猫のウェットフードの特徴や与え方・メリットデメリット

猫のウェットフードには、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、ウェットフードのメリットデメリットや与え方などを紹介します。
2018年03月28日作成

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キャットフードには、カリカリのドライフードと、缶付けめやパウチに入ったウェットフードの2種類をよく目にします。味や種類のバリエーションが豊かで、見た目にも美味しそうなウェットフードには、どのような特徴があるのでしょう。今回は、猫のウェットフードの特徴やメリットデメリットなどについて紹介します。

1.ウェットフードってどんなフード?

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猫の主食であるキャットフードは、大きく分けてドライタイプとウェットタイプの2種類が存在します。カリカリとした食感が特徴のドライフードに比べ、ウェットフードは缶詰めやパウチに入っており、水分が10%以上含まれた商品が該当します。ドライフードに比べ価格は高くなりますが、味や種類のバリエーションが豊富なことが特徴です。

2.ウェットフードのメリット

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ウェットフードのメリットは、開封しない限り賞味期限が長いことが挙げられます。そのため、災害時等の非常食としてストックしておくことも可能です。また、水分量が多いため、飲水量の少ない猫も水分補給がしやすいことも特徴の一つです。魚や肉をそのままに近い状態で入れられるため、嗜好性も高く消化に優れており、食が細い子や病中病後などの食事内容としても適しています。味のバリエーションも豊富で、主食以外にもおやつとして与えることも可能です。

3.ウェットフードのデメリット

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ウェットフードは水分量が多いため傷みやすく、そのため添加物を多く含む商品が多いことがデメリットです。また、開封後は長持ちしない、価格が高い、歯石が付きやすい、総合栄養食との表記が合っても栄養価が低いなどのデメリットも存在します。そのため、ウェットフードを与える際には、原材料のチェックや与え方を工夫する必要があります。

4.ウェットフードの上手な与え方

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ウェットフードは価格も高く栄養価も低いため、毎日それだけを主食として与えることには向いていません。しかし、水分量の多さや嗜好性の高さを活かし、食欲がない際の臨時食や、ドライフードに混ぜて食いつきを良くするといった工夫をすることで、メリットを最大限に活かすことが可能です。また、災害時用の保存食や、離乳時、シニア猫の食事内容としても適しています。
ウェットフードのみを与える場合には、必ず総合栄養食と表記のあるものを選ぶようにしましょう。表記は総合栄養食のほかに、一般食や副食、おやつと書かれている商品が販売されています。また、添加物の使用も極力少ないものを選んで与えましょう。
ドライフードに混ぜる場合には、ドライフードの栄養にプラスするわけですので、ドライフードの量を少し減らしトッピングしましょう。フードの与えすぎは、肥満の原因に繋がります。

5.ウェットフードはどんな猫におすすめ?

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健康な成猫であれば、ドライフードのほうが栄養面や衛生面からもおすすめできます。少々高価なウェットフードは以下のような猫に与えると効果があります。毎日ウェットフードばかりを与えていると、ドライフードを食べなくなってしまう可能性があるため、与えすぎには注意しましょう。
・子猫の離乳食として
・お湯でペースト状にすればシニア猫にも最適
・嗜好性の高さと水分量の多さを活かして、病中病後の治療食として
・普段のドライフードに混ぜて食いつきを良くする
・おやつとして与える
・非常用の保存食として
ウェットフードは、ドライフードに比べ調理加工がしやすいので、手作りフードの材料や温めて与える、ペースト状にしやすいので、様々な活用法を探してみるのも良いでしょう。

ウェットタイプのキャットフードは、嗜好性の高さと水分量の多さ、味のバリエーションが豊富なことが特徴です。価格が高く栄養価が低いため、毎日の主食として与えることには不向きですが、食欲がない場合や嗜好性を高めるためのトッピングとして与えることで、ウェットフードの持つメリットを最大限に活かすことが可能です。ウェットタイプのフードを選ぶ際には、総合栄養食と表記があるものや、添加物の少ないもの、主原料には動物性タンパク質(肉や魚)を使用しているものを選ぶようにすると安心です。

著者情報

UCHINOCO編集部

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