猫がゴミ箱にいたずらをする！対策を紹介

私たちがなにげなく捨てているゴミですが、そんなゴミ箱は猫にとっては大変興味深い場所になります。

特にお菓子の袋が捨てられていたり、猫用おやつの袋などは臭いがついているためひっくり返して食べかすを食べたくなってしまうものです。
飼い主さんにとってはただの紙切れや糸くずでも、猫にとっては立派なおもちゃになるためゴミ箱はある意味猫にとって宝箱ともいえるでしょう。

しかし、毎回ゴミ箱をひっくり返されて漁られたりすると片付ける手間があります。
同時に衛生面でも心配になるため、飼い主さんとしては愛猫にゴミ箱をいじられることは避けたいものです。
猫は遊びの延長としてゴミ箱をひっくり返しているだけですが、人からすると面倒な手間が増えて小さなゴミを誤飲するきけんもあります。

ゴミ箱にいたずらされないための工夫について紹介します。

愛猫がゴミ箱にいたずらしないために行いたい対策について紹介します。
うちの子がゴミ箱をいたずらして困る！という飼い主さんは参考にして下さいね。

ゴミ箱をいたずらされないために1番大切なことは猫がいたずらしやすい形状のゴミ箱の使用を控えることです。
蓋付きゴミ箱を使用すればゴミの臭いも抑えることができ猫もなかなか開けることができないため、いたずら対策にはうってつけです。

理想的なのは、重さのある金属製の蓋付きゴミ箱を使用することにより愛猫がカンタンにゴミ箱を開けることができなくなります。
足のペダルでゴミ箱を開閉するものがまだオススメですね。

プラスチック製のゴミ箱は軽いため、猫が明け方を覚えてしまい倒して意味がない場合があるため要注意です。
大らかな猫ちゃんであれば問題ないかもしれませんが、活発な猫ややんちゃな子猫のいる家庭での使用はオススメできません。

大切なのは猫の手の届く場所にゴミ箱を置かないことです。
ゴミ箱の存在自体が飼育スペースになければ、ゴミ箱にいたずらされることはありません。

トイレのゴミやブラッシングした抜け毛などを捨てるときに近くにゴミ箱がないのは手間にはなりますが、猫の侵入しない別室にゴミ箱を設置することもよいでしょう。

猫はハーブの臭い苦手であり、ペット用の自然素材が使用されている忌避剤を使うこともポイントになります。

特に台所のゴミや生ゴミに対してこのような商品はゴミの臭いを抑える効果もある商品が多く、嫌な臭いの消臭にも役立ちます。
ペット用の忌避剤は天然の素材を使用しているため安心して使用できます。

一点注意したいのは、神経質なねこは忌避剤が効き過ぎてしまいゴミ箱だけでなく部屋にも寄り付かなくなってしまう可能性もあります。
蓋付きゴミ箱の裏に忌避剤を貼りつけて二重の効果で使用することがオススメです。
愛猫の様子を見ながら使用しましょう。

分別用のゴミ箱を屋外や猫の立ち入りがない部屋に設置してすぐに分別してしまうこともいたずら防止には有効です。

すぐに分別しておけば、ゴミ出しの際にもスムーズに出すことができるためいたずら前にゴミを処分することができます。

犬のように「ダメ」「イケナイ」などのコマンドで猫をしつけるのは難しいことですが、猫は賢い動物ですので、一度そこがさわってはダメな場所と理解すれば近寄らなくなります。

「さわると嫌なことが起こる」というように忌避剤などを活用して愛猫に理解してもらうことも大切です。
例えば苦手な置物を置いたり、ボールが降ってきてびっくりしたなど苦手なイメージをつければ近づくことがなくなります。

あくまでも飼い主さんがしたとわからないように自然的に行うことがポイントです。
決して厳しく叱ったり、叩いたりすることは絶対にやめましょうね。