犬と一緒のドライブ旅行で安心するための準備｜冬編

もうすぐ寒い冬、そして年末年始に愛犬と一緒に車での帰省を予定している飼い主さんもいるのではないでしょうか。愛犬と一緒のドライブ旅行は電車などと違い時間は自由になるのですが車酔いに気をつけるなど注意が必要ですし、また愛犬の体は大丈夫かなど不安はつきない飼い主さんは少なくはないでしょう。そこでこの記事で犬と一緒の冬の車のドライブ旅行で安心するための準備やしなければいけないことを紹介します。

ここで犬とのドライブで困らないための必需品を紹介します。
犬は車の中において座席に直接座らせて乗せたり、人が抱っこして乗せるのはたいへん危険です。そのために犬を入れるための物が必用になります。ケージ、クレート、キャリーバッグなどです。ケージやキャリーバッグを座席に固定するために必要な専用バンドなども必要です。

犬が車外で活動する時に使う首輪やリード、ハーネスなどが必要になります。犬の肌に触れるものは犬が普段使っている物を用意した方がよいでしょう。

犬が飲むための飲み水（常温）、給水ボトル、おやつ、食事（いつも食べているフード）を小分けにしたもの、犬用食器、念のため高速道路などが渋滞した時に犬の水分補給のための水筒なども用意しておきましょう。

休憩した時に必要な犬のトイレ用品が必要になります。トイレシートやウンチ袋などです。トイレシートやウンチ袋はできるだけ数多く用意しておくとよいです。タオルやウェットティッシュは犬の手足を拭いたり、排泄した後のお手入れに必要です。汚れたタオルを入れたり使ったトイレシートや便が入ったウンチ袋などを入れるビニール袋は数枚必要です。

いざという時のための救急セットや犬用の酔い止め薬、マナーベルト、犬用レインコート、給水タオルなども念のために用意しておくとよいかもしれません。

いきなり車に乗せるのではなく、車に慣れてもらうために近場の公園など車に乗せ連れて行くようにします。これを数回繰り返し車に乗ることは楽しいことと思ってもらうようにしましょう。

車に酔って吐いてしまわないように犬の食事は車に乗る直前ではなく2～3時間前に済ませておく必要があります。またトイレと散歩は済ませておきましょう。

2～3時間おきに休憩します。その時に車から降ろし外の風に当たらせ新鮮な空気を吸わせます。またトイレや水分補給をします。飲んでも飲まなくても与えてみましょう。

車内の温度は低めに設定しておきます。目安は20℃くらいにして適度に換気をして高温高湿にならないようにします。冬でも飼い主は上着を着るなどをして犬のために温度調節をしましょう。
普段よく車に乗っていて、車に慣れている犬でもその日の体調により具合が悪くなってしまう事があります。車に乗っている最中でも常に犬を観察しましょう。車に酔い吐きそうになる前には、息が荒くなったりよだれがでたり、気持ち悪そうにします。また車から出たくなり吠えたりします。以上のような行動をしたら一般の道ならばいち早く左により停車、高速道路であればパーキングを探し休憩し犬を車から降ろし観察しましょう。

愛犬と一緒のドライブは楽しく快適なものにしたいのですね。そのためには愛犬の体を気遣い休憩を多く入れたり、常に愛犬の様子を観察しながらドライブしましょう。ゆとりを持って行動することが大切です。

夏場と違い冬場のドライブ旅行は雪などにより道路事情も変わってきます。常に安全運転を心掛けて行動することが必要です。愛犬を第一に考えて、少しでも愛犬の体調が悪かったら無理をしない様にしましょう。