多く含まれる食材である、人参を犬に同時に与える場合には、ピーマンの量をさらに減らすようにしましょう。
また、β-カロテンは犬の肝臓に蓄積されてしまうため、毎日ピーマンを犬に与えるのは避けたほうが良いかもしれません。
ピーマンに含まれる栄養素
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ピーマンには、さまざまな栄養素が含まれています。
そのため、犬にとってメリットの多い食材のひとつであるといえるでしょう。
それでは、ピーマンの代表的な栄養素をいくつかご紹介します。
クロロフィル
ピーマンには、クロロフィルという栄養素が多く含まれています。
このクロロフィルは抗酸化作用があるため、犬の免疫力を維持することが期待できるでしょう。
また、クロロフィルは血液の流れを助ける働きが期待されるため、貧血気味の犬にも最適といえます。
ビタミンC
ピーマンには、100g当たり約80mgのビタミンCが含まれています。
これは、レモン2個分のビタミンCに相当する量です。
しかし、犬が1日に必要なビタミンCは小型犬で約500mg、中型犬で約2000mg、大型犬に至っては約3000mgといわれています。
犬は体内でビタミンCを合成することができるといわれますが、それにも限界があるでしょう。
そこで足りないビタミンCを補うために、ピーマンは最適な食材といえそうです。
β-カロテン
β-カロテンは犬の血流を良くしてくれることが期待できる栄養素です。
また、β-カロテンは犬の必須栄養素のひとつであるため、ピーマンで必須栄養素が摂れることは嬉しいポイントです。
しかし、先述したとおり、犬はβ-カロテンを過剰摂取すると、肝臓病などのリスクが高くなってしまうため、摂りすぎには注意しなければなりません。
犬にピーマンを与える際の注意点
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それでは、犬にピーマンを与える際の注意点を見てみましょう。
生で与えても良いのか、ピーマンを丸ごと与えても良いのかについても、ご説明していきます。
犬に生でピーマンを与えるには?
犬は生でもピーマンを問題なく食べることが可能です。
しかし、外皮は硬く消化しにくいため、注意しましょう。
もしもピーマンを生のまま犬に与えるのであれば、細かく刻んだり、スムージーのようにミキサーにかけることをおすすめします。
種とヘタ・茎は取り除く
ピーマンを犬に与える場合は、種とヘタ・茎は取り除くようにしましょう。
飲み込むことが苦手な高齢犬などは、喉に詰まらせてしまう危険性があります。
おすすめのピーマンの与え方
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それでは最後に、犬にピーマンを与える際の、おすすめの方法をご紹介します。
苦みに抵抗がある犬も、もしかしたらご紹介する方法で食べてくれるようになるかもしれません。
湯通しして柔らかくする
ピーマンは生のままだと外皮が硬いです。
犬はその食感に違和感を感じ、生のピーマンは食べてくれないかもしれません。
そのため、ピーマンを湯通しすると外皮が柔らかくなり、食べやすくなります。
もちろん、犬に与える際は冷ましてから与えるようにしましょう。
肉や骨といっしょに茹でる
もしも犬がピーマンを食べてくれないのであれば、その苦味が原因だと考えられます。
本来、犬にとって苦味は不自然な味です。
そして、犬はその苦味を「毒」と認識してしまいます。
そのため、犬がピーマンを食べてくれない場合は、肉や骨といっしょに茹でてみると良いでしょう。
犬は基本的に嗅覚で食材が食べられるか判断します。
犬が大好きな肉や骨のにおいがするのであれば、犬は喜んでピーマンを食べるようになるかもしれません。
もちろん、手作りフードを与えるのであれば、そのまま肉を与えても良いでしょう。
味付けはしない
犬にピーマンを与える際は、味付けをしないようにしましょう。
塩などで味付けをすると、犬はたしかに喜んで食べてくれるでしょう。
しかし、日頃ドッグフードを食べており、おやつとして犬にピーマンを与える場合には、塩分の過剰摂取になってしまう可能性があります。
塩分の過剰摂取は、犬に心臓疾患や腎臓疾患がある場合、それを進行させてしまう危険性があるのです。
ただ、手作りフードのみを犬に与えている場合は、逆に塩分が不足してしまう可能性があります。
もしも犬を手作りフードだけで育てたいのであれば、塩分不足に気を付けるようにしましょう。
ひとつの目安として、犬種によって異なりますが1日に25~50mg程の塩分が必要だといわれています。
ピーマンは目安量を守れば犬のためになる
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ピーマンには、クロロフィルやビタミンCをはじめ、さまざまな栄養素が含まれています。
どんな食材も過剰摂取をしてしまうと、犬の健康を害する可能性があります。
それは、私たち人間も同様です。
犬の身体のことを考えてピーマンを与えようと考えているのであれば、目安量を守り、適切な与え方をすることで、犬の身体の助けになってくれることが期待できるでしょう。
ぜひ、手作りフードやおやつなどを与える際には、ピーマンを候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?
独立行政法人農畜産業振興機構(参照日:2020-05-03)
https://www.alic.go.jp/vegetable/index.html
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。