猫にもハーネスが必要?選び方・付け方とおすすめグッズ5選を紹介

お出かけ時に重宝するハーネス。犬のイメージが強いアイテムですが、近ごろでは猫にも付ける方が増えてきました。しかしやはり犬と猫では勝手が違います。猫のハーネスの必要性や選び方を把握し、最適なハーネスを選んであげましょう。 2020年05月12日作成

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猫のハーネスってどんなグッズ?

出典元:https://www.shutterstock.com/

ハーネスとは、猫の身体に装着する胴輪のことです。胴(胸) に巻くもので、紐タイプやベストタイプがあります。主に外出時にリードを取り付けて使用し、脱走対策や迷子対策として用いられるアイテムです。近年ではおしゃれで猫の負担にならないものもたくさん登場してきました。

飼い主さんの中には「うちは完全室内飼いだから必要ない」と考える方も多いでしょう。しかし室内飼いの猫ちゃんでも、病院に行く際にはしっかりとした脱走対策が必要になります。また災害時、避難所で猫ちゃんの居場所を確保するためにもハーネスは便利です。いざという時のために、ハーネスに慣らしておくことは決して無駄ではありません。

猫のハーネスへの慣らし方

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猫は何かを身に付けることを嫌います。そのため、最初にハーネスに対して嫌な印象を持ってしまうとその後苦労することになるので、様子を見ながら少しずつ慣らしてあげましょう。

まずはハーネスを猫の見えるところに置いて、存在自体に慣らしていきます。エサ皿の近くに置いておくと効果的です。ハーネスに警戒心を持たなくなったら、そっとかぶせてみせましょう。最初はまだ着せずにただかぶせるだけでOK。それから時間をかけて着用時間を少しずつ延ばしていきます。

猫のハーネスの選び方

猫ちゃんと外出するときに、脱走など思わぬトラブルを防止するためのハーネスですが、ハーネスを好きな猫ちゃんは実際のところあまりいません。少しでも愛猫が快適に過ごせるよう、以下のポイントに注目して選ぶと良いでしょう。

サイズの測り方

メジャーや紐などで採寸し、必ず猫に合ったサイズのハーネスを選びましょう。サイズを測るポイントは胸周り・ウエスト・首周りなどがありますが、一番重要なのは胸(バスト) です。猫が立った状態で、脇の下(前足の後ろ部分) の一番太い部分にメジャーを回し、計測します。装着した時に人間の指一本入る程度がベストなサイズです。

紐タイプorベストタイプ

猫のハーネスも人間の服と同様、装着した時に快適かどうかが重要です。猫の負担にならないものを選んであげてください。具体的には、なるべく軽くてやわらかい素材のものを選ぶと良いでしょう。より肌への負担を軽減したいなら自然由来の安全な素材、夏場なら通気性の良い素材など、目的に合わせて選定してください。すぐにほつれたり壊れたりしない丈夫な素材や、汚れた時に洗える素材のものもおすすめです。

着け心地

猫のハーネスも人間の服と同様、装着した時に快適かどうかが重要です。猫の負担にならないものを選んであげてください。具体的には、なるべく軽くてやわらかい素材のものを選ぶと良いでしょう。より肌への負担を軽減したいなら自然由来の安全な素材、夏場なら通気性の良い素材など、目的に合わせて選定してください。すぐにほつれたり壊れたりしない丈夫な素材や、汚れた時に洗える素材のものもおすすめです。

おすすめ猫用ハーネス 5選

ハーネスは面積が大きい分見た目のインパクトが首輪などよりも強いため、おしゃれで可愛いものを選びたいですよね。

こちらではおしゃれで、可愛い猫用のハーネスをご紹介していきます。ぜひハーネス選びの参考にしてみてください。

おすすめ猫用ハーネス(1) ゴロにゃんオリジナル猫用ハーネス ダブルブロックタイプ

画像出典:https://www.rakuten.co.jp/56nyan/

紐タイプとベストタイプの中間のようなハーネスです。

上部・腹部のハーネスのダブルブロック構造になっていて、もし上部が外れても腹部でしっかり支えてくれるので安心です。そのため、しっかりホールドされているのに、紐タイプほど猫には負担のかからない作りになっている点が大きな魅力。

