1.猫にも相性がある
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猫は元々単独行動を好む生き物ですから、相性が合わないと一緒に飼う事は難しいでしょう。
では、今飼っている猫が多頭飼いに向いているかどうかを見て行きましょう。
先住猫の性格が活発、遊ぶのが大好き、新しい物に興味を持つ、怖がりでない。
こういった性格を持っている猫なら、新しい猫とも仲良くできる可能性が高いです。
逆に警戒心が強く、怖がりで気が強い子は多頭飼いに向いていません。
2.出来るだけ幼いうちに
成猫同士だと仲良くなれる確率が低いため、多頭飼いを考えている場合は幼いうちに一緒に飼う事が一番仲良く生活できる確率が高いです。
もちろん、成猫同士でも仲良くなるケースはあります。
ですが、一番は、幼い猫同士、又は新入り猫が幼い方が良いです。
先住猫が10歳を超える高齢の場合は、新しい猫を迎え入れる事はおすすめできません。
ストレスで病気になってしまう可能性が高齢につれて高くなるからです。
3.オス、メスで相性も変わる!
オス同士だと、去勢をしてなければライバルと認識し、
喧嘩が頻繁に起こる可能性があります。
しかし、去勢をするとそれも無くなり、仲良くなるケースが多いです。
メス同士だとどちらも神経質な性格なのであれば、相手を受け入れにくく一生涯仲が悪い事も…。
ですが気が合えば、とても仲良くなれる組み合わせです。
メスとオスは比較的仲良くいられる組み合わせですが、メスの方がオスに比べ神経質な部分もあり、気分でオスを寄せ付けなくなったりと言ったことがあります。
4.先住猫の気持ちを最優先に!
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第一印象がとても大切です。
先住猫を怒らせてしまうと、一生新入り猫と仲良く出来ない場合もあります。
そういった事態を招かないようにも先住猫の様子をしっかりと伺いましょう。
まず、新入り猫は初めのうちは先住猫とは別の部屋で飼い、ニオイで別の猫が居ることを先住猫に気づかせましょう。急に一緒にしてしまうと先住猫が警戒してしまい仲良く出来なくなる可能性があります。
ですから、徐々に先住猫と面会をさせ、一緒に居る事に慣れさせてあげましょう。
5.多頭飼いをする前に必要な事。
・ワクチン接種
まず、ワクチンを必ずお互い接種するようにしましょう。
・健康診断
先住猫は、新入り猫を迎え入れる前に健康診断に連れて行きましょう。
万が一病気がある場合、治さないといけません。
それが、うつる病気だったら完治するまで新入り猫は迎え入れないようにしましょう。
・去勢、避妊手術
不要な繁殖を避けるためにも、去勢、避妊手術は必ず行ってください。
・お互い落ち着ける場所作り。
先住猫も新入り猫も、一人で落ち着ける場所を作ってあげてください。
6.もし相性が悪い場合
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もし、相性が悪かった場合、部屋を別々にして対面する機会を減らしましょう。
ですが、全く別々にしてしまうと相性は良くならないまま。
部屋を交互に移動させてニオイに慣れさせる、飼い主の目が届く時間帯は一緒に生活させる、など、ゆっくりと慣らせてあげて、せめて少しでも一緒に居れる時間が長くなるようにしましょう。
又次の様な様子を見せる場合ストレスが溜まっている場合があります。
・ご飯を食べない
・トイレを我慢する
・相手を見ると威嚇する、攻撃をする。
・毛をむしったり、舐めて脱毛してしまう。
こういった行動を見せる場合は、ストレスを抱えている時です。
もしこういった行動が見られる場合は、少しの間完全に別々の部屋で飼う事を検討しましょう。
いずれにしても、飼い主さんが猫の性格を理解し、先住猫も新入り猫もストレスの少ない環境を作ってあげることで猫同士が仲良く生活できるようになります。
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UCHINOCO編集部
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