散歩中に犬が全く歩いてくれないと、飼い主としては困ります。
それが毎回となってしまうと、散歩に連れていくもの面倒になってきてしまうのではないでしょうか?
今回はそんなお困りな飼い主の方へ、犬が散歩中に歩かなくなってしまう原因と対処法についてお話しさせて頂きますので、是非参考にして頂けたら幸いです。
犬が散歩中に歩かなくなってしまう原因について
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犬が散歩中に歩かなくなってしまう原因としては、
・過去に嫌な思い出がある
・犬の嫌いなもの、苦手なものがある
・抱っこしてほしい等の欲求がある
という原因が挙げられます。
もちろん、他にも原因はあるかと思いますが比較的原因として多く挙げられていますので上記について説明していきます。
まず、過去に嫌な思い出があるということが原因という場合ですが、これは以前散歩した時に大きな怖い犬に遭遇した、道から落ちて横の溝に落ちてしまったなどという経験から来ています。
そのことが記憶で残っているために、同じ散歩ルートは歩きたくない!となってしまっておりその道はあるこうとしないということがあります。
次に、犬の嫌いなもの、苦手なものがあるということが原因の場合は、歩かなくなったその先に嫌な匂いや犬が苦手なものがあることがあります。
犬は人間よりも敏感なので、人間が気づかないようなことも察知しているのです。
人間でも、苦手な人がいると自然に避けてしまうことがありますよね?
犬にも同じようなことが言えるのです。
最後に、抱っこしてほしい等の欲求があることが原因という場合、日ごろから歩かなくなると抱っこをして一緒に歩いてあげたり、歩くようになるまで傍で一緒に待ってあげたりしていませんか?
そうしていると、犬は犬にとって良い方向に考えてしまいます。
歩かない方が飼い主に抱っこされたり、傍に居てくれるというように理解してしまうので、あえて歩かないように犬は振舞ってしまいっているのです。
確かに、たまになら、仕方がないか抱っこをしてあげよう。
となるかもしれませんが、これを続けていると毎回抱っこなど、構いながら散歩をしないといけなくなるので、大変です。
犬が歩かないことについての対策をご紹介!
先にお話しさせて頂きました原因の
・過去に嫌な思い出がある
・犬の嫌いなもの、苦手なものがある
・抱っこしてほしい等の欲求がある
についてそれぞれ、対策をご紹介させて頂きます。
過去に嫌な思い出がある場合の対策
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過去に嫌なことがあった道では、その記憶を上塗りすることは難しいものなのです。
ですので、無理やりその散歩ルートを歩かせるようなことはやめましょう。
場所が特定出来ていたり、その場所を過ぎればいつもどおり歩いてくれるという場合はその場だけ抱っこをして歩いてあげたりすると良いかと思います。
犬の嫌いなもの、苦手なものがある場合の対策
これも上記と同じことが言えます。
無理矢理、その道を歩かせるのではなく迂回をしてあげたり、その場だけ抱っこしてあげるようにしましょう。
大型犬の場合は、毎回抱っこというのは大変ですので、おもちゃやおやつを使って犬の気を逸らしてあげると良いでしょう。
抱っこしてほしい等の欲求がある場合の対策
歩かないからといって、その都度抱っこをしていては、犬はどんどん調子に乗ってきてしまいます。
その場合、時間をかけてでもリードを引っ張り促すように散歩に誘いましょう。
強く引っ張ると余計にでも犬は動こうとしないことがありますので、気長に何度も繰り返してみましょう。
原因を見つけて対処しましょう!
いかがでしたか?
散歩中に犬が歩かなくなった場合の原因と対策についてお話しさせて頂きました。
犬が歩かなくなったからといって、無理やり歩かせたり、抱っこをして甘やかすのは避けましょう。
しっかり散歩中の犬の行動を見てあげるようにしてみて下さいね。
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UCHINOCO編集部
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