冷たい水が苦手な猫が多い?
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猫は冷たい水を飲みたがらない傾向があります。猫は体の内側から冷えてしまうことを嫌います。冷たい水は口当たりが良いのですが猫には大敵なのです。人間でも冷たいものが苦手と言う人がいます。猫も同じなのです。自分の体が急激に冷えてしまうことを極度に嫌う傾向があります。つまりかなりデリケートにできているというわけです。
飼い主さんの方で調整する必要があります。冷たい水を与えるよりも、温度を調整するなどして、涼しい場所に移動させて冷たすぎない水を与える方が安全な場合が多いのです。
どれだけ暑くても冷たい水はNG
水を飲んでくれない時に冷えた水を与えるのはかえって逆効果になります。良かれと思って取った行動が裏目に出ることも多いのです。できるだけ季節を問わず常温の水を与える方が安全なのです。猫は冷たい水には極度に反応してしまう場合が多いからです。
猫の中には冷たい水を一気に飲んでしまって、下痢を起こすこともあるのです。そうなってしまうと、水を飲んで下痢という最悪のパターンになってしまうのです。冷えすぎた水を飲むと、消化器がびっくりしてしまうのです。それを防ぐというためにもまずは冷たい水を控えるようにしてください。
猫は水が嫌いなの?
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猫は犬のように水を美味しそうに飲まない…と不思議に思っている飼い主さんもおおいようです。実は猫にとって水を飲むという習慣はあまりないのです。それほど水が好きではないということもあります。腎臓の病気を抱えている場合には、もっと水を飲まない状態が続きます。
そこに冷たい水を与えたとしたら、ますます水を飲まなくなる一方です。それでも、猫は尿結石を起こしやすい傾向もあるので、ある程度は水を飲ませるようにしたいものです。そこで使ってはいけないのが冷たい水です。一度でも冷たい水を飲んでしまうと、体が冷えてしまい、不快な症状が起きてしまう可能性が高いのです。
そうなってしまうとますます猫は水が嫌いになる一方です。水を飲まないから冷たい水ならば飲むだろうという考えは、一旦リセットしてください。冷たい水は与えないようにするというルールを、飼い主さんが決めておくと間違いは起きにくいはずです。
猫に与える水の適温とは?
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猫は冷たい水で一気に体温が下がります。これは猫にとっては不快な状態ですので、くれぐれも注意をしておいてください。もしも夏の暑い時期にぐったりとしているときでも、冷えた、水は与えないようにしてください。内臓を急激に冷やすというリスクは大きいのです。内臓が冷えることでお腹を壊すということに直結しますので要注意です。
人間が思っているよりも、猫はデリケートにできているので常に温度のほうはぬるいくらいの温度がベストです。一番の理想は常温に近い温度で毎日、適正量を自分の口から飲んでもらえることです。無理に冷たい水を準備する必要はありません。適温の水を猫は知っています。
猫は体温に近い水を好みます
冷たい水は飲まないということが分かった飼い主さんは、水への配慮が今後はできるようになります。今後は猫の体温を知っておいてその温度に近いものを、与えるようにしてください。猫が冷たいと感じるものは、受け付けません。だから、冷たい水を飲もうとしないのです。猫は神経質な動物です。自分の口周りやひげに水分が付くことを、極度に嫌う傾向にもあります。
特別冷たい水でなくても良いのです。そのあたりは飼い主さんが理解をしたうえで与えるようにしてあげてください。そうすることで、水を嫌い飲まなくなるということは避けられます。
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UCHINOCO編集部
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