ボストンテリアは愛嬌のある寡黙なパートナー
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ボストンテリアは、立ち耳に垂れた口元が特徴の小型犬です。断尾している場合が多く、ウエストが引き締まったシュッとした体型をしているので、俊敏な特徴を備えているようにも見えますが、意外と運動量は少ない犬種です。
その愛嬌のある顔からは大人しい性格という印象ですが、実際はどうなのでしょうか。
標準的な体重や体高は?
体高は38センチ〜48センチ、そして体重は5キロ〜10キロ程と、やや個体差はあるようです。他の犬種同様、運動量に対しての過度な餌やりなど、飼育環境によっては非常に引き締まった体型にもなりますが、やや肥満気味になります。
ボストンテリアは短い尻尾も特徴的ですが、もちろん、生まれつきの特徴ではありません。これは断尾しているもので、ボストンテリアの場合は少し残す感じで切る場合がほとんどです。
断尾は元々狩猟犬だった犬種に狩りをする都合上することが多かったものですが、最近は減りつつあります。
まるでタキシードを着ているみたい?
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単色の被毛はほとんど見られず、多くは白に黒が入った体毛が一般的なボストンテリアのイメージとして知られています。その容姿はまるでタキシードを着ている印象で、ボストンテリアの特徴として早い段階で定着したようです。
稀にブリンドル柄なども見られますが、やはり白ベースという場合がほとんどです。
ボストンテリアを辿って行くと納得の犬とは?
ボストンテリアの歴史を辿っていくと、イングリッシュテリアとブルドッグを交配させたものがその始まりと記録されているそうです。ボストンテリアは何処かブル系に似ていると感じている人は、納得のルーツです。
その後、小型化する為に交配を重ね、誕生からわずか20年で犬種として登録されたんです。
飼い主に忠実で飼いやすい犬種
ボストンテリアは飼い主に忠実でよその人になつくということはあまり見れない犬種です。心の変化に敏感な面があり、飼い主に寄り添う犬という印象です。
ボールやおもちゃで遊ぶ活発さもありながら、少ない散歩でも十分なので、小さな子供のいる家庭や一人暮らしのパートナーとして向いている犬種ですね。
ボストンテリアの特徴や性格を調べていくと、一人暮らしの飼い主さんが多いというのが納得出来ます。
もちろん、家族で飼うのも適している犬種ですが、飼い主に従順で寂しさを紛らわせてくれたり、大人しく室内で留守番が出来たりと、留守がちな人でも比較的飼いやすいようです。
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UCHINOCO編集部
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