快適な眠りから目覚めると、そこに愛猫がいたことがありませんか?
ただ見つめている場合もありますが、手でチョイチョイと触ってきたり、「ニャーニャー」と叫んでみたり。
愛猫に起こされてうれしいと思う反面、もうちょっと寝たいと思うときもあったりして。
今回は、なぜ猫が朝起こしに来るのか、その謎についてご紹介します。
猫が朝起こしにくる理由① ご飯ください
明け方や夕暮れの時間帯に活動する「薄明薄暮性」の猫は、人間よりも目覚めが早いです。家猫の場合、人との生活に慣れ、人に合わせた生活をしているので、そんなに頻繁ではありません(猫にもよる)が、夜明けが早い夏の時期などは、我が家でもよく起こされます。
我が家の場合で一番多い時間帯は、朝4時~5時の間です。まだまだ寝ていたい時間なので、起き上がることはほとんどありませんが、そうなると猫たちもムキになり、私が起き上がるまで「あれやこれや」の手を使い、果敢に挑んできます。
手でチョイチョイはもちろん、胸の上に乗っかってきたり、酷いときはベッドに飾ってある写真立てを頭上に落とされたり。ここまで来ると両者の根競べですが、私が根負けをすることがほとんどで、起き上がるとうれしそうにスリスリしてきます。
そんなところも可愛いのですが、そもそも、そこまでして起こしてくる目的はなんなのか、と言ったら、それはほぼ間違いなく「ご飯ください」です。
朝の4時・5時に起きてたら、それはお腹も空きますよね。
ご飯をあげて美味しそうに食べてる姿を見ては、朝からほっこりしています。
しかし当然寝不足なので、そのあとの辛さったらないです。
本猫たちはお腹もいっぱいになり、満足気に毛づくろい、そして眠りに入ります。
やっぱり猫の下僕なんだなと、強く思う一コマです。
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猫が朝起こしにくる理由② 遊んでください
前述のように、猫はとっても早起きです。お腹が空いてるのももちろんですが、刺激を求めているので、大好きな飼い主さんに構ってほしい・遊んでほしいと思っています。
「薄明薄暮性」という活動性質から考えても、朝はとっても気分がいい状態です。だからなおさら遊んでほしいのです。
なかなか、朝起きてすぐに遊んであげられるって難しいですよね。朝は忙しいですし、私なんかは低血圧のため、朝起きることでも精いっぱいです。
外猫ちゃんや、外と家を自由に行き来している猫ちゃんの場合、朝方出掛けていくのには、こういった理由があるからです。しかし完全室内飼養の猫の場合、それはできませんから、せめてもの精いっぱいを訴えているのかもしれませんね。
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猫が朝起こしにくる理由③ トイレ汚れてます
猫は「ご飯」や「遊び」のほかに、「トイレ」についてもよく訴えてきます。
賢いと思うことでもありますが、大でも小でも用を足したときは、自ら「したよ」って報告しに来る猫がいるのも事実です。
猫は大変キレイ好きで神経質な生き物です。朝だけじゃなく、普段でも猫が「ニャーニャー」と鳴いたり、何かを訴えていそうなときは、トイレをチェックしてみてください。
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猫が朝起こしにくる理由 まとめ
いかがでしたか?
猫が朝起こしに来る理由には、さまざまな「要求」がありました。
猫と暮らしていると、朝から夜中まで実にいろいろなことがあります。1日のスタートを快適にはじめたい!と思っていても、早朝何度も起こされたり、イタズラされたりして思うようなことにはなりませんが、猫にしてみたら本能のまま生きているだけです。
起こされた方は寝不足で出勤したり家事をしたりで、朝から万全ではない一方、すべてを満足した猫たちは気持ちよさそうに再び就寝。なんだかなー!ってついつい思ってしまいますが、お腹を空かせ、構ってほしくて、トイレの報告に来るだなんて、いじらしくてますます愛しさが募ってしまいますね。なんだかんだでやっぱり猫は可愛いです。
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UCHINOCO編集部
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