多頭飼いに向いていない犬種もいる?
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多頭飼いに向いていない=かなり独占欲が強いということになります。意外と柴犬は多頭飼いに向いていないと言われているほどです。たいてい、多くても2頭までで他の犬種と一緒に暮らしているというのは、見聞きしないほどです。それだけ柴犬の場合には飼い主さんに対して一心に愛情を注ぎ、自分もそのように扱われたいと感じる犬種だからです。
ペギニーズの場合にも群れを嫌うという傾向が強い犬種です。多頭飼いには、あまり向いていないと言えるので、攻撃性を出してしまわないように最初から多頭飼いは考えない方が良いでしょう。多頭飼いをするためには双方の社会性が問題になります。犬種的に初めから、多頭飼いに向いていない場合には、飼い主さんとしても無理をせずに1頭で可愛がってあげる選択の方が幸せな場合も多いのです。
犬種違いの多頭飼いの場合
犬種同士の相性というのは、実際に暮らし始めないと個体差もありますので何とも言えません。柴犬やペギニーズ以外の犬同士で、楽しく仲良く暮らしている場合も多いので、まずは実際に暮らしている人の様子を知ることが肝心です。SNSなどで、違う犬種同士の多頭飼いをしている家庭で、しつけなどはどうしているのか?などを調べて学習することも肝心です。
案ずるより産むがやすしという場合もあります。こればかりは、何を差し置いても相性がすべてです。体の大きさや性別にもよりますので、多頭飼いをするためのベストな組み合わせなどは、簡単なようで案外と難しい選択なのです。
犬種違いの多頭飼いを始める前に
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飼い主さんが犬に対して必ずリーダーシップを握れることが条件です。犬から見て、飼い主さんが誰よりもトップであり群れをまとめるリーダーであることは、犬の心の安定感にもつながるからです。それなのに、飼い主さんの方がオドオドとしてしまい、先住犬に対しても、新しい犬にも、収集が付かないような態度を取っている以上、犬達は少しも落ち着けません。
どうでしょうか?犬種が違ってもそれだけの犬種に対しての知識をしっかりと持っていて、少々のことでは動じないという強さが必要になるのです。みんなが幸せに暮らすためには飼い主さんが、よほど、しっかりとしなければいけないのです。
心構えと余裕のある暮らし
例えば1日の中でほとんどの時間を留守番で過ごさせるという場合には、犬種違いの多頭飼いは極めて厳しいという可能性が高いのです。飼い主さんが見ていないところで、危険な状況になる場合もあるからです。それよりも、似たような気性を持ち合わせて体の大きさも似ている同じ犬種の方がより、安全性は高いのではないでしょうか?
飼い主さんが自分の生活を維持しながら、犬に対しても気を配れるだけの時間の余裕がある場合には、違う犬種でも場合によってはうまくいく場合もあります。この場合にも必ず飼い主さんが中心になって、群れのリーダーになることです。
何事も心構え次第
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違う犬種の多頭飼いの場合でも、飼い主さんがきちんと心構えをしていて同居の家族の協力が得られる場合には、十分に可能な場合もあります。まずは心構えが必要です。違う犬種でも、一緒に暮らしたい、責任を持って前向きに多頭飼いに対して知識を高めれば良いでしょう。
多頭飼いというのは、楽しい暮らし方です。それを実現させるためには飼い主さんがしっかりと、知識を高めてその犬種ごとの特性を知ることが重要なのです。それをすべて把握した状態であれば、多頭飼いも夢ではありません。現実になるように、少しずつ夢の準備を始めてみませんか?
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UCHINOCO編集部
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