飼い主さん気づいて!犬の気持ちがわかるしぐさについて

犬は言葉を持たないと言いますが長く暮らしていると、犬の仕草からその時の感情を読み取れるようになるものです。飼い主さんとして愛犬の気持ちを仕草から読み取れることで、より円滑な絆を結べることにもなるのです。 2019年08月22日作成

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ねえねえ!→前足で飼い主さんにタッチをする

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犬が見せる愛らしい仕草の一つですが、犬が一生賢明に飼い主さんに語り掛けるような仕草です。必ずこの仕草には、「こっち向いて」などという友好的な意味が込められています。犬が心身共に元気で、何の問題もない場合、こうして自分の方から飼い主さんに語り掛けようとするのです。

なにかをおねだりしているような場合にも、前足を使って、飼い主さんの体を軽くタッチしてきます。おやつを食べてるときに、飼い主さんがよそ見をしたときなどにすかさず起こす行動です。犬は、こうしてこっちを見て!と自己主張をしているのです。

犬に前足を掛けられるのは嫌?

犬はとてもうれしい時や大好きな飼い主さんがそばに来たときには、前足をかけて嬉しそうな表情をします。そして尻尾を振っているものです。それでも、前足を掛けられるのが嫌、と思う飼い主さんもいるようです。犬の大きさにもよりますが、確かに、犬の行為としては危険な場合もあります。そのあたりは飼い主さんの方で律していけば良いのです。

とても無防備で幸せです→お腹を見せてゴローン

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犬が飼い主さんの横でお腹を見せてひっくり返る場合があります。このときには、飼い主さんに対しての甘えの気持ちが表に出ている場合なのです。犬は自分が信頼している相手しか急所であるお腹を見せることはしません。お腹を見せているということは、飼い主さんへの情愛の一種です。

この場合には、時間の許す限りお腹を見せてくれている犬に対して、飼い主さんも愛情を注いであげましょう。そうすると犬もますます幸せを感じてくれるようになります。そして飼い主さんには逆らいません、という忠誠を誓う仕草でもあるのです。

大好きです→飼い主さんの口周りを舐める

飼い主さんの口周りを舐めるのは、犬が飼い主さんのことを心から信頼をしている時の気持ちです。簡単に言えば、飼い主さんのことが好きで好きでどうしようもないという熱い感情の表れです。これは、飼い主冥利に尽きることです。衛生面を考えると頻繁に口周りを舐められるのはちょっと・・・という飼い主さんもいます。

それでも、懲りずに飼い主さんの口周りを舐めるのは、犬がそれだけ、純粋だからです。愛情表現の裏返しで、飼い主さんに対して何か、不安の気持ちを訴える場合にも、口を必死に舐めてきます。

なにか落ち着かないのです!→家の中を歩き回る

犬が体に異変が起きた場合や、心が落ち着かないときにはしきりに、部屋の中を歩き回るという、しぐさがあります。これは犬にとっては一大事!が起きている場合も想定できるのです。このような仕草を見せるときには一度犬を抱きとめて、何か不調はないか?痛がる部位はないか?ということを、チェックをしてあげてください。

何の異常もない場合で、その様子を動物病院で相談をするのも一つの手段です。また精神的に不穏になっているときにも家の中を歩き回るというしぐさを見せるようになります。いずれの場合でも、落ち着かないというのは、犬にとってはストレスの表れでもあるのです。犬の不調には素早く気づいて、すぐに対応してあげられるように心を砕いてあげてください。

何て言っているの?→小首を傾げるしぐさ

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飼い主さんが何かを話しているときに、目を見つめて首をかしげる仕草をする場合があります。これは飼い主さんの喋っている声を自分なりに必死に読み取ろうとしているしぐさです。首をかしげながら、飼い主さんの言葉を理解しようと努力をしているのです。犬なりに必死になっている時の表情だと覚えておいてください。

あまりにもかわいらしいので何度も、見てみたいと思うのが飼い主さんの心情です。それでも、小首を傾げている犬の様子に気づいてあげてください。犬は飼い主さんへの理解を高めようとしているのです。いじらしい姿が飼い主さんの心を掴みます。

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UCHINOCO編集部

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