犬の知能はどのぐらい?賢いと言われるポイントを紹介

犬は賢い動物として知られていますが、人間に例えるとどのぐらいの知能があるのでしょうか?

犬の知能を理解することでしつけなどにも役に立ちます。
犬の知能について紹介します。 2020年01月29日作成

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犬の知能はどのくらい?

そもそも知能とは具体的にはどのようなことを指すのでしょうか?
知能を調べてみると、動物の場合にはもとも備わっている本能的な行動や経験したことにより身につく学習行動を指します。

特に先を見通して状況を適切に判断する学習行動を知能と指して呼ぶことが多いですね。
それでは、人と比べると犬の知能はどのぐらいなのでしょうか?

犬の知能は人の子供の2歳〜3歳児程度の知能があると言われています。
人の子もこのぐらいの年齢になると社会性を身につけ始めて周りの人を認識してコミュニケーションを取るようになります。

確かに犬の行動を見ていると周りを認識してコミュニケーションを取ろうとする様子が見れますね。
さらに犬は約200〜250の言葉を理解することができると言われています。

しつけの際にもこのぐらいの言葉を理解できるんだなと知って愛犬のしつけを行うとスムーズに行きやすいですね。
しかし、これらの数値はあくまでも平均的な数字ですのでこれ以上覚える子や逆に理解するのが難しい子もいます。

愛犬のペースに合わせてゆったりとしつけしてあげることが大切になります。

犬種によって知能は変わる?

様々な犬種がいる犬ですが、犬種によって賢さが変わることもあります。
特に賢いとされている犬種は古くから軍用犬や猟犬、牧羊犬として働いてきた作業犬になります。

有名な所ですと、ドーベルマン、ジャーマン・シェパード・ドック、ボーダー・コリー、ゴールデン・レトリーバーなどが挙げられます。

特にボーダー・コリーの知能は他の犬種よりも頭一つ分ほど高いと言われており、優れた判断能力と指示に従う正確さを持ち合わせています。

ボーダー・コリーはその知能の高さ故に飼い主がしっかりと主導権を握ってしつけを行わないと下に見られてしまい、指示に従わないなどのコントロールが難しくなることもあります。

数多くのドッグスポーツやアジリティーなどでも上位を占めているボーダー・コリーは家庭犬としても人気の犬種ですね。

また、知能の高さのランキングは大型犬が占めていますが実はプードル種が2位です。
知能の高さと飼育しやすいサイズという点からトイ・プードルが長年人気犬種ということも頷けますね。

しかし、これ以外の犬種だからといって知能が劣っているということではなく、犬は全体的に賢い生き物になります。
しつけが入りにくい犬種であっても根気よく行えば生活する上で必要なことは大抵の子が覚えてくれます。

犬の知能は他の動物と比べると?

犬の知能は人の子供の2〜3歳児に該当すると紹介しましたが、犬より賢い動物もいます。

ランキングにすると一位がチンパンジーであり、次いで豚やイルカなどがランクインします。
豚が知能が高いという事実は意外に感じる方もいるかもしれませんが近年ではミニブタといったペット用に小型化されたブタがペットとして大人気です。

犬は5位という結果ですが、チンパンジーやイルカなどは一般家庭ではなかなかペットにしづらい動物です。
長年人間のパートナーとして寄り添ってきた犬がやはり一番受け入れやすく、ペットとして浸透したのもうなづけますね。

賢い動物をペットとして飼うためにはもちろん飼い主さん自身のしつけやコントロール力も必要になります。
犬の場合には、自分より下に見られてしまい信頼関係が崩壊してしまうという事態は避けなければなりません。

こちらの記事を参考に頼りになる犬のパートナー探しの役に立てば幸いです。

著者情報

UCHINOCO編集部

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