猫にストレスがかからない首輪選び方を紹介！おすすめの猫の首輪5選

まず最初に気にしないといけないのが首輪のサイズです。首輪がきつすぎると猫が息苦しく感じてパニックになったり、食い込んだ部分がこすれて皮膚炎や脱毛に繋がったりする恐れがあります。逆に、ゆるすぎても家具などの突起物に首輪が引っかかる可能性があり危険です。

猫の首にぴったりなサイズの目安は「猫の首回りの長さ＋4cm」ほど、もしくは猫と首輪の隙間に「指が2本入るくらい」です。長毛種の場合は、さらにゆとりを持たせて指3本程度が目安です。

サイズを測る際はメジャーを使いましょう。猫がメジャーを嫌がる場合はタコ糸やリボンなど伸縮性のない紐状の物を使って計測することもできます。ちなみに、子猫の首輪を選ぶ場合は、成長に合わせてサイズ調整できる商品を選ぶのがおすすめです。

首輪をつけた猫が高い場所に登ると、木の枝に首輪が引っかかり首吊り状態になる危険性があります。そのような危険を避けるため、特に活発な猫には、強い力で引っ張ると外れるセーフティー機能の付いた首輪を選んであげましょう。
強い力がかかると伸びて脱げやすい、柔らかな素材を使ったシュシュタイプもおすすめです。

可愛らしいデザインが多い猫の首輪ですが、アクセサリーがたくさんついたものは避けた方がよいでしょう。

首が動かしにくくなったり、重すぎることで猫のストレスに繋がったりします。首輪の飾りは、ワンポイントでアクセサリーがついたタイプや、幅が細めのものがおすすめです。鈴付きの首輪は猫の居場所が分かりやすくなるので便利です。

しかし、猫は人間の4〜5倍ほど聴力が優れているので、常に首元で鈴の音が鳴ると猫にとってストレスになるかもしれません。また、鈴のぶん首輪が重くなり体に負担がかかることもあります。首輪の総重量は、10g以下を目安にするとよいでしょう。

実店舗で確認できる場合は、自分の耳の近くで鈴を鳴らしてみて、うるさいと感じるものは避けましょう。鈴の大きさは12mm程度に小さいものだと安心です。

二重リングなど、鈴が外れにくい金具を使っていれば、鈴が外れて誤飲してしまうのを避けることができるので、こちらもチェックしてみてください。

音の大きさや首輪の重さ、サイズに着目して選び、猫が嫌がるときは無理してつけないことが大切です。

万が一、飼い猫が脱走して迷子になってしまったときに備えて、迷子札付きの首輪を選ぶのもおすすめです。

迷子札には飼い主の名前や電話番号を書き込めるので、発見されてから飼い主まで情報が届く時間が短縮できる可能性があります。迷子札に記入した文字は消えていないか、見えにくくなっていないか、定期的にチェックするようにしましょう。

猫によっては、首輪の素材が肌に合わず毛が抜けてしまったり、炎症を起こしたりしてしまうこともあります。首輪の素材を選ぶときには、硬すぎず、猫の被毛が絡まりにくいものを選びましょう。

セーフティーバックルや鈴がついた定番タイプの首輪です。チャーム部分は迷子札にもなっており、裏側に名前と電話番号を記載できます。金魚の他に、小花や手鞠などのデザインもあるので、多頭飼いの場合、柄違いで購入しても可愛いです。

真田紐を使用した猫用首輪です。一つずつ手作りされた和風テイストのかっこいいデザインです。真田紐とは、茶道具の桐箱の紐、刀の下げ紐、鎧兜着用時の紐などに使用される織物の紐で、戦国武将・真田幸村も使っていたと言われています。

首輪デザイナーが設計したこだわりのハンドメイドの猫用首輪です。肌や被毛に負担を与えることがないよう、柔らかい布を採用しています。和風の唐草模様が、かわいくておしゃれなのがポイントでしょう。

名前や連絡先の入った迷子札付きの日本製オーダーメイド首輪です。首輪の表面は牛革使用で高級感がありますが、重さは8gと軽量なので、猫の負担にもなりにくいのが嬉しいポイントです。サイズ展開が豊富なうえ、セーフティーバックル付きで安心です。

足跡の柄がかわいい猫用の首輪です。反射素材を使用しているので、夜道でも光が当たれば反射して居場所を知らせてくれます。鈴と猫の顔のバックルもかわいいポイントです。

首輪は必須ではないものの、万が一の事態の際に猫の安全を守ってくれる大切なアイテムです。今回ご紹介した商品の他にも、GPS機能付きのものや、ノミ取り機能の付いたものも販売されています。どんな首輪を選ぶにしろ、愛猫の首のサイズをしっかり測ったうえで購入するようにしましょう。