猫の歯の本数は?

猫は犬に比べると口が小さいので歯も少ないのではないかと思いがちですが、実はそうではありません。 2020年03月23日作成

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皆さんは、猫の歯の本数についてご存知でしょうか。
猫を飼うにあたって、歯のことについても知っておかなければ、虫歯になったりと様々な病気を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
そこでここでは、そんな猫の歯の本数などについてご紹介をしていきます。

猫の歯の本数について

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猫の歯の本数は、全部で30本です。だいたい人間の歯の平均本数が28本〜32本なので、ほぼ同じですね。
また、子猫の乳歯の本数は26本で、永久歯になった時より4本少なくなっています。

猫の歯の種類!それぞれの本数と役割

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犬歯

犬歯の本数は、上が2本・下が2本の合計4本、牙のように鋭いところが特徴的です。
主な役割としては獲物の首筋に食い込ませることによって、脊髄を切断して仕留めるために使われます。
狩猟本能を持っている猫にとって、最高な役目を果たしてくれる歯なのです。
しかし、その鋭さから人間が手を噛まれればとても痛いので注意しなければなりません。

前臼歯

前臼歯の本数は、上が6本・下が4本の合計10本です。場所としては、犬歯の奥に位置します。
犬歯と同じように鋭い形をしていますが、小さめなところが特徴的です。
そんな前臼歯は、肉や猫草など食べ物を噛み切る役目をしてくれる歯となっています。

後臼歯

後臼歯の本数は、上が2本・下が2本の合計4本です。場所としては、犬歯や前臼歯よりも奥の位置にあります。
この後臼歯は小さめで、噛み切ったり、硬いものを噛み砕いたりなど、より硬くて噛みにくいものを噛むことができるようになっています。

門歯(または切歯とも言う)

門歯の本数は、上が6本・下が6本の合計12本です。
この門歯は人間で言うと前歯のようなもので、後臼歯・前臼歯・犬歯のどの歯よりも前側に生えています。
肉を噛みちぎったり骨から削ぎ落としたりと、様々な役目果たす歯です。

生え変わりについて

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猫にも歯の生え変わりはあります。だいたい生後6ヶ月頃までに生え変わりが終わることが一般的です。
生え変わる時に歯が抜け落ちますが、抜け落ちた歯を見た方はほとんどいないのではないでしょうか。
恐らく、猫が誤って飲み込んでしまっているのです。
子猫の乳歯が幸運の印でもあるように、見つけるといい事があると言われているんですよ。

気をつけるべき猫の歯の問題点や病気について

乳歯遺残

まれに乳歯が抜けず、残ったまま永久歯が生えてくる場合があります。
歯並びがおかしくなたり、食べ物をしっかりと噛むことができなくなるなど、様々なリスクが生じてしまうのです。
見つけた場合にはすぐ医師に相談するようにしてください。

歯周病

猫も歯周病になります。猫の歯の病気の中でも、1番多く見られるものとして知られているくらいです。
深刻化しやすい病気ですし、大変危険性の高い病気でもあります。

猫の歯の本数は30本

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猫の歯の本数は30本で、様々な種類の歯があります。
それぞれにきちんとした役割があり、猫が食事をするにあたって役立つ存在であることが分かりましたね。
飼い猫が歯の病気にならないためにも、しっかりとケアをしてあげるようにしましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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