猫の香箱座りとは?
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手足を小さく畳み込んで自分の体の中にしまった状態で座る方法を香箱座りと呼んでいます。これはとても愛らしく多くの猫が見せる姿でもあります。まるでその中に香料を入れる箱のように見えることから「香箱座り」という言い方をするようになりました。猫らしい姿と、その愛らしさで香箱座りの画像ばかりを集めているような人もいます。
海外ではパンの塊のようにも見えるようです。いずれにしても猫の心が落ち着いている状態で、主に落ち着いた気持ちの時に見せる仕草だと言われているほどです。この香箱座りをするときの猫の表情はたいていの場合には、優しく静かなほほえみを讃えているような雰囲気すら感じます。
猫が香箱座りをする理由とは?
基本的には心がゆったえりとしているときで、何に対しても敵意などがない場合に、香箱座りをします。考えてみれば手足を自分の体の中にしまい込んでいるわけです。すぐに臨戦態勢に戻れる姿勢ではないので、当然のことながら攻撃性のないときにしか取れない姿勢なのです。香箱座りをしている猫に対しては、そっと様子を見守ってあげるようにしてください。
そしてリラックスモードが少しでも長く続くように飼い主さんも静かな時間を過ごせるようにしてみると良いでしょう。そこには飼い主さんへの信頼や安心感が溢れ出ているのです。そう考えると香箱座りしている時の猫には触れずに、遠くから見守るようなスタンスが一番の幸せだと思います。
折り目正しく座る香箱座
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精神がとても落ち着いているときにしか猫の香箱座りを見ることはありません。つまり、自分のお気に入りの場所で、香箱座りをしているときには安堵の気持ちに包まれていると考えても良いでしょう。最上級のリラックスであり誰にも邪魔されたくないと考えている瞬間でもあります。同居猫が大勢いる場合などには、なかなか見られない光景でもあります。猫の香箱座りにはそんな深い理由があるのです。
子猫のように、まだまだ落ち着きがなく周囲の物音に敏感な年齢の猫では香箱座りをすることはほぼありません。それよりも、まだ好奇心の方が勝っているので、落ち着いてじっとしていられることはないのです。
猫の中には香箱座りを嫌う子もいる
稀に、香箱座りをしているけれどもどうもリラックスをしているようには見えないという場合があります。食欲や普段の動きなどを総合的に判断したときに、やはり体調不良があるのかもしれません。そのほかに、香箱座りのような姿勢を苦手とするタイプの猫もいます。
すべての猫が香箱座りをするとは限らないのです。無理強いをすることもできません。それよりも、その猫がその程度、今の暮らしの中でリラックスをしているのかを追求する方が先ではないでしょうか。
飼い主さんとの良好な関係が築けていること
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実は野良猫の中には香箱座りをしない子が多いことをご存じでしょうか?常に危険にさらされて、緊張の漂う野良猫生活の中に、香箱座りをする隙間はありません。警戒心がある以上、香箱座りはできないのです。そこは絶対に譲れない部分でもあり、野良猫には無縁のものであると言わざるを得ません。
それでも飼い主さんに出会えて、信頼関係が築けた暁には、香箱座りを見せる可能性もあります。野良猫が飼猫になり、香箱座りができるようになるのは、本当に素晴らしい進化と言えるのです。
究極のリラックスとしての香箱座り
愛猫が自然な状態で日々、香箱座りをしているとすれば、体調も良く精神状態も良好である証拠です。このような場合には、とにかく静かな暮らしをこのまま維持して、猫の健康にも留意してあげてください。幸せの象徴でもある香箱座りは愛猫家の中では、一つの達成感に近いものがあるのです。
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UCHINOCO編集部
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