愛猫に長時間お留守番させる時には?
仕事の都合などでどうしても帰りが遅くなってしまい、朝から夜まで長時間お留守番させなくてはならない方もいることでしょう。
飼い主さんは愛猫の様子が気になり早く帰りたいかと思いますが、長時間愛猫をお留守番させる時にはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか?
第一に愛猫の体調不良の時に長時間お留守番させることは危険です。
いつ容体が急変するかわかりませんし、発作や嘔吐・下痢の症状がでた時にすぐに対処することができません。
体調不良の際には、長時間のお留守番を見送ることがオススメです。
さらには、お留守番時に誤飲などの事故が起きないように危ないものと壊されて困る貴重品は置かないよう撤去しておくことが大切です。
ポイントは安全が確保された部屋であり、猫が多少運動して動き回っても問題がないスペースを開けておくようにしましょう。
また、お留守番の大半は猫は寝て過ごすと言われていますが時間が長時間になるほど退屈してしまうものです。
おもちゃやキャットタワーを設置して猫が遊べる空間を作るようにしましょう。
また、長時間お留守番させる場合には、置きエサも有効です。
あまりにも遅くなってしまい愛猫が空腹の時間が長くなると不機嫌になり、ストレスの原因にもなります。
新鮮な水と餌をセットしてから出かけるようにすれば安心ですね。
ペットモニターなども活用
外出先から愛猫の様子を確認できるペットモニターの利用も有効です。
最近のペットモニターはアプリと連動しているものもあり、おやつを与えたり飼い主さんの音声を飛ばせるものもあります。
飼い主さんも愛猫の様子を確認することができ、愛猫も飼い主さんの声を聞くことで安心できます。
一点注意したいのは、猫は身軽なためペットモニターやコードにいたずらされて壊されないように気をつけましょう。
ペットモニターには直接さわれない工夫をした上で設置して利用することが大切です。
また、長時間のお留守番の際には自動給餌器などもオススメです。
空腹は猫にとってもイライラの原因にもなりストレスがかかるため空腹の状態を避けることは上手にお留守番をしてもらう秘訣にもなります。
自動給餌器はタイマーをセットすると決められた分量の餌が出てきて与えることができるものになります。
注意したいのは頭の良い猫は自動給餌器の入り口に手を入れて餌をとってしまう可能性があります。
自動給餌器を使用する場合には、愛猫の様子を確認しながら導入を検討してみましょう。
猫によっては長時間飼い主さんがいない空間にストレスを感じてしまい、体調不良を起こす子もいます。
徐々にお留守番の時間を長くしていくように前もって慣れさせておくことがポイントです。
長時間のお留守番は計画的に
猫を長時間お留守番させるときのポイントを紹介しました。
猫は環境をしっかりと整えてあげれば長時間のお留守番も可能です。
そして帰ってきたら愛猫とたくさんコミュニケーションをとり、仲を深めることが何よりも大切になります。
愛猫は飼い主さんが帰ってきてくれるとわかれば信頼して落ち着いて待つことができます。
また、飼い主さんもペットモニターや便利なお留守番アイテムを活用してできるだけ愛猫が快適にお留守番できる工夫をすればお留守番させやすいでしょう。
長時間お留守番をさせる前には練習したり、飼い主さんが離れて様子を伺うなどして確認してからお留守番させることがオススメです。
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UCHINOCO編集部
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