猫を飼うならフローリングに対策を!どんな対策があるか解説

猫と快適に暮らすためには、フローリングへの対策が重要です。
フローリングのまま猫と生活をするのは、猫にとっても良くありません。
この記事では、猫を飼う際のフローリング対策について解説します。 2025年02月07日作成

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フローリングを対策しないまま猫を飼うとどうなる?

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まずは、フローリングを対策しないまま猫を飼うとどうなるのかをご説明します。
特に賃貸住宅に住んでいる人は、チェックしておいたほうが良いでしょう。

猫が爪を研いだり粗相をしたり吐いたりして床が傷つく

猫は、本能的に爪をとぐ習性があります。
爪とぎ用のグッズがあっても床で爪を研ぐことがあることから、フローリングが傷だらけになることは避けられないでしょう。
また、猫がフローリングの上で粗相したり吐いたりした場合、フローリングの素材によっては水分や汚れが染み込み、シミやにおいが残る可能性があります。
特に木製のフローリングは水分に弱いため、早急な対処が必要です。
もしも掃除が間に合わないと、フローリングに水シミなどのダメージを受けてしまうでしょう。

猫が滑ってケガをするリスクが高まる

フローリングはツルツルと滑りやすい素材のため、猫が走り回る時に滑ってしまうことがあります。
特にシニア猫や運動能力の低い猫にとっては、関節や骨への負担が増えて、怪我や関節炎の原因となることもあるでしょう。
子猫や元気な成猫であっても、急に方向を変えたりジャンプをしたりした際にバランスを崩してしまうことがあるため、安全性を考えるとフローリングの滑り対策は必須といえます。

フローリングの溝にゴミが溜まりやすくなる

フローリングの溝や継ぎ目に、猫の抜け毛やトイレの猫砂、爪とぎのカスが溜まることがあります。
フローリングの溝に入った汚れは掃除機やモップでは取り除きにくいため、衛生面が気になる人にとっては大きなストレスとなるでしょう。
また、溝に溜まったゴミが蓄積すると見た目も悪くなり、掃除に余計な時間がかかってしまいます。

どんなフローリングの対策がある?

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次に、フローリングで猫を飼う際にできる対策について解説します。
これらの対策をして、フローリングも猫も守ってあげることをおすすめします。

滑りにくい防水性のあるフロアマットやカーペットを敷く

フローリングを猫の爪から守るためには、滑りにくい防水性や撥水性に優れたフロアマットやカーペットを敷くのが効果的です。
フロアマットやカーペットを敷くことで、猫が粗相や吐いた場合でも床へのダメージを最小限に抑えることが期待できます。
また、滑り止め効果のある素材を選べば、猫が走り回っても転びにくくなるでしょう。
ペット専用のマットは汚れを拭き取りやすい設計になっていることから、清潔さを保つのも簡単です。

滑り止めワックスを活用する

滑りやすいフローリングの表面を改善するために、ペット用の滑り止めワックスを塗るのもおすすめです。
滑り止めワックスは猫の肉球に優しい成分で作られており、床のツヤを保ちながら滑りにくくしてくれます。
ワックスの効果は一定期間持続するため、定期的に塗り直すことで安全な環境を維持できます。

フローリング保護シートを貼る

猫がフローリングの特定の場所で爪をとぐ癖がある場合は、その部分に透明なフローリング保護シートを貼ることにより、フローリングが傷つくことを予防できるでしょう。
フローリング保護シートは透明であるため、見た目を損ねることなく、傷や汚れから床を守ることが可能です。
また、取り外しが簡単なタイプが多く、引越し時や模様替えの際にも便利です。

クッションフロアを敷く

フローリング全体の保護を目的として、クッションフロアを敷くのも効果的な方法です。
クッションフロアは柔らかい素材でできており、猫が走り回っても滑りにくいだけでなく、転倒した場合の衝撃も和らげてくれます。
また、防水性が高く掃除もしやすいため、猫の粗相や吐き戻しにも対応しやすい点がメリットとして挙げられるでしょう。
デメリットとしては、猫の爪がクッションフロアに食い込んでしまい、黒い小さな汚れが目立つようになってしまう点でしょう。

フローリングの溝を埋めるグッズを使用する

フローリングの溝にゴミが溜まるのを防ぐためには、溝を埋める専用のグッズやシール材を使用するのもひとつの手段です。
フローリングの溝を埋めることで掃除の手間を減らして、清潔な状態を維持できます。
特に、フローリング全体をリフォームするのは難しい場合に、部分的な対策として効果的です。

猫の爪切りをする

フローリング対策と併せて、猫の爪切りを定期的に行うことも大切です。
こまめに猫の爪切りをして、フローリングでの爪とぎを減らすよう心がけましょう。
また、部屋のさまざまな場所に爪とぎグッズを設置するのも効果的です。

おすすめの猫用カーペット4選

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フローリングと猫を守るためにもっとも簡単な対策は、カーペットを敷くことです。
最後に、おすすめの猫用カーペットをご紹介します。

おすすめの猫用カーペット4選(1)ペットに優しいカーペット

短毛のカットパイル生地を使用した、ペット用のカーペットです。
猫の爪が引っかかりにくいため、走り回っても安全でしょう。
また、フリーカットタイプでどんな部屋にも敷くことができます。


ペットに優しいカーペット

おすすめの猫用カーペット4選(2)お昼寝ねこラグ

猫が寝っ転がっているデザインが可愛らしい、ラグです。
猫が滑りやすそうな部分に敷いてあげることで、滑るなどの事故を未然に防ぐことができるでしょう。
フランネル生地で、寝心地も抜群です。


お昼寝ねこラグ

おすすめの猫用カーペット4選(3)タイルカーペット

50cm×50cmの、タイルカーペットです。
タイルカーペットであれば、さまざまなタイプの部屋に敷くことができるでしょう。
また、汚れた部分だけ取り外して洗えるのも、嬉しいポイントです。


タイルカーペット

おすすめの猫用カーペット4選(4)爪が引っかかりにくいカーペット

国産の、猫の爪が引っかかりにくいカーペットです。
フリーカットなので、いろいろなタイプの部屋に敷くことができます。
淡く優しい色合いが多く、部屋の雰囲気も明るくなるでしょう。


爪が引っかかりにくいカーペット

猫のためにもフローリング対策をしよう

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猫とフローリングで快適に暮らすためには、適切な対策が欠かせません。
滑り止めや防水性のあるカーペットや滑り止めワックス、保護シートなどを活用することで、猫の安全とフローリングの保護ができます。
さらに、定期的な猫の爪切りや爪とぎグッズの設置も効果的です。
フローリング対策をしっかりと行い、猫との生活をより快適で安心なものにしましょう。

参考サイト

こだわり安眠(参照日:2024-12-16)
https://item.rakuten.co.jp/futon/e6-oneslife/

Store Pocket(参照日:2024-12-16)
https://item.rakuten.co.jp/auc-storepocket/1117501/

bungudo(参照日:2024-12-16)
https://item.rakuten.co.jp/bungudo/7147269-20/

iCON(参照日:2024-12-16)
https://item.rakuten.co.jp/auc-icon/cutpile-6/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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