素材はコットンで、直接身体に当たる部分はやわらかくなっているため、衝撃をしっかり吸収してくれる上に動きやすいので、猫も快適に過ごせるでしょう。

色や柄のバリエーションが幅広いのも特徴です。サイズもSからLLまで幅広く用意しているので、ピッタリのサイズを選ぶことができますよ。


ゴロにゃんオリジナル猫用ハーネス ダブルブロックタイプ

おすすめ猫用ハーネス(2) ぺティオ Anycatハーネス

画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/chanet/

首周りと胴回りの2ヶ所をダブルホールドするハーネスです。それぞれサイズ調整できるため、身体にぴったりとフィットして抜けにくくなっています。通常の紐タイプと違って幅広の生地になっているため、猫ちゃんも違和感を覚えません。肌に当たる部分の生地はクッション性のあるやわらかい素材を使用していて、猫に負担がかかりにくくなっています。紐タイプは抜けてしまうけど服タイプは嫌がるという猫ちゃんにもおすすめです。カラーバリエーションも豊富なため好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。


ぺティオ Anycatハーネス

おすすめ猫用ハーネス(3) iCat クッションベスト猫用ハーネス

画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/idog/

まるでワイシャツを着ているような、爽やかで上品なベストタイプのハーネスです。

ストライプ柄のリボンがワンポイントで、レッド、ネイビー、スモークブルーの3色あります。裏地には通気性の良いクッションメッシュ素材を採用。衝撃を吸収してくれるので猫の身体に優しい造りになっています。

また服の上からぐるりと巻かれたリードテープがしっかりとホールドしてくれるので、引っ張りグセのある猫ちゃんも安心です。

ハーネスと同じ色のリードが付いた商品も販売されているので、トータルコーディネートをバッチリ決めたい飼い主さん・猫ちゃんにおすすめです。


iCat クッションベスト猫用ハーネス

おすすめ猫用ハーネス(4) ねこモテ 胴輪セット イスタンブール

画像出典:https://www.rakuten.co.jp/cocoterrace/

シンプルで使いやすい紐タイプのハーネスです。

8の字のような形状をしていて、足を通さなくても簡単に装着できる点が大きな魅力。8の字の片方の輪を首にかけ、もう片方の輪を胴体で留めて使用します。紐自体も丈夫でかわいいですね。

胴回りは20cmから40cmまで対応可能なので、割と小さい猫も着用できます。小さいうちからハーネスの着用に慣らしておけば、成猫になっても問題なく使用できるでしょう。色は赤と青の2色から選ぶことができます。


ねこモテ NMイスタンブール03胴輪セットN

おすすめ猫用ハーネス(5) 猫の暮らし ハンドルベスト唐草

画像出典:https://www.rakuten.co.jp/with-dog/

唐草模様がかわいいベストタイプのハーネスです。

素材は綿100%で、身体に触れる内側はオーガニックコットン使用。マジックテープ式で、前足を通して背中で留めるだけと簡単に装着できます。身体に当たる面が広いため、猫ちゃんの身体に負担がかかりません。

背中にはベルトの持ち手付きですので、通院や災害時などに猫ちゃんをしっかり確保することができます。


猫の暮らし ハンドルベスト唐草

愛猫を一番に考えたハーネス選びを

出典元:https://www.shutterstock.com/

基本的に猫には犬のような散歩は必要ありませんし、ハーネスはストレスになってしまうかもしれません。
それでも脱走防止や災害時のために重要なアイテムです。それぞれに特徴があるので、ぜひ愛猫の性格や体格に合わせてぴったりのハーネスを選んであげてください。

参考サイト

猫用品のゴロにゃん 楽天市場店  (参照日:2019-05-10)
https://www.rakuten.co.jp/56nyan/

charm 楽天市場店  (参照日:2019-05-10)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/chanet/

犬の服のiDog  (参照日:2019-05-10)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/idog/

イチネンネット  (参照日:2019-05-10)
https://www.rakuten.co.jp/cocoterrace/

犬と生活 猫の暮らし  (参照日:2019-05-10)
https://www.rakuten.co.jp/with-dog/


参考文献

西 イズミ   ( 2011-6)
『猫との暮らしを楽しむヒント228』
河出書房新社

著者情報

mii

動物大好きな女性ライター。中学生の時野良猫を保護して飼い始めたことをきっかけに、猫の魅力に取りつかれる。
可愛がるだけでなく猫の幸せをしっかり考えた記事が信念。暇があれば猫カフェに足しげく通う上客でもある。

